カテゴリ:四電( 3 )

 

未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 8「株主提案へ 参加のお願い」


「未来を考える脱原発四電株主会」は

いわゆる総会屋とは違い、

しごく真面目に四電の将来施策を提案する

まっとうな株主会である。


活動をご紹介しよう。


・・


株主提案への参加のお願い

2018年度四国電力第94回定時株主総会に向けて

未来を考える脱原発四電株主会

b0242956_21321518.jpg

b0242956_22094555.jpg
b0242956_22143959.jpg
b0242956_22250042.jpg
b0242956_22312945.jpg
b0242956_22315232.jpg
b0242956_22442656.jpg
b0242956_22322939.jpg


四電株価の動向


311

3200円の株価が311前でも低迷。下落傾向であった。

原発のような重厚長大産業は既に小回りが利かず、株価の上昇は期待出来なかった。


311で下落。持ち直したかに見えたが、一時705円まで下落。

以後、持ち直しの気配はない。

b0242956_21210922.jpg

b0242956_21212324.jpg


昨年の1213

広島高裁が伊方原発3号機を差し止め。

即刻、株価が急落。


10日後までじりじりと下げ。

今日10日にやっと1315円。


・・


伊方原発は

絶えず、破滅リスクと訴訟リスクを背負う。

これほどリスクの大きい原発は

四電のためになるとは考えられないし、

まして、株主のためにならない。


四電は

1ヶ月に35億円の損、

1日で1億円の損と言う。


だとすると、

停止命令期間が8ヶ月とすると、

35*8=280億円の損となる。

これ、株主への損でもある。


・・


駄目なことは「だめ」と

四電の未来のために、

まっとうな株主提案をすることは

とても大切。


きちんと

株主総会で声を上げる。

株主の権利を正しく行使する。


ぜひ、

よろしければ、

株主提案に参加してみて下さい。





未来を考える脱原発四電株主会のHP




注) 個人の感想です。

当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 7「公開質問書(7)」

http://lituum.exblog.jp/27965015/ 

6 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 6 「公開質問状」

http://lituum.exblog.jp/26421839/

5 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 5 「公開質問状」

http://lituum.exblog.jp/25044271/

4 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 4

http://lituum.exblog.jp/23538151/

3 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 3

http://lituum.exblog.jp/22849911/

2 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介2

http://lituum.exblog.jp/19721025/

1 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介1

http://lituum.exblog.jp/19721025/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  by setonokaze | 2018-01-10 22:47 | 四電

未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 7「公開質問書(7)」


「未来を考える脱原発四電株主会」は

いわゆる総会屋とは違い、

しごく真面目に四電の将来施策を提案する

まっとうな株主会である。


今日は、

会の活動をご紹介しよう。


・・


昨年の1213

広島高裁は伊方原発3号機の差し止めを認め、

2018930日までの運転を禁じた。

b0242956_20114921.jpg
Photo by C

高裁で全国初めて、

伊方原発裁判史上も初めてのことである。


四電は1ヶ月で35億円の損が出るとコメントした。

差し止め期間は定検期間を除き8ヶ月とすると、

損害額 合計280億円となる。


これ即株主への損害となる。

だから、原発をやめろと株主総会で提案してきた。

今度の株主総会は伊方原発停止中の開催となる。

さぞかし、大変もめる株主総会になるだろう。


まっとうな株主の提案を取り入れないのなら、

四電の明日はない。


・・


20171120

公開質問書(7)を出した。


質問1 原発の火山灰濃度100倍問題について

原子力規制委員会は2017年7月19日の会合で、原発の火山灰の影響評価について、評価に用いる火山灰濃度を従来の100倍規模に引き上げる基本方針を承認しました。現在、審査に合格している5原発8基で周辺の火山が大規模噴火して原発の外部電源が失われた場合、非常用ディーゼル発電機が使用不能になる可能性があり、最悪のケースでは原子炉が冷却出来なくなる恐れがあります。5原発(川内、玄海、美浜、大飯、伊方)はいずれも新基準を満たしていません。


さて、質問です。愛媛新聞(2017年9月19日付)によれば、当社は「非常用ディーゼル発電機2台ともの機能維持を求められていることは認識している。規制委の規制基準に関する議論の行方を注視しながら、対策を講じていきたい」とした、と記されていますが、3号機が停止している現在、直ちに対策を講じる考えはないのでしょうか。

「議論の行方を注視しながら」とはどのような意味なのか具体的にお答えください。


質問2 伊方テロ対処施設について

四国新聞(2017年10月5日付)によれば、航空機を衝突させるなどテロを受けた場合に備えた伊方3号機の「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の設置が原子力規制委員会から許可を得た、と記されています。同施設については、当社の『よんでんグループアニュアルレポート』にも新規制基準に設置が要求されている、と記されています。とはいえ、2016年版では「2019年度完成予定」とあり、2017年版では「2020年度完成予定」とあります。


さて、質問です。このような重要な施設の設置予定が何故遅れるのか、その理由、設置場所、設置経費も併せてお答え下さい。


質問3 伊方の退避用エアドームについて

新聞報道(四国新聞2017年10月25日付、朝日新聞香川版2017年10月28日付)によれば、当社は伊方町の避難拠点3か所に、放射性物質防護機能を備えた仮設型の設備「クリーンエアドーム」を来年(2018年)3月から順次、計8基を配備すると記されています。1基当たり30人~90人収容で、1週間滞在可能。総設置費は計2億円。


さて、質問です。玉川宏一原子力本部長は「町や県と相談しながら、避難計画の充実のために何か提供できないかと考えた」と言われています。が、事故時には約5000人が孤立すると懸念される佐田岬半島西側にたかだか8基の設置で、どのような効果があるのでしょうか。「気休め」ではない具体的効果についてお答え下さい。


質問4 基幹電源(ベースロード電源)について

当社は、伊方原子力発電所を「四国における安定的かつ低廉な電力供給を支える基幹電源として、安全・安定運転を継続してまいります」(『よんでんグループアニュアルレポート2017』)と明言しています。しかし、上記1~3の質問にあるように伊方原発稼働には多額の経費が必要です。さらに2号機については佐伯社長自ら「再稼働するには、耐震対策などかなりの工事費がかかる」と述べ、慎重に考慮する姿勢を示しています(四国新聞2017年8月1日付)。1号機の廃炉には40年、費用は407億円を見込んでいると言います(四国新聞2017年6月29日付)。


さて、質問です。このような膨大な経費のかかる原発を当社はなぜ、基幹電源と明言されるのか。当社が考える基幹電源の定義とその根拠を具体的にお答え下さい。


質問5 コーポレートガバナンスについて

当社の「コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方」の5に「株主・投資家との建設的な対話に努めます」とあります。同じく「開かれた経営の実践」に「直接対話による相互理解を重視し、経営層やIR担当部署による国内・海外の投資家の皆さまとの個別面談を積極的に実施しています」とあります(『よんでんグループアニュアルレポート2017』)。当社の「よんでんコーポレートガバナンス基本方針」の第14条にも「当社は、株主・投資家との建設的な対話を促進するための体制や取り組み方針を定め、その方針に基づき、取締役による直接的・積極的な対話をはじめとする諸活動を通じて」云々と記されています。


さて、質問です。上記の「対話」や「個別面談」は何回実施されたのでしょうか。また、「建設的な対話を促進するための体制や取り組み方針」はどのようなものでしょうか。具体的にお答え下さい。明文化されているなら、その文書をご教示下さい。



20171219日(火)までに文章にて本会事務局にご回答下さい。


・・・・・・・・・・・


ごく、

まっとうな株主が会を作り、

ささやかながら、数が全ての株主会で

まっとうな声を上げている。


しかも、

この会の指摘は的を得ている。

四電が近視眼になり、施策を間違えていると指摘しているのだ。


【考察】


質問1 原発の火山灰濃度100倍問題について

この質問書は広島高裁命令で伊方原発3号機が差し止められる前のもの。

大規模噴火の恐れで「立地不適当」とされた。

株主会の指摘の通りとなった。

非常用ディーゼル発電機は2台常備が要求されている。

ということは、

最低でも2台であるから3台以上装備しないと、条件を満たせない。

規制基準の最低の基準しか四電はしない。

過剰投資だと考えているのだ。

それを運転しながらフイルターを取替えられるので問題ないと。

安全第一にはお題目だけ。

万事がこの調子だ。


質問2 伊方テロ対策施設について

北のロケットは「火星15」だけでない。

「ノドン」ならすっぽり日本を狙う。

b0242956_20194603.jpg

GPS誘導ならかなりの精度で原発を狙える。

原子炉に命中しなくても、燃料プールに直撃を受ければアウト。


政府の被害試算がある。

b0242956_20210855.jpg

図(原発攻撃被害予測政府 朝日新聞)

シナリオ2 格納容器破壊で、最悪急性死亡が最大1万8000人。

シナリオ3 原子炉破壊は最悪のシナリオだが、

被害試算は公表されていない。

Jアラートを派手に鳴らし、

頭を抱える訓練を今後都市部でもやると言うが、

いかに無策なことか。


質問3 伊方の退避用エアドームについて

キャンプするようなお手軽さが、

四電の避難計画に対する考えが透けて見える。

指摘するように「気休め」でしかない。

b0242956_20392143.jpg

住民の避難とは有効な避難計画。

深層防護の第5層のことだ。

米国だと、

深層防護の第5層がない、伊方原発3号機は稼働出来ない。

米国で稼働できない伊方原発3号機をなぜこの国で稼働させるのか?


それは、

この国の「新規制基準」が「世界最低レベルの基準」だからだ。

米国では規制基準にあるのに、

日本では規制基準にない。

自治体に丸投げ。

で、四電は当社のあずかり知らぬ事。

お手伝いで「エアードーム」を設営致します。なのか。


こんな

いいかげんなことで、伊方原発3号機を稼働すれば、

4080年に1F1のような過酷事故が起こると危惧だ。

F1のような事故を四電が起こせば、

四電は消滅。


質問4 基幹電源(ベースロード電源)について

伊方原発は1号機を廃炉と決めた時点で、

ベースロード電源として成り立たない。

3基で廻してはじめて安定的に電気を送れる。


PWRは約1年に1回2〜3ヶ月定検になる。

その間、発電出来ない。

3基で1セットでのローテーションだ。

それが出来ない伊方原発は値打ちがない。

伊方原発はやめるしかない。


まして、2号機を稼働させるとなると、

費用もさることながら、

3号機以上に訴訟リスクと破滅リスクがついて廻る。

2号機を稼働させるメリットはない。


質問5 コーポレートガバナンスについて

四電は株式会社なのだから、

株主を大切にしなければ、成り立たない。


株主の利益を最大にするのが経営陣の責務だ。

お題目だけ唱えるのならまやかしだ。

株主に対する背任行為となる。




これらのことを

充分認識してのこの「公開質問書」。


回答期限は

20171219日(火)

b0242956_20252777.jpg

b0242956_20254773.jpg


未来を考える脱原発四電株主会のHP



注) 個人の感想です。

当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 6 「公開質問状」

http://lituum.exblog.jp/26421839/

5 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 5 「公開質問状

http://lituum.exblog.jp/25044271/

4 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 4

http://lituum.exblog.jp/23538151/

3 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 3

http://lituum.exblog.jp/22849911/

2 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介2

http://lituum.exblog.jp/19721025/

1 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介1

http://lituum.exblog.jp/19721025/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  by setonokaze | 2018-01-04 21:09 | 四電

伊方原発3号機 起動直前に1次冷却水ポンプ漏れ事故 /考察Ⅱ このポンプ欠陥品 /DDCS


考察Ⅰでは
TVで流れた四電の説明をもとにその原因と問題点を考察した。
b0242956_17504694.jpg

NHKTVに流れた四電の説明。

考察Ⅱでは問題のOリングの謎に迫ってみた。

Ⅰ. DDCS

同じ1次冷却水ポンプシール水漏れ事例を見つけた。             参照2
2005年美浜原発1号機で同様のポンプが漏れ事故があった。
ひょっとして、
伊方原発と共通原因があるのではないか?

伊方3号機の1次冷却水ポンプシール水漏れ事故の             参照1
軸シールはOリングではなく、
美浜原発1号機と同じDDCSでないか?

調べて見た。

・ ・・


 軸シール

b0242956_6592642.jpg 図10 伊方3号機はOリング
 (四電HPより) 







b0242956_711457.jpg 図11 美浜1号機はDDCS
 (関電HPより)
















伊方原発3号機は軸封にOリングを使う。
美浜原発1号機は軸封にDDCSを使う。
同じ、三菱重工製。

伊方3号機は美浜1号機より約24年新しい。
とすると、
三菱重工は軸封にDDCSは使わずに、
伊方原発3号機用にOリングのみ軸封を新たに設計したことになる。

Oリングのみの軸封がDDCSより優れているとしたら、
美浜1号機の2009年改修時、新しい方式のOリングのみ軸封をなぜ採用しなかったのか?                                     参照5
謎だ。

伊方3号機がOリングではなく、DDCSを使っていれば辻褄が合う。

・ ・・

美浜1号機の事故解析から、                        参照3
原因は第3シールのシール摩耗粉とされた。
そして、第3シールの歯を1枚から2枚に増やし、その隙間に純水を別途供給し、摩耗粉が第3シール、DDCS(軸封)に噛み込まないように、
関電は改修をした。                            参照4
b0242956_8495161.jpg

図9 美浜1号機1次冷却材ポンプ軸シール部変更概要 関電HPより


伊方3号機は
DDCSはなく、直接Oリングが軸に接する。
しかも、第3シールの歯は1枚。
これでは、第3シールの歯から生じる摩耗粉はシールの歯にも
Oリングにも噛み込むことになる。

このことから、
四電は、第3シールの歯数を2歯とし、その隙間に純水を別途供給し、
摩耗粉が第3シール、Oリングに噛み込まないように改修しなければならなかった。

伊方3号機はこの改修がされていない欠陥ポンプ。               参照5
伊方3号機は1次冷却水ポンプ漏れを再発する。


Ⅱ. 推論 

b0242956_7202769.jpg

図7 Oリング


公表されたOリング写真はDDCSの外周にあるOリング。
当然傷はない。                              参照1

伊方3号機は軸封にOリングは使っていない。

この事が、明るみに出ると、
伊方3号機は少なくとも、
改修工事が完了するまでは、稼働出来なくなる。

そこで、
DDCSをOリング(部)と称し、
異常なしと公表し,うにゃむにゃに(隠蔽)した。




以上が推論である。

もし、
このブログを この軸封を設計した方、整備した方がお読みなら、
貴方の所見をお聞きしたい。。。









注)個人の感想です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参照1
伊方原発3号機 起動直前に1次冷却水ポンプ漏れ事故 /考察Ⅰ
http://lituum.exblog.jp/26171923/
参照2
■ 美浜原発1号機1次冷却材ポンプシール水漏の事例考察

1. 美浜原発1号機と伊方原発3号機の比較
同じWH,三菱製。構造が似ている。

概要

b0242956_7254694.jpg

図1 美浜原発1号機と伊方原発3号機の比較

運転開始に23年の差があるが、この間、イケイケどんどんの時代。
しかも安全神話の時代。余り進化していない。
高浜3,4号機と伊方3号機は同型炉。

1次冷却ポンプの基本構造はほぼ同じだ。
美浜1号機は運転開始 35年での漏れ 事故。
伊方3号機は運転開始 24年での漏れ 事故。

ポンプ全体の交換はしていないだろうから、いずれも24年を超える。
だまし、だまし、使っているが正直なところだ。


美浜1号機の原因はDDCSという部品。
伊方3号機の原因だとするのはOリング。

伊方3号機ではDDCSという部品記述はない。
DDCSという部品は使っているのではないか?

美浜1号機では
第3シールで軸と接するのはDDCSと言う部品だ。
Oリングは直接軸と接しないのでOリング噛み込みは起こらない。
 

美浜1号機と伊方3号機は同じ三菱重工製。
伊方3号機が後発。
だとしたら、
伊方3号機は美浜1号機を改良した進化型と見るのが妥当。

詳細に考察してみよう。


2. 美浜原発1号機1次冷却材ポンプシール水漏れ
  
b0242956_7522776.jpg

図2 関電プレリリース2005.10.19

【 関電説明 】
2005年9月29日 19時08分
出力降下中「A-RCPスタンドパイプ」警報が発信。
格納容器テレビモニタにより確認したところ、A-1次冷却材ポンプのスラッシュガードから水(シール水)が漏れていることを確認。
19時57分(電気出力約20%)原子炉を手動停止した。

【 考察 】
b0242956_8152496.jpg

図3 美浜1号機1次ポンプ漏れ事故関電
イ.漏れたのはポンプの軸から、最初の警報は「A-RCPスタンドパイプ」の水位計の警報。
a.  スタンドパイプは分かりやすく言えば、病院の点滴装置。
減れば水が下がる。高低差を利用するので、送り込み水圧を一定に保てる。
b. 補給は手動のようだ。

ロ. 漏れたのは第3シール水 スプラッシュガードから漏れた。
. 第3シールは漏れないことが前提設計か、漏れても放射能を含まないシール水だから良いとしたかのどちらかだ。溢れに対して余裕がない。No.3シールリーク配管口とスラッシュガードの高低差がなさ過ぎるし、溜もない。
  ハ. 格納容器テレビモニタにより確認
a.問題を起こす個所だから、予めテレビモニタを設けていた。
b.だから、素早く漏れを確認出来た。
(テレビモニタが軸漏れを監視していた。伊方原発ではテレビモニタの記述はない。
テレビモニタは当然なければならない。映像を公表してほしい)

調査結果
b0242956_748441.jpg

図4 関電プレリリース美浜1ポンプモレ調査結果1
b0242956_7494260.jpg

図5 関電プレリリース美浜1ポンプモレ調査結果2

【 関電説明 】
No.3シールに異常はなかった。
DDCSも異常ない。
Oリング亀裂や変形は認められなかった。
シールリングスプリングのバネ力が約2割程度低下していた。
シールリングスプリングは昭和59年に取替えて以降、使用していた。

【 考察 】
イ.No.3シール
No.3シールに異常はなかった。が
漏れたのはこのシールから。
なぜシールが開いたのか。
ロ.DDCS
DDCSも異常ない。

ハ.Oリング
a.  Oリング亀裂や変形は認められなかった。
OリングはDDCSの裏にあり、単なるシールで、
軸との摺動はDDCS。
この構造だとOリングはまずやられない。
ニ.シールリングスプリング

b0242956_817143.jpg

図6 関電プレリリース美浜1ポンプモレ推定原因

a. シールリングスプリングのバネ力が約2割程度低下していた。
これが、問題。
b. バネを昭和59年から、21年間も替えていなかった。
b0242956_822029.jpg

図7 関電プレリリース美浜1ポンプモレ対策

バネは一般的に適正に設計されていれば、へたることはない。
そこが、コイルバネの優れた所だ。
c. まず、へたることがないバネが へたったのは何故か。
d. 設計時想定以上の振動が生じた。と推定するのが最も妥当だろう。
e. 普段からか、度々、異常な振動(チャタリング)が生じていたと考えれば、バネのへたりの説明はつく。
f. 第3シールは3箇あるシールの内で最も華奢なシール。
1kgゲージ圧以下での運転のように推測出る。
(スタンドパイプ使用から推測)
g. 異常な振動(チャタリング)については、後の推論で考察する。

参照3
■ 軸シール部改造工事
b0242956_833866.jpg

図8美浜1号機 1次冷却材ポンプ軸シール部改造工事

【 関電説明 】
シールの摺動面で発生した摩耗粉がシールの動きを阻害することを防止するため、No.3シール部に1次系純水を供給する。
シールリングとDDCSの接触面に摩耗粉が入り込むと
シールリングの上下方向の動きが鈍くなる。

【 考察 】
このpdf図は関電HPからなのだが、図を拾ったので、シール部をいつ変更したかは定かでない。
アドレスに
www.kepco.**/2010/03/18/**とあることから2010年3月18日作成と分かる。
b0242956_8372656.jpg

図9 美浜1号機1次冷却材ポンプ軸シール部変更概要 関電HPより

イ.シールリング
a. 大きく替えたのがシールリングの形状。
c. 1枚歯から2枚歯にした。
d. 歯と歯の間に1次系純水を送り込むことにした。
e. それで、摩耗粉がDDCSに入り込まなくした。
f. 2枚歯の方がシールの安定性はます。
g. 従って、チャタリングを起こし難い。
ロ.DDCS
a. ここに、DDCSがシールリングの上下方向の動きが鈍くなるとの記述がある。
b. DDCSに摩耗粉が入り込むと動きが悪くなる。
c. これは設計時想定していなかった。
d. 四電が Oリングが噛み込み動きが悪くなったと言うことと一致する。


参照4
■ 確認出来た関電の1次冷却材ポンプ軸シール部改造工事

関電HPのプレリリース等により確認出来たものだけ。

美浜1号機 改造2009年?(未確認)廃炉  運転開始1970年
美浜2号機   2009年          運転開始1972年 廃炉
美浜3号機   2010年          運転開始1976年

大飯1号機                運転開始1979年
大飯2号機   2009年          運転開始1979年
大飯3号機                運転開始1991年  
大飯4号機                運転開始1993年
               
高浜1号機   2009年  60年運転予定   運転開始1974年
高浜2号機   2009年  60年運転予定    運転開始1975年
高浜3号機    年不明DDCS改修済み     運転開始1985年
高浜4号機    年不明DDCS改修済み      運転開始1985年

以上の8基。
いずれも、前述の改造工事を行っている。
この事から、関電は同じ改修工事を該当原発で、概ね行ったと推察出来る。

参照5
■ 伊方3号機との関連
同じ三菱製だから、構造は極めて類似。

美浜1号機の運転開始は 1970年11月
伊方3号機の運転開始は 1994年 3月

美浜1号機の1次冷却材ポンプシール改修は     2009年?
伊方3号機の1次冷却水ポンプシール水漏れ事故は  2016年。

2009年、2010年に関電は相次いで、シール改修工事を行っている。

四電は現在、改修は行わず伊方3号機を稼働している。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2016.10.8 加筆

  by setonokaze | 2016-10-07 09:49 | 四電

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE