除染廃棄物の袋流出防げず / こちら特報部 東京新聞
ちょい遅れだが、重要な情報源。
【要約】
台風19号の大雨の影響で10月22日までに、F1事故の除染で出た(核)廃棄物を入れた「フレコンバック」が仮置場4ヶ所から計54袋も河川に流出したことが確認された。
東京新聞19年10月22日
■2015年に前例 教訓は?
「前例があるのに教訓が生かされていない」
■流出
飯館村 1
田村市 20
二本松 15
川内村 18
計 54
■糸長浩司日大特任教授
フレコンバックに入れて保管されているものは全体のごく一部で、
山の表土の除染は手付かずだ。試算すると、飯館村の山の表土を
深さ5cmで削り取ると約860万袋にもなる。
・・
東電の主張は、
F1から飛散した放射性物質は「無主物」である。
東電の所有物ではない。雨風と同じだ。
福島地裁遠藤東路裁判長 10月15日判決
「原発から飛散した放射性物質はすでに土と同化しているため、
東京電力の管理下にはなく、むしろ、農家が所有しているといえる。
故に、東京電力に放射性物質を取り除くよう請求することはできない」
F1から飛散した放射性物質は
すでに土と同化している ので「農家の所有物」である。
と言うのだ。
この理屈だと
既に飛散した放射性物質は「無主物」で、
「飛散した先の所有物」
では、
どうして、税金を使って「フレコンバック」に入れて
回収しているのでしょう?
あまりにも無責任。。
注1)個人の感想です
注2)F1は福島第一原発の略称。
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by setonokaze | 2019-10-26 23:14 | 東京新聞