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「原発事故の影響では…」被ばく裏付けなく争えず 避難時の体表面汚染「メーター振り切れた」 / こちら特報部 東京新聞 


ちょい遅れだが、重要な情報源。


【要約】


甲状腺がん

行政側が測定を怠った結果、被災者が泣き寝入りを強いられる状況が生じている。



             東京新聞19年8月5日

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裁判

「被ばくしたから、がんになった」と裁判で訴えようにも

「ひばくした」の裏付けを示せない。


菅野みずえさん

自宅は原発から北西27キロ

20162月。避難者向け健康診断で甲状腺の異常を指摘された。

F1で爆発があった20113月12日、浪江町にいた菅野さんは

自宅の外に出た際、ワゴン車に乗る防護服姿の男性を見た。

2人いる。助手席から叫び声が聞こえた。

「なんでこんな所にいる。頼む、逃げてくれ!」

「放射性物質が拡散している」

避難を始めたのは15日、3度目の爆発があった後だった。


がんと告げた医師は

「原発事故とは関係がない」と言い切ったという。


国の測定

甲状腺被曝の測定は30キロ圏外のみ。

調査数も1800人と少ない。


・・・

福島県の事故前マニュアル

事故前の想定通りに甲状腺被ばく測定が行われなかった。

まず、避難所などに集まった住民に「体表面汚染測定」を行う。

続いて、「除染」、「甲状腺測定」が予定されていた。


体表面汚染測定

GMサーベイメータ」を使う。「cpm」表示。

「体の汚染が13000cpmだと、甲状腺被ばくは多く見積もって

100ミリシーベルトになり得る」

この場合は除染後に詳しく甲状腺測定を行う手順になっていた。


事故直後

20113月13日、「13000cpmがたくさんいる」「手が回らない」

などの理由で県は手順を簡略化した。

甲状腺測定は省かれた。

対応内容を記録するルールも徹底されなかった。


菅野みずえさん

3月15日、測定会場に向かった。

頭や服、手を測ると、GMサーベイメータの針が振り切れた。

この機器の測定上限は10cpm。事故前の想定に従えば、甲状腺測定に進むはずの値だ。

しかし対応手順は簡略化され、「上着は脱いでビニール袋に」「一週間したら洗って」

と求められただけ。記録票も渡されなかった。


また津島か

「測定で針が振り切れた時、測り手から『また津島か』と言われた。

浪江町津島地区の人たちの多くが甲状腺測定を受けるべきだったのではないか。

測定を待つ列には幼児もいた。あの子らの被ばくはどうだったのか」






1)個人の感想です。

2F1は福島第一原発の略称。

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  by setonokaze | 2019-08-08 23:50 | 東京新聞

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