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規制委「宣告」本気度は テロ対策未完なら原発停止 /  東京新聞 


ちょい遅れだが、重要な情報源。

【要約】

テロ対策の施設が未完成ならば、その時点で原発の運転を停止させる。
5原発19基が運転停止となる公算だ。
果たして今回の「停止宣言」の本気度は。

              東京新聞19年5月10日
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規制委「宣告」本気度は テロ対策未完なら原発停止 /  東京新聞 _b0242956_00583063.jpg



4月24日の原子力規制委員会
「特定重大事故等対策施設(特重施設)」の完成期限の延長を認めない方針で一致した。

■伴信彦委員
「彼らの説明は(工事について)『やってみたら大変でした』、
それを状況の変化というが、そうは思わない」

■石渡明委員
「5年という期間の間自然災害などで工事が著しく遅れることはなかった」

■更田豊志委員長
「期限が来た時点で基準不適合状態。その後の運転を見過ごすことは、到底許容出来ない」

関電岩根茂樹社長
「どのような代替措置が取れるかも含め、丁寧に説明していきたい」
「(規制委の方針は)直接聞いた話ではなく、われわれの立場を丁寧に説明する」

九電
「早期完成に向けて引き続き最大限の努力を継続する」

・・・
規制委はどこまで本気なのか。

元原子炉設計技術者田中三彦氏
「電力会社の言いなりにならない、というパフォーマンスでは。
妥協せず方針を貫けるか、見通しはグレーだ」

規制委の前例
◯ 大飯原発3、4号機
当時、事故対応拠点施設整備などの基準を満たしていなかった。
が運転を認めた。

◯ 玄海原発3、4号機
緊急時対策所を免震から耐震に変更を認めた。

◯ 原発運転期間原則40年ルールの骨抜き
東海第2原発の20年延長を認め延長は4基となった。

・・・


原子力規制委員会はヘナチョコだ。
原子力推進委員会と言われる。

原発運転は30年だった。
それを40年とする時、
モナ大臣は例外はないやに胸を張った。
それがとんでもだ。

例外を忍び込ませる。
原子力ムラの常套手段。
それを許す政治風土がある。


『等』の字を入れる。
「重要免震棟等」と『等』が規則に忍び込ませてあったから、
『等』に「免震棟」を含むだろと論破された。
『等』は普通は同等以上でなければならない。


原子力ムラに常識は通用しない。





注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第一原発の略称。
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  by setonokaze | 2019-05-14 23:55 | 東京新聞

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