今日、ご紹介するのは東京新聞の記事。
ちょい遅れだが、重要な情報源
【 要約 】
「こちら特報部」が始まったのは、1968年。
その48回目の「誕生日」に報じたのは東日本大震災の発生だった。
F1「レベル7」事故。私たちは「あの日」に何かを学ぶことができたのか。
【後藤政志さん】
「ほとんど絶望的じゃあないか」
「スリーマイルの比じゃない。いつ原子炉の格納容器がぶっ壊れても、おかしくない」
「業界からはじかれてもいい。危機を伝えなければ」
東電と保安院の説明は難解。「専門家」たちの見立ては楽観的で、
1号機の爆発を伝える一報にも「爆破弁を作動させた可能性がある」とテレビで言い切った学者すらいた。
「原子力情報資料室」が
連日のように開いた会見で、「炉心溶融」の可能性を指摘した。
「大切なのは圧力容器に注水して燃料棒を冷やし続けることだ。今となっては、
それ以外はさまつな問題に過ぎない」と訴え続け、「こちら特報部はそのもようを報じた。
「一基でも格納容器が破壊されれば、原発には近づけず、他も冷却できなくなる。
爆発が連鎖し、東日本は壊滅する」最悪のシナリオを回避できるかは「五分五分」だった。
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◯脱原発のうねりたしかに
後藤さんが原発を「決定的にだめだ」と
考えるようになったのは、2007年新潟中越沖地震だった。
柏崎刈羽原発で想定を2.5倍上回る揺れを観測し、変圧器火災や約3000のトラブルが続発した。
「*たまたま炉心溶融を起こさなかっただけだ」
半世紀の間に計5基が過酷事故を起こした。
「いずれまた起きる」
「原発はゾンビみたいにしぶといけど、息の根を止めるまで死ねない」
東京新聞18年1月15日
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311はひどかった。
いまだに、何も解決していない。
お上に解決する気がさらさらないからだ。
今も、原子力緊急事態発令中なのに、オリンピックに浮かれている。
311に何を学んだというのか?
注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第一原発の略称。
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-8 被爆死最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究 反対運動恐れ公表せず/ 東京新聞
0 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。http://lituum.exblog.jp/17909501
1. 東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。
2. ラッセル・アインシュタイン宣言 一考察(原発の恐ろしさを思い知る。)http://lituum.exblog.jp/19980944/3.「科学者よ、声をあげよ」訴える故放射線専門家の妻
7. アメリカ合衆国原子力規制委員会元委員長 原発産業は "GoingAway"
9. 小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細
13. チェルノブイリから福島へ ノーベル文学賞・アレクシェービッチさんのメッセージ全文 /
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