人気ブログランキング | 話題のタグを見る

高レベル放射性廃棄物の最終処分 核ごみシンポ住民反発 持ち込み拒否条例ある北海道/東京新聞 

今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

高レベル放射性廃棄物の最終処分に関するシンポを札幌で開催した。
北海道には核のゴミの持ち込みを「受け入れがたい」とする条例があり、
参加した住民からは「シンポ開催は混乱を招く」などと激しく反発する意見が相次いだ。

政府は5月から全国7都市でシンポを開いてきたが
住民の反対で予定した内容の変更や時間延長などの混乱が起きたのは
札幌が始めて。

住民からは
「自治体が断っても、国は諦めないのでは」
「信頼のない政府には従わず、自分たちで考えたい」

経産省資源エネルギー庁多田電力・ガス事業部長は
「国が条例の存在を無視することはないが、
全国で同じこと(条例制定)が起きたら、その瞬間に選定プロセスは止まる」
と懸念を表明。

・・・・・・・・・・・・

安倍政権は
小泉元総理に
「原発はトイレのないマンション」
と言われたのがショックだったのだ。

国が決めると
イジで始めたのが、最終処分場の選定だ。

まずの手始めが、
告知。
全国主要都市で開催している。
一般には知らせない。

次に
指定候補地を指名するつもりだ。

その時
自治体がよほどの覚悟で臨まなければ、
拒否できないない。

国は、
やろうと思えば、いつでも
土地の強制収容が出来る。

ダムの例が
分かりよい。
どんな、反対があろうが、
土地の強制収容命令が、裁判所で認められば、
逆らう術はない。

裁判で
有効なのが、北海道には核のゴミの持ち込みを
「受け入れがたい」とする条例                       参照1
(正式名:北海道における特定放射性廃棄物に関する条例 )

だから、
「全国で同じこと(条例制定)が起きたら、その瞬間に選定プロセスは止まる」


でもね、
北海道のこの条例。
ちょいと弱点がある。
「*特定放射性廃棄物の持込みは特定放射性廃棄物の
持込みは慎重に対処すべきであり、受け入れ難いことを宣言する。」

受け入れ難いは
「絶対に受け入れない」ではない。
受け入れることも出来る。

「*慎重に対処すべき*」
も、
慎重に考慮した結果、「受け入れる」
とすることも出来る。

きっちり、
原子力ムラに骨をぬかれているね。
裁判に負けるだろうね。

幌別核のゴミ埋設 研究施設も既にあるしね。               参照2

今からでも遅くない。
条例をきっちり強化しておくことを
お勧めする。。








注1)個人の感想です
注2)F1とは福島第一原発の略称。
引用1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
              東京新聞2015年6月21日
高レベル放射性廃棄物の最終処分 核ごみシンポ住民反発 持ち込み拒否条例ある北海道/東京新聞 _b0242956_235738.jpg

お気に入りましたら、購読のほどよろしくと、勝手に
東京新聞の購読申込をUPしておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/  
1からデジタル版も2ヶ月無料お試しも始まりました。
http://digital.tokyo-np.jp/pr/
参照1  北海道における特定放射性廃棄物に関する条例
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/horonobe/data/zyourei.htm

北海道は、豊かで優れた自然環境に恵まれた地域であり、この自然の恵みの下に、北国らしい生活を営み、個性ある文化を育んできた。
一方、発電用原子炉の運転に伴って生じた使用済燃料の再処理後に生ずる特定放射性廃棄物は、長期間にわたり人間環境から隔離する必要がある。現時点では、その処分方法の信頼性向上に積極的に取り組んでいるが、処分方法が十分確立されておらず、その試験研究の一層の推進が求められており、その処分方法の試験研究を進める必要がある。

 私たちは、健康で文化的な生活を営むため、現在と将来の世代が共有する限りある環境を、将来に引き継ぐ責務を有しており、こうした状況の下では、特定放射性廃棄物の持込みは慎重に対処すべきであり、受け入れ難いことを宣言する。
   附 則
 この条例は、公布の日から施行する。
 (なお、公布の日は平成12年10月24日)
参照2 北海道幌延 核のごみ埋設 研究施設公開 「万年保管」疑念 / 東京新聞   http://lituum.exblog.jp/22887799/
当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

飯館村

A 進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
B山菜 高濃度セシウム 飯館村の山除染手つかず 住民「元の暮らしに戻れぬ」/東京新聞  http://lituum.exblog.jp/24598050/
C 飯館村 村民ADR申し立て 東電 目立つ和解拒否 怒る2837人 訴え最大級 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/23795518/
D 田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23630858/
E平均7ミリシーベルト県発表の倍 京大助教チーム調査 /こちら特報部 東京新聞 「飯館村に入った」http://lituum.exblog.jp/22670590/
F 「心配ないとは何だったのか」 飯館村 初期被ばく追う /こちら特報部 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22654068/
G 飯館に住み続ける 老老介護 被爆しても「こうするしか」 /奪われた暮らし 下 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22209022/
H 飯館村であの日、何が起きたのか 講演会 in高松 http://lituum.exblog.jp/18456385/

・・・・・

-6 東電の罪を問う 瀬戸の風
 http://lituum.exblog.jp/18898290/
-5 東京湾のセシュウム 5 /東京湾の放射能汚染の現状 海底の土 局所的に高濃度  東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23624514/
-4 ガレキの広域処理 http://lituum.exblog.jp/i4
-3 2022までに脱原発 ドイツの決断 現地からのレポート
http://lituum.exblog.jp/18025076/
-2 染みだした核のごみ ドイツは失敗したか5 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/22496486/
-1東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/

0 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。
http://lituum.exblog.jp/17909501
1.  東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。  
  http://lituum.exblog.jp/17764554/
2. ラッセル・アインシュタイン宣言  一考察(原発の恐ろしさを思い知る。)
http://lituum.exblog.jp/19980944/
3.「科学者よ、声をあげよ」訴える故放射線専門家の妻 http://lituum.exblog.jp/18471961/
4.メルトダウンしていた米国初の原発 
5. 上関原発,祝島に思う 
http://lituum.exblog.jp/18923860 
6.原発はもう無理 GEの発言 原文も http://liuum.exblog.jp/18757169/
7. アメリカ合衆国原子力規制委員会元委員長 原発産業は "Going Away" 
href="http://lituum.exblog.jp/21285539/"4target="_blank">http://lituum.exblog.jp/21285539/
8.  トリチウム 染色体異常を起こす 39年前の記事
http://lituum.exblog.jp/21437678
9.  小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細  
http://lituum.exblog.jp/21410321/
10 スリーマイル島からフクシマへの伝言 
http://lituum.exblog.jp/19960375/
11 福1原発はベントになぜ失敗したか 2  ラプチャーデスク
http://lituum.exblog.jp/19279826/
12 米国最大の原子力発電会社元会長兼CEO「もうこれ以上、原子力発電を続けても良いことは無い」 フォーブズ
http://lituum.exblog.jp/21387047/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  by setonokaze | 2015-06-30 23:55 | 東京新聞

<< 被ばくの実態伝える 映画「福島... 155回目四電本社前再稼働反対... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE