理系な子に育てる3 みのむし
お散歩で、
持って帰ってきたのが
みのむし 3匹。
(いきなり、4才の子が解剖してとはね)
「うんいいよ、」
「今度、時間をかけて、解剖しようね」
「わかった」
それから1週間チョイ。
(解剖と言ったのだが、
みの虫は切っても、グッチャリだろうから、
ミノを切って裸にして綺麗な色紙のミノを作らせる事にした。)
はさみを用意してと、
はさみはお化粧用の小ハサミ。
ミノの出入り口を立てにハサミで切り、
出入り口を大きくしておく。
見本切りを孫の知恵ちゃんに見せてから、
知恵ちゃんもまねして、
「チョキチョキ」
お尻のところも、ようじが入るようにチョキチョキ。
ようじを丸い方を先にして、
コチョコチョつつく。
「知恵ちゃん
強くしすぎたらだめだよ。
みの虫さんは柔らかいから、やさしくね」
コチョコチョ、コチョコチョ。
やっとでました。
「うわぁ、でたよ。やったね」
知恵ちゃんは
勿論、はだかのみの虫を見るのは初めて。
「じいっ と見ている」
(これを観察というのだけどね)
ぶら下げてみた。
「しがみついているね〜」
「そろそろ風邪引くといけないから、お家に入れようか」
知恵ちゃんと、小さく色紙を裂いたのと毛糸をほぐしたのを
根気よく用意した。
(シュレッダーハサミで切れば、簡単らしいのだが、あえて、手で切り裂いた。
不揃いは小生が修正した)
「うまくミノをつくれるかな〜」
知恵ちゃんのお返事は
「うん」
「ないない」
ここにおいておくからね。
「うん」
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みの虫のミノ作りは6月以降がよいはず。
今は、季節はずれ。
この実験はうまくいかない可能性は大。
だが、
子どもが、興味を示したときが、チャンス。
手順をきっちりとして、やってみる事がポイント。
結果が
うまくいかないときも、
「寒いから、ダメだったんだよね」
「今度、暖かい時に、また捕まえてこようね」
と、
失敗もあたりまえと教える。
実際の実験は失敗の連続。
うまくいくとは限らないからだ。
知恵ちゃんは
次に何を持ち帰るのか楽しみである。
続きは多分、次の金曜日。。
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by setonokaze | 2015-02-13 08:59 | 理系な子に育てる