伊方原発 ヨウ素剤配布 原発事故時の備え 甘過ぎ / 東京新聞
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源。
【 要約 】
伊方原発 安定ヨウ素剤の2回目の事前配布が
2014年10月5日に伊方町内であった。
1回目と合わせて計2653人が受け取ったが、これは対象者の48.3%に過ぎない。
町民はヨウ素剤の効果よりも事故そのものを強く恐れているようだ。
事前配布の対象は5キロ圏内に住む3才以上の住民。
「ないよりはいいが、飲むような事態になったら大変だ。近所の人は、
事故になったら逃げられんと言っている。
(原発)はこのまま動かんでほしい」と声を潜めて語った。
5キロ圏外の町民はどうするのか?
担当者
「自家用車で避難してもらうのでヨウ素剤は必要ない。
自家用車に乗れない人は町がバスを用意する」
町保有のバスは25台。580人分しかない。
地滑り、道路の崩壊について聞くと、
「その集落も道は数本あるので孤立する集落はない」と言い切った。
旧伊方町誌には。。。
・・・・・・・・・・・・
ようするに、
ヨウ素剤の配布を受けることは
原発を受け入れることを
承諾したことにならぬかと、
心配している。
避難計画を一般法で
台風、洪水と同じ扱いにし、
地元自治体に丸投げの仕掛けを作っていた。
311まではそのことすら、
一般に、知られていなかった。
いや、知らそうとしなかったのだと思う。
だから、
いっぱい矛盾がある。
一つ一つ直していくしかない。
・・・・・・・・・・・・
ググってみると、
ヨウ素剤の決まりがあった。
ヨウ素剤は規制庁の指示だ。縦割だね。
【安定ヨウ素剤の配布・服用にあたって】
原子力規制庁原子力防災課 (平成25年10月9日修正)
http://www.nsr.go.jp/activity/bousai/iodine_tablet/data/youso_chihou.pdf
問題点を挙げてみよう。
A 配布の範囲。
PAZ 原子力災害対策 重点区域 原子力施設から概ね 5km を目安
UPZ 緊急時防護措置を準備する区域 原子力施設から概ね 30km を目安
事前配布の範囲 P9
PAZ内では、避難の際に速やかに安定ヨウ素剤を服用することか原則てある。 このため、安定ヨウ素剤を事前に各個人に配布する必要かある7。たたし、事前配布か可能な薬剤を用意てきない 3 歳未満の乳幼児や、服用不適切者には安定ヨウ素剤 を事前配布しない。
PAZ外であっても、EALの設定内容等に応じてPAZ内と同様に予防的な即 時避難を実施する可能性のある地域、避難の際に学校や公民館等の配布場所で安定ヨウ素剤を受け取ることか困難と想定される地域等において、地方公共団体か安定ヨウ素剤の事前配布を必要と判断する場合は、PAZ内と同様に、各個人への事前 配布を行うことか適当てある。
a 5キロ圏内だけ配る。
理屈では5キロで充分らしい。
F1の経験を生かすなら、30キロでも不足、50キロでしょうと思う。
最悪のシナリオ、大飯判決から言えば250キロだ。
配布範囲は狭い程、管理が楽というなら、本末転倒だ。
b 3 歳未満の乳幼児や、服用不適切者はどうするの?
捨て置くの?
粉末を注射水で希釈して云々の方法が、どこかに出てた。
B 事前配布にあたっては、添 付資料1の「安定ヨウ素剤の受領書の例」(以下
「受領書」という。)に記載のある 注意事項に留意し、原則として医師による
説明会を開催する必要かある。
a 説明会は開けばよい。
住民が来ようが来まいが関係ない。
開催した事実が残ればいいのだろう。
b 住民に周知する事項は大抵は、
自治会を通じて周知されることもある。
当日欠席なら、出向いて、周知する。
どうも、そういう周知はマズイみたいだ。
理由は後述する。
C 医者の処方
国や地方公共団体から特別な指示がない限り、複数回にわたり服用はしない
で下さい。 P32
国 内で承認・市販されている安定ヨウ素剤には丸剤と粉末剤
3 歳以上 13 歳未満は安定ヨウ素剤 1 丸を、13 歳以上は安定ヨウ素剤
2 丸を経口服用 1 丸中にヨウ化カリウムを 50 mg 含
a 渡されるのは1回分のみ。
数日分渡してもなんの問題もないと思う。
b 2回目以降は特別な指示が無い限り飲むなというから、
命をお上に預けるようなもんだね。
D 安定ヨウ素剤の受領票(例) P23
【確認事項】 P24
7.ヨウ素剤を飲まない場合の対応方法や予想される結果などについ
て説明を受け、理解しましたか。 □はい □いいえ
安定ヨウ素剤の服用に関する注意事項の説明を受け、副作用の可能性につい
ても 理解し、安定ヨウ素剤を受け取りました。また、受け取った安定ヨウ
素剤は、第三者に譲り渡さす、 不要となった場合には返却を行います。
署名
a ここに怖いチェックがあった。
ヨウ素剤を飲まない場合の対応方法や予想される結果などについ
て説明を受け、理解しましたか て
飲まなければ、後から甲状腺異常、がん等の影響が出ても、
自己責任ですよということでしょ。
クワバラ、クワバラだ。
b 署名
自筆の署名を求めている。
印と同じ効力がある。
この、署名の意味を知っているだろうか。。
E まとめ
a ヨウ素剤の服用に医師の処方を不要とすべきだ。
米ではドラッグストアで買えるという。
なぜ、医者の処方にこだわるのだろうか。
説明会で、事前に説明した。問診とった。では不足だ。
1人1人診察した上で、ヨウ素剤を処方するのが、医師法だ。
医師法では薬の処方は何年も前に出来るはずはない。
厳密に言えば、完全に医師法に違反だと思う。
実情に合わないなら、法を曲げるのではなく、医師法を変え、
医者の処方を不要にするべきだ。
b 50キロ以上にヨウ素剤は必要である。
F1から学べば当然だ。
放射性プルームは同円には広がらない。
SPEEDIによれば明らかだ。
なぜ、同心円にこだわるのか?
c 形ばかりの防災計画。
住民の為の防災計画ではない。
再稼働の為に防災計画が必要なだけだ。
防災計画があれば、それが、有効かどうかは問われない。
それが一番問題だ。
ヨウ素剤は機会があれば、単独の記事にまとめてみたいと思う。
注1)個人の感想です。
注2)福島第一原子力発電所のことを東電用語では1Fと称するが、
1Fは建築図面では1階のこと。
このブログではそのままF1と表します。
引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京新聞2014年10月8日

お気に入りましたら、購読のほどよろしくと、勝手に
東京新聞の購読申込をUPしておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/
8/1からデジタル版も2ヶ月無料お試しも始まりました。
http://digital.tokyo-np.jp/pr/
当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。
http://lituum.exblog.jp/17909501
B 東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。
http://lituum.exblog.jp/17764554/
・・・・・・・・・・・・・
-4 ラッセル・アインシュタイン宣言 一考察(原発の恐ろしさを思い知る。)
http://lituum.exblog.jp/19980944/
-3「科学者よ、声をあげよ」訴える故放射線専門家の妻 http://lituum.exblog.jp/18471961/
-2 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/
-1 上関原発,祝島に思う http://lituum.exblog.jp/18923860
0 2. 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。
http://lituum.exblog.jp/17909501
1. 東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。
http://lituum.exblog.jp/17764554/
2. 5. メルトダウンしていた米国初の原発 http://lituum.exblog.jp/19675969/
6. 原発はもう無理 GEの発言 原文も http://lituum.exblog.jp/18757169/
7. アメリカ合衆国原子力規制委員会元委員長 原発産業は "Going Away" href="http://lituum.exblog.jp/21285539/"4target="_blank">http://lituum.exblog.jp/21285539/
8. トリチウム 染色体異常を起こす 39年前の記事
http://lituum.exblog.jp/21437678
9. 小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細
http://lituum.exblog.jp/21410321/
10 スリーマイル島からフクシマへの伝言
http://lituum.exblog.jp/19960375/
11 福1原発はベントになぜ失敗したか 2 ラプチャーデスク
http://lituum.exblog.jp/19279826/
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【瀬戸の風 特選動画】
衝撃の瞬間「チェルノブイリ」 2/5
注)1分53秒まで。 後は画像、音声とも動きません。
by setonokaze | 2014-10-17 00:07 | 東京新聞

