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福1原発が爆発、その時、作業員は。。2 /プロメテウスの罠

今日ご紹介するのは
「福1原発が爆発、その時、作業員は。。1/プロメテウスの罠」
つづき。


1.逃げた作業員を連れ戻す男たち。
顔ぶれは違うが、彼らは2週間ほど毎日のようにやってきた。

2 ますみは「第一原発は人手が足りなくなっているんだ」
と感じた。

3 上司が来るとトイレに駆け込んで隠れる者もいた。
しかし避難していた作業員たちは次々と見つかり、戻っていった。

4 他の避難所でも、作業員が連れ戻された。

5 「携帯に出ないで隠れてたんだけど、j教師が避難所にきて見つかっちゃった。仕方ないからまた原発に行きますますわ」

6 「一緒に避難している子どもさんたちはどうすんの」と聞くと
「しかたない」と答えた。

7 作業員たちは避難所から原発に通った。仕事から帰ってくると、
みんなボロ雑巾のように横になった。



【考察】

A 1 原発の作業は、東電の社員が直接することは、まれだろう、電力では、現場作業は一般的に、グループ企業が、元請けになり、協力会社に投げる。
契約によっては、丸投げ禁止条項があるが、形式だけだ。
現場は、勝手の分かった作業員でなければ、手足まといになる。
だから、東電の要求に答えるためには、なりふりかまう訳には、いかない。
当時の、原発現場は、修羅場。               参照1
250mSv/年 は異常。
亡くなられた吉田所長の合計被曝線量は東電発表によれば、76ミリシーベルト。

B 2、3、4、5の状況。
爆発現場は、猫の手も借りたい状況。
しかも、素人は手足まとい。経験者、ベテランがほしい。
だから、上司が、血なまこで離散した作業者を探した。
なりふり、かまわない。
若者は、外すべきなのだが、そんな、手順書(マニュアル)は整備されていたはずは無い。
なにしろ、原発は安全で、人畜無害。放射能も出るはず無いことになっていたんだもんね。

C 「一緒に避難している子どもさんたちはどうすんの」 こんな、決断しなけらばならない原発は、たとえ、国策であろうが、存在すべきでないね。
原発は、なんのためにあるの? 原爆を2個も落とされた、この国で、核の平和利用をとして、鳴り物入りで、導入された。
この国は、平和になるはずであった。
F1事故が、明らかにしたのは、原発は人類に優しい者じゃないと言うこと。
油断すると、容赦なく、牙をむき、襲いかかる猛獣そのもの。
手がつけられないだけに、やっかいだ。

原発やめようよ。。






注)個人の感想です。
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参照1  
ICRPによる緊急時の累積線量限度  250mSv/年
一般的な放射線作業従事者の年間許容線量  50mSv/年
<原発作業員の被ばく線量> 原発で働く作業員の被ばく線量限度は、通常作業時が「5年間で100ミリシーベルトかつ年間で50ミリシーベルト」。事故などの緊急時は「年間100ミリシーベルト」としている。東京電力福島第一原発事故では、作業時間を確保するため特例として100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げたが、収束作業の進展に伴い、2011年12月から原則として通常時の基準に引き下げられた。一般人の年間被ばく線量限度は1ミリシーベルト(web)
引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
              朝日新聞2013年7月21日
福1原発が爆発、その時、作業員は。。2 /プロメテウスの罠_b0242956_23511373.jpg

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2.  やっぱり、福1原発は津波の前に壊れていた。
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1. 東電原発事故
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  by setonokaze | 2013-07-24 23:53 | プロメテウスの罠

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