福島第1原発5号機の配管強度不足? #genpatsu
F1の5,6号機はいつでも再稼働可能としている原発だ。
5,6号機は双葉町にある。
かろうじて、非常用ディーゼル発電機1台で難を逃れた原発。
だが、東電は再稼働させる気だ。
防潮堤の補修工事に精を出していると。
一方、5,6号機も危ういとのツイートも出ていた。
今回問題となったのは、配管の強度不足。
安全の目安値1.2から4.3倍の力がかかると言うのだ。
しかも、発表されたのは、重要機器の耐震性計算結果だけだ。
準重要機器等、危うい機器もあるだろうに。
それにしても、1.2は低すぎる。
原発の地震対策は、多度津(香川)にあった震動試験台に乗せて、試験したと言うが、
確か、家4軒分位しか乗せられなかったはず。
システム全体の実機耐震試験など無理。
だからこそ、安全率は充分に取る必要があるのだ。
安全率については、
先の当ブログ 日本の原発はなぜ不安全なのか。 1/20 に記載した。http://lituum.exblog.jp/page/2/
化学プラントの安全率は経験から4(一般的に)なのだが、
当然、重要機器については4以上でしょう。
まして、絶対安全が要求される原発では化学プラントと同様の安全率は
危なくて、とても、許容出来ない。
原子力関係では、何故か、安全率と言わない。
安全の目安という。
これでは、一般の人はわけ分からんだろう。
原発への送電鉄塔が倒壊したが、これも、安全率不足が原因。
備えあれば、憂いなし。とはほど遠い。
私の考えでは、今の原発はあまりに安全率が低すぎる。
引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝日新聞 2012年1月31日
by setonokaze | 2012-01-31 08:37