福島原発のゆくすえ  #原発

チェリノブイリでは「石棺」が老朽化していた。
まだ、爆発事故から26年にしかならないのに、既に、
コンクリートはひびが入り、ぼろぼろになりつつあると言う。
急ごしらえか、放射線の影響か。
いずれにしても、放射性物質を封じ込めるため、
新たなシェルターを作る。

今度のシェルターは100年たえるというが、
建設費に1620億円かかる。
福島第一1号機は約390億円、4号機の建設費が約800億円だから、如何に巨額か。

福1原発事故は、政府は既に終息した事にしているが、
屋根や、壁も爆発で吹き飛んでいる。鉄骨も曲がっているから、
使用済み燃料貯蔵プールも、原子炉もむき出しだ。

1号機だけが建屋カバーが出来ただけだ。
2号機は建屋はあるが、なかがめためた。
建屋内は5〜7.29万mSvでずばぬけて高い。
人は近づけない。ロボットがかろうじてだ。
3号機はガレキの除去中。
4号機もガレキの除去中だが、プールが壊れかけで、
プールの底を鉄柱で補強しているが、更なる地震で、
プールの水が抜けると、東京が終わると言われている。

事故の規模はチェリより小さいと言うが、
被害人口はチェリと同等か、多いだろうと言われる。
しかも4機同時に安全に解体、終息させなければならないから大変だ。
チェリノブイリでは原発の解体や、溶け出した燃料の取り出しに100年近くかかる。
福島はどれ位かかるか、予測も出来ないだろう。
どう考えても、チェリノブイリと同じ程度100年はかかるかもしれない。

今回の福島の原発事故、お上は、小さく、小さく福島だけの事と、
見せようとしているが、
この事故は、日本に於ける未曾有の原発事故なのだ。
この認識が、お上にあれば、事故対応がまっとうに出来ただろうと思うと無念だ。

チェリノブイリが未だに終息せず、
新たなシェルターを作ると言う今日のニュースは
福1原発の26年後の姿なのだろう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・

                  朝日新聞2012年4月27日
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  # by setonokaze | 2012-04-28 03:28

敦賀原発の活断層がやばい。 #原発 

昨日の朝日トップニュースはこのテーマだ。

原発の近くの活断層については、いつも問題にされて来たのだが、その都度、
活断層はない。
あっても、問題になる様なものでない。
活動していない。
活断層ではない。
等々の主張がまかり通っていた。

伊方原発などは、
近くに活断層があると認識していながら、建設ありきで、
なかった事にしてしまったやに。
しかも、伊方には、750ガルにしか耐えられない原発がある。
全国、だいたいこんな、危うい状況にもかかわらず、
雨後のタケノコの様に日本中に原発が作られた。

新聞の断層の断面図、平面図を見ると、そこらじゅうに断層があるではないか。
美浜原発も、もんじゅもやばい。
建設時には、ボーリング調査をしているから、政府、電力会社は承知の上での原発建設となる。
今となれば、無責任の極みと言われても仕方あるまい。

敦賀原発2号機は
1999年7月12日に一次冷却水喪失事故を起こしている。
再生熱交換器のL字型配管に亀裂が生じたのだ。
絶対に起こりえるはずのない事故だった。
バルブを締め、漏れを止める事が出来たのは14時間半後だったという。
メルトダウンになりかねない事故であったのは明らかだ。
93,96年にも一次冷却水漏れ事故を起こしている。
しかし、これらの事故からも、政府、原子力ムラは何も学ぼうとしなかった。

時事ドットコムは下記の様に報じている。
1. 大阪市の橋下徹市長は25日、「活断層があったのであれば、敦賀原発は廃炉にするのかどうなのかということになる」と述べ、活断層と確定した場合、廃炉も視野に入れるべきだとの認識を示した。
http://www.jiji.co.jp/jc/eqa?g=eqa&k=2012042500391
2.柏崎刈羽原発も想定超え=断層連動考慮で東電報告−専門家聴取会・保安院 と。
http://www.jiji.co.jp/jc/eqa?g=eqa&k=2012042500999

敦賀原発は廃炉にするしか、ない。
早急に全国の原発でも再検証が必要だ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・
               
                      朝日新聞2012年4月25日
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  # by setonokaze | 2012-04-26 02:47

「子どもたちを守るために知っておきたい食べ物と放射能のこと」 #save_children

今日のご案内は、高松で行われる、講習会のご案内。

100ベクレルは立派な低レベル放射性廃棄物。
原発施設内だと、ドラム缶に入れられ、厳重な管理の処分場で保管される。

一方、
食品はつい最近までは500ベクレルは国際的に認めれた安全な基準だと
お上は主張していた。
今は、100ベクレル(基本)にしたので、安心安全だとお上は言う。
去年食べていた500ベクレルは一体なんだったのよだ。
立派な低レベル放射性廃棄物を食べさせていたのかよだ。

さらに追い打ちは、
お上は、100ベクレルより厳しい基準を定めている民間は
お上より厳しい自主基準を設けてはならんとまで、言い出した。
いわゆる通達である。
おいおい、どちらが本当なのよ。
分からんではないか。
民はどうすればいい。

こんな疑問に答えていただけるのでないかと、期待している。

講演会「子どもたちを守るために知っておきたい食べ物と放射能のこと」
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講師:NPO市民放射能測定所福島・理事長 丹治宏大さん
とき:5月13日(日)14:00~16:30
ところ:高松市生涯学習センターまなびCAN大研修室(片原町駅徒歩1分)
資料代:500円

主催:福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト
申込み不要(先着90名)

託児あり:希望者は5月9日までにプロジェクト事務局まで

福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト事務局
〒760-0022香川県高松市西内町7-25
TEL/FAX:087-813-0715
satoko.watanabe@nifty.com

  # by setonokaze | 2012-04-24 20:18

「福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」の活動予定4〜5月 #save_children

「福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」の活動報告と予定です。

春休みには6家族18人、その後も3家族10人を
高松市内3か所の「おいでハウス」に迎えました。
さらに連休中には5家族19人を迎えることになっており、
夏休み企画も色々と決まりつつあります。


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第32回サンサン祭りで福島プロジェクト活動報告展示

とき:4月29日(日)9:30~16:00頃
ところ:サンポート多目的広場、展示場など
主催:同実行委員会

「福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」は展示場内で、
活動報告パネル展示を行うとともに、
活動報告ニュース配りや募金活動も行います。
お手伝いいただける方、どうぞよろしくお願いします。

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講演会「子どもたちを守るために知っておきたい食べ物と放射能のこと」

講師:NPO市民放射能測定所福島・理事長 丹治宏大さん
とき:5月13日(日)14:00~16:30
ところ:高松市生涯学習センターまなびCAN大研修室(片原町駅徒歩1分)
資料代:500円

主催:福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト
申込み不要(先着90名)

託児あり:希望者は5月9日までにプロジェクト事務局まで

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関連活動(プロジェクトとは別活動です。)

憲法記念日講演会&ピース・ウォーク

講演「東日本大地震と憲法~この国への直言」
講師:水島朝穂・早稲田大学法学学術院教授

とき:5月3日(祝)10:00~12:00
ところ:香川県社会福祉総合センター1階コミュニティホール
参加費:無料
主催:平和憲法を生かす香川県民の会

講演会後、ピース・ウォークと街頭ミニピースコンサート(三越前)


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渡辺さと子便より (一部編集)

福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト事務局
〒760-0022香川県高松市西内町7-25
TEL/FAX:087-813-0715
satoko.watanabe@nifty.com

参考 当ブログ
4.「福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」2011冬休み企画   2012.1.12
3.「福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」2011冬企画 2012.1.05
2.「福島の子供たち香川へおいでプロジェクト」 2011冬休み企画 まじかの準備状況
 2012.12.23
1.福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト冬休み企画 2011.12.3

  # by setonokaze | 2012-04-23 19:37 | 東電原発事故

香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。8 #大津#otsu #shiga

「豊島ゼミ 1」

今日は、4月6日の当ブログで、ご紹介させて戴いた、
豊島ゼミ(4月ゼミ)4月22日(日)
http://kappadoujou.ashita-sanuki.jp/e534899.html

に参加してきました。9時07分発の豊島フエリーで、
船乗船口に集合と言う事でしが、あいにくの風雨で船は、欠航。
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海は穏やかに見えるのですが。。残念、船はいない。現地訪問は、次の機会にします。
遠くに見えるのが屋島、写真にないが、それより左手がたしか豊島。(写真は15時頃)
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で、会場を急遽、石井とおるさんが社長を務める。
大日本社員食堂 http://88style.net/shop/dainipponshainshokudo/
に会場を変更、
現地での説明予定の石井とおるさんを囲んでの、セミナーとなりました。
案内役は 栗生みどりさん。

内容は
1.豊島産廃問題の最初の事から,始まり現在に至る状況の事細かい説明。
2.豊島汚染土問題の核心問題。
3.公害調停のお話。

そして、食事を挟んで、参加者でフリートーキング。
皆さん、それぞれに、下勉強されていて、色々な観点からの論議が出来ました。
あっという間に、14時過ぎになり、「次回はぜひ、現地に行くぞ」と言う事でお開きになりました。

豊島汚染土 が今、大津では公害調停でもめています。
豊島で起った事が今大津でも問題になっています。

私の考えでは、県の担当者の現地案内も、いいのですが、同じく、公害調停で苦労された現地側の状況を直接知ることも、豊島汚染土問題を知る上に、必要だと思っています。


参考
1.  廃棄物対策豊島住民会議 http://www.teshima.ne.jp/
 HPは更新が遅れていますが、現地での活動はしている。コンタクトはとれると思う。産廃現場、「心の資料館」の見学、案内も可能か。
2. 石井とおる http://t-ishii.weblogs.jp/
このHPのプロフィールを参照。(2011年2月18日の記事。)
前回の香川県議選にでるも、残念ながらの結果。香大で教えながら、くりゅうさん等と活動中。
3.栗生(くりゅう)みどり 国内外からのお客様を香川に案内する。
マロンの冒険   http://kappadoujou.ashita-sanuki.jp/
マロンの潮風radio http://www.tokiwaradiostep.com/maron.html

参考 当ブログ
7. 香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。7 2012.4.12
6.香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。6 2012.4.6
5.香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。5 2012.3.27
4.香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。4  2012.3.26
3.香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。3  2012.3.17   
2.香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。2  2012.2.24
1.香川の産廃問題 豊島汚染土 受け入れもめる。1  2012.2.18

  # by setonokaze | 2012-04-22 20:26 | 豊島汚染土

ガレキ広域処理(
日本弁護士連合会 会長声明 100ベクレル)の落とし穴 14 #ガレキ

全国の弁護士さんの集まり、
日本弁護士連合会は、昨年の8月31日に公布、同日施行された、
ガレキ法(特措法)の成立に異論を唱えていた。
翌9月20日には宇都宮健児会長は会長声明をだしていた。
さすがである。
当時、あまりマスコミが取り上げなかったので、
私は、見落としていた。不覚である。

声明を読むと、
「100ベクレルを守れ、」との主張だ。当たり前の事。
100ベクレルを超えるものについては、従来とおり、
「少なくともセシウム137が100ベクレル/kg以上であれば、
放射性廃棄物として、通常の埋立て処理ではなく、
特に厳重な処理を定めるべきである。」との主張だ。

この主張は、
現在多くのガレキ広域処理に反対している人や、団体の主張と、符合する。
安全を願う多くの人の当然の主張だ。
勿論、私も「100ベクレルを守れ、」だ。

本来
環境省が守るべきは100ベクレルなのは明らかだ。
ついつい、目前のガレキを、体よく処理しようなどと安易に考えたのだろう。
情けない限りだ。

環境省は環境を守る。あたりまえのことが、出来ていない。
このまま放射性物質(ガレキ)の全国拡散が進むと、
「日本が壊れてしまう。」との警告が現実味を帯びて来た。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110920.html

放射性汚染物質対処特措法施行に当たっての会長声明
「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日法律第110号)(以下「特措法」という。)が、本年8月30日公布され、一部を除いて同日施行された。



当連合会は、去る7月29日、「放射能による環境汚染と放射性廃棄物の対策についての意見書」において、放射能による環境汚染と放射性廃棄物の対策について総合的な立法をするよう提言したが、今後、特措法に基づいて放射性廃棄物を処理するに当たり、現状における次の問題点を改め、予防原則に則って、徹底した安全対策をとるよう求めるものである。


1 放射性廃棄物の埋立て処分については、従前どおり放射性セシウムが100ベクレル/kg以上であれば放射性廃棄物として厳重に保管すること。また、焼却処理については、焼却施設の能力・性能の適切な試験・検証を行うこと。



政府は、本年6月、放射性廃棄物について、焼却が可能なものは焼却して減量した上で、汚泥や焼却灰等に含まれる放射性セシウム濃度が8000ベクレル/kg以下のものについては、一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)における埋立て処理(最終処分)とすることを認めていたが、さらに環境省は、8月31日、「8000ベクレル/kgを超え、10万ベクレル/kg以下の焼却灰等の処分方法に関する方針」を定め、8000ベクレル/kgを超え、10万ベクレル/kg以下の焼却灰等についても、一定の条件の下で一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)において埋立て処理(最終処分)することを認めた。



しかし、上記意見書記載のとおり、福島第一原子力発電所の事故前には、セシウム137が100ベクレル/kg以上であれば放射性廃棄物として低レベル放射性廃棄物処理施設で長期間、厳重に保管することが求められていた。特に、8000ベクレル/kgを超える焼却灰等については、その移動・保管の際に一般公衆の被曝線量限度である1mSv/年を超えるおそれがあり、これらを特に厳重な保管をすることなく通常の埋立て処理することは、労務作業者の被曝のみならず、周辺住民の被曝をももたらすおそれがあるから、到底許されることではない。



また、放射性廃棄物を減量するために焼却するとしても、現存する焼却施設は放射性廃棄物を焼却した場合に完全に放射性物質がフィルター等によって捕捉されるかどうか事前に十分に検討も調査もなされていないのであるから、焼却施設の能力・性能について、適切な試験・検証をし、公開と参加の原則に則って、住民の関与の下に具体的な焼却の方針を定めるべきである。拙速な処理によって放射能による環境汚染を拡散させることは回避すべきである。



政府は、従前の安全基準に則って、上記方針を直ちに改め、焼却施設の能力・性能について適切な試験・検証を至急実施するとともに、少なくともセシウム137が100ベクレル/kg以上であれば、放射性廃棄物として、通常の埋立て処理ではなく、特に厳重な処理を定めるべきである。


2 放射性廃棄物の広域処理についても、上記の基準に従い見直すべきである。



環境省は、8月11日に「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」を定め、広域処理の実施に当たっては、受入側にて問題なく埋立て処理ができるよう、当面の間は、受入側での災害廃棄物の焼却処理により生じる焼却灰の放射性セシウム濃度が8000ベクレル/kg以下となるよう配慮することを求めている。また、跡地の利用が制限され、居住等の用途に用いられる可能性がない場合にあっては、焼却灰を他の廃棄物と物理的に分けることまで必要としないと通知している。



しかし、上記の従前の安全基準(放射性セシウム100ベクレル/kg)をはるかに上回るこの基準による処理では、本来であれば今回の事故による放射性物質の影響をほとんど受けなかった地域においても、放射能による環境汚染を被るおそれがある。



また、8000ベクレル/kgの放射性セシウム137に汚染された廃棄物が100ベクレル/kg未満となり、通常の廃棄物となるまでには、約200年を要するのであるから、その間、跡地の利用を制限し、居住等の用途に用いられる可能性を完全に排除することを担保する措置は、現実には採り得るものではない。



したがって、政府は、やはり従前の安全基準に則って、広域処理の実施について慎重に見直しをすべきであり、また、放射性廃棄物は、必ず他の廃棄物と物理的に分け、警告表示をした上で流出・飛散を防止すべきである。


3 特措法は適宜見直しを図るとともに、新法制定に向けた検討を開始すべきである。



特措法は、今回の事故を発生させた東京電力株式会社及び国がそれぞれ処理主体となる放射性廃棄物を除き、その余の放射性廃棄物については、廃棄物処理法の廃棄物の対象に含めた上で、特定一般廃棄物及び特定産業廃棄物として、前者は市町村、後者は排出事業者が処理主体となることを定めている。

しかし、放射性廃棄物は、通常の廃棄物と比較すると、極めて長期間にわたって特に厳重な保管を必要とするものであり、現行の廃棄物処理法の枠組みの中で処理することには無理がある。



附則については、政府は、特措法施行後3年を経過した時点で、特措法の施行状況を検討すると定めているが、放射性廃棄物の処理に係る科学的知見は今後、急ピッチで増進することが確実であるから、特措法の施行については適宜見直しを図るべきであり、また、廃棄物処理法とは独立した、放射性廃棄物の処理に係る新法の制定に向けた検討を至急開始すべきである。

                        
 
2011年(平成23年)9月20日


                             
日本弁護士連合会
                           
会長 宇都宮 健児

  # by setonokaze | 2012-04-21 00:09 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(8,000ベクレルのトリック)落とし穴 13 #ガレキ

100ベクレルのクリアランスレベルは、
原子力設備外の環境に出してもいいであろう値として,
許容されたもの。
8000ベクレルは昨年の8月に成立したざる法によるもの。
ガレキの広域処理は世界初の放射性物質の全国拡散を意味する。
何百年も、または永久に管理し,安全を保てるとは思えない。
ガレキの広域処理は世界初の放射性物質の全国拡散を意味する。


(これから先は読み飛ばしてもいいです)

100Bq/kg と 8,000Bq/kg の二つの基準の違いについて
http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_100-8000.pdf を考察する。

1. この、環境省出された見解、クリアランスレベルを無視して、
8,000ベクレルを良しとしたので、批判が集中したのを、
かわす為に、出したと解釈している。

2.  100ベクレルは(クリアランスレベル)は「廃棄物を安全に再利用出来る基準」といい。
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第61条の2第4項に規定する精錬事 業者等における工場等において用いた資材その他の物に含まれる放射性物質の放射能濃度に ついての確認等に関する規則第 2 条もので、廃棄物を規制する法律の定めでないので、100ベクレルを主張する根拠はないと言うのだ。

3.  8,000ベクレルは「廃棄物を安全に処理する為の基準」で別物。
放射性物質汚染対処特措法に基づく指定基準で定められたと言うのだ。
それぞれ、法律が違うのを、貴方たちご存知ですか。と言わんばかりだ。
 原子力発電所の事故に伴って環境に放出された放射性セシウムに汚染され
 た廃棄物について、一般的な処理方法(分別、焼却、埋立処分等)を想定し、
  安全に処理するために定めた基準です。と言うのだ。
 だが、この主張はおかしい。昨年の8月に急遽決められたこの法律(共産党のみが反対)ざる法 だ。根拠法がないとも言われている。

4. 8,000Bq/kg 以下の廃棄物は、従来と同様の方法により安全に焼却したり埋 立処分したりすることができます。焼却施設や埋立処分場では排ガス処理、 排水処理や覆土によって環境中に有害物質が拡散しないように管理が行われ ていることから、周辺住民の方にとって問題なく安全に処理することができ ます。と言うが、有識者会議で検討されたのは、埋設地の地表1メートルの高さでの空間線量が基準値以内だと言う事だけで、何百年も、または永久に管理しなければならないであろう事は、一切考慮されていない様だ。

5.マクロに見ると、
100ベクレルのクリアランスレベルは 法制化の反対に遭いながらも、まあ、原子力設備外の環境に出してもいいであろう値として、許容されたもの。
すなわち、原子炉等規制規制法で定めているが、法の規制外の自然界に出してもよいとされた基準なのだ。だから、100ベクレルは環境を守るに最低限の基準だと考えている。環境省は8,000ベクレルはクリアランスレベルと矛盾しないとの、主張だが、マクロに見ると、100ベクレルと8,000ベクレルは明らかに矛盾する。ここを環境省は取違えているだ。しかも、一度、環境中に出された放射性廃棄物は、お上が安全に管理出来っこない事は自明だ。

6.まとめ
8,000ベクレルもの廃棄物でも、安全に処理出来るというが、とても、信じられない。
ガレキの広域処理は世界初の放射性物質の全国拡散を意味する。


参考 当ブログ
19. ガレキ広域処理(細野大臣がこのガレキ安全とした理由)の落とし穴 12
18. ガレキ広域処理(細野大臣がこのガレキ安全とした理由)の落とし穴 11 
17. ガレキ広域処理(クリアランスレベルの破棄)の落とし穴 10
16. ガレキ広域処理(10万ベクレル処分方法)の落とし穴 9
15.ガレキ広域処理(10万ベクレル処分方法)の落とし穴 8
14. ガレキ広域処理(10万ベクレル)の落とし穴 7 
13.ガレキ広域処理(バグフイルターの論拠)の落とし穴 6
12.香川県内の市町はガレキ受け入れ表明ゼロ。
11. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 5 
10. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 4 
 2012.3.30 
9. 坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川
2012.3.29
8.ガレキ広域処理の落とし穴3  2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2  2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴12012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況   2012.3.14
4.ガレキの広域処理   2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック http://lituum.exblog.jp/17925190/ 2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1 2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2 
2012.3.6


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・

http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_100-8000.pdf 
100Bq/kg と 8,000Bq/kg の二つの基準の違いについて
環境省廃棄物・リサイクル対策部
廃棄物に含まれる放射性セシウムについて、100Bq/kg と 8,000Bq/kg の二つ の基準の違いについて説明します。
ひとことで言えば、100Bq/kg は「廃棄物を安全に再利用できる基準」であり、 8,000Bq/kg は「廃棄物を安全に処理するための基準」です。
廃棄物を安全に再利用できる基準です。
運転を終了した原子力発電所の解体等により発生するコンクリート、金属を 想定し、原子力発電所や一般社会での再利用を推進するために定めた基準です。
廃棄物を再生利用した製品が、日常生活を営む場所などの一般社会で、様々 な方法(例えばコンクリートを建築資材、金属をベンチなどに再生利用)で使 われても安全な基準として、放射性セシウムについて 100Bq/kg 以下と定められ ています。
※核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第61条の2第4項に規定する精錬事 業者等における工場等において用いた資材その他の物に含まれる放射性物質の放射能濃度に ついての確認等に関する規則第 2 条
廃棄物を安全に処理するための基準です。
原子力発電所の事故に伴って環境に放出された放射性セシウムに汚染され た廃棄物について、一般的な処理方法(分別、焼却、埋立処分等)を想定し、 安全に処理するために定めた基準です。
8,000Bq/kg 以下の廃棄物は、従来と同様の方法により安全に焼却したり埋 立処分したりすることができます。焼却施設や埋立処分場では排ガス処理、 排水処理や覆土によって環境中に有害物質が拡散しないように管理が行われ ていることから、周辺住民の方にとって問題なく安全に処理することができ ます。
なお、8,000Bq/kg 以下の廃棄物を焼却した結果、焼却灰の放射能濃度が 8,000Bq/kg を超えた場合には、特別な処理が必要となります。広域処理によ り焼却する場合は、そのようなことがないよう、対象とする廃棄物の目安を 焼却炉の型式に応じて 240Bq/kg 以下又は 480Bq/kg 以下のものとしています。
1.原子炉等規制法に基づくクリアランス基準※(100Bq/kg)について
2.放射性物質汚染対処特措法に基づく指定基準※(8,000Bq/kg)について※平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により 放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法施行規則(平成 23 年 12 月 14 日環境省令第 33 号)第 14 条
(参考) 昨年 10 月に来日した IAEA のミッションの最終報告書では、「放射性セシウ
ム 8,000Bq/kg 以下のものについて、追加的な措置なく管理型処分場で埋 立てを実施することについて、既存の国際的な方法論と完全に整合性がと れている。」と評価されています。なお、8,000Bq/kg を超える廃棄物につい ては、放射性物質汚染対処特措法に基づき、指定廃棄物として国が処理するこ ととなっていますが、同法に基づき新たに定められた処理基準に従うことより、 安全な処理が可能です。このことについても、IAEA の同報告書の中で、IAEA メンバー国の方法論と非常に整合性がとれていると評価されています。

  # by setonokaze | 2012-04-20 11:50 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(細野大臣がこのガレキ安全とした理由)の落とし穴 12 #ガレキ

細野大臣がこのガレキ安全とした理由

環境省は、ガレキを迅速に処理する為に、ガイガー(シンチ)で計って、
空間線量が低ければ,このガレキは安全であるとした。
いちいち正式に食品と同じ様に計ったのでは、
邪魔になるガレキを片付けられないからだ。
安全を犠牲にした、ガレキの計り方なのだ。
ガレキに高い放射線を出す所があっても、
ごく一部なので、無視する事にしたのが理由。



(これ以下は読み飛ばしてもいいです。)

災害廃棄物安全評価検討会(第1回)平成23年5月15日(日)を考察する。 
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

10-13頁
「福島県内の仮置場における災害廃棄物の放射線モニタリング調査について」 環境省の行った調査の概要がある。実際は日本分析センターが行っている。
ガレキの山を取り囲む様にNAシンチで1mの高さで空間線量を計り、モニターしたのだ。

放射性廃棄物規制課長 原子力安全・保安院の中津氏の報告。
ゲルマで測定。13カ所の仮置場で、それぞれ空間線量率、災害廃棄物の表面線量率、
実際の災害廃棄物のサンプ ルを採取、その放射能濃度の分析。

15頁
117の仮置場、1,639地点のデータを調査。すべての仮置場において、
災害廃棄物周辺の空間線量率はバックグラウンドとほぼ同程度。
ただし、測定地点が1,208地点、4地点 は、2μSv/hを超える。福島4.04、伊達2.3、2.4、新地町3.45。ごくごく一部としている。
結論として、「災害廃棄物の集積による周辺の空間 線量率への特段の影響、
さらには、それによる周辺住民への健康影響はないと言える」としている。

ガレキの山として、動かさなければ、上記の結論なのでしょう。空間線量で計るこだわりだ。

16-17頁
脱水汚泥等を再利用して生産するセメントは、クリアランスレベル以下。
ここでは、クリアランスレベルを認めている。
事務局の発言だ。
しかもクリアランスレベル以下だから安全との認識だ。

こんな所にあった、校庭の基準。
国際放射線防護委員会(ICRP)の提示した非常事態収束後の参考レベル 「1-20mSv/年を学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安」
生活パターンを考慮、年間20mSvに達する線量率 は、屋外では3.8μSv/時
3.8μSv/時を超える、屋外活動をなるべく制限
3.8μSv/時を超えなければ  平常どおり利用可能
ICRPの基準は高いと言うが本当だ。

18-19頁
井口委員 単純 に測定データからバックグラウンドの敷地境界の辺りを差っ引いた値が災害廃棄物のレベルとなる。
環境省の調査はスピード重視になっている。
廃棄物の中には放射性物質がないということを証明しようとすると、
このモニターで、正しいと言うには、専門家が 見ても納得いくようなデータ整理をしないと、
単純に、バックグラウンドと同じだから、ガレキの山に、放射性物質ないとは、言えないと思う。
 
21頁
ガレキの山に4.04と言う高い値の所があっても、そこに、ピンポイントで近づくことは、
なかなかないと考える。
2μSv/h、年間に17mSvぐらい 20mSv(前述のICRP基準)に届かないレベルだから、
安全との見解。
以上が、ガレキの山があっても、安全だという解説だ。


ガレキを空間線量計で計って安全安心なガレキなのは、ガレキの山がそこにあっても、
近づかなければ、周りの人には空間線量がさほど上がらない。(ガンマ線)と言う事で、
空間線量計は目安をつけるためスピードを重視した環境省の試みに過ぎない。

(以下2012.5.21追加)

広域ガレキ処理で、
燃やしても安心安全なガレキだとは、空間線量計では分からない。
分かるのは、1mはなれた地点の、空間線量だけだ。
ガレキそのものの線量は分からない。しかも一切、遮蔽なしの測定だから不正確だ。

結論
細野大臣がガイガー(シンチ)かざしてこのガレキ安全と言うのは、
このガレキから1mはなれた地点の空間線量の事。
バックグランドと大差ないという証明だけである。
ガレキの1mそばにいても、
空間線量が従前の空間線量と同じだから、その場の空間線量が安全と言っているだけなのである。
ガレキトークをよく聞いていると、
細野大臣は決してこのガレキ燃やして安全とは決して言っていないないのだ。

トリックに引っかからない様にしよう。
細野大臣が安全だというガレキに薄くでもセシュウムがあれば、燃やせばそのセシュウムが濃縮し当然危険なのだ。

放射能に汚染されたものは
動かさず、封じ込めが大原則。
そのままそのままだ。
低い線量なら数年我慢すれば、かなり落ちる。
半減期を待つしかない。
(それほどひどい事故を東電がしでかしたと言う事だ)
全国に移動など、とんでもない。

世界初の悪例、ガレキの全国拡散はやめにしてほしい。



注)個人の感想です。

  # by setonokaze | 2012-04-18 02:07 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(細野大臣がこのガレキ安全とした理由)の落とし穴 11 #ガレキ

細野大臣がこのガレキ安全とした理由

「細野大臣や黒岩知事がガイガー(シンチ)をかざして、このガレキは安心だなんて。。空間線量を計って安心安全ガレキだとのパフォーマンス、マスコミも測定方法がおかしいといわない。
240~480ベクレル/kg以下の安全安心なガレキと言うなら、空間線量計では無理。Naシンチかゲルマで食品と同じ計測法しか判別出来ない。」

環境省は、ガレキを迅速に処理する為に、ガイガー(シンチ)で計って、空間線量が低ければ,このガレキは安全であるとした。
いちいち正式に食品と同じ様に計ったのでは、邪魔になるガレキを片付けられないからだ。安全を犠牲にした、ガレキの計り方なのだ。ガレキに高い放射線を出す所があっても、ごく一部なので、無視する事にしたのが理由。


(これ以下は読み飛ばしてもいいです。)

災害廃棄物安全評価検討会(第1回)平成23年5月15日(日)を考察する。 
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

1頁
『○廃棄物・リサイクル対策部長 環境省の廃棄物・リサイクル対策部長の伊藤でございます。 本日は、日曜日にもかかわらず、また、検討会の開催が直前の連絡となったのにもかかわらず お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
3月11日の東日本大震災による地震及び津波では、東北地方から関東地方の広範囲にわたり、 これまでにない甚大な被害が生じました。これに加えまして、福島県では東京電力福島第一原 子力発電所の事故による放射性物質の放出という、これまでに経験したことのない事態が生じ、 いまだに収束していない状況でございます。
この放射性物質が、地震及び津波によって生じたガレキなどの災害廃棄物を汚染したのでは ないかとの指摘により、また、一般の方々の関心も高く、安全面で万全を期す必要がございます。このため震災直後から、私ども、関係省庁といろんな検討をしてきたわけでございますが、 原子力安全委員会のご助言もいただきまして、5月2日に、「福島県内の災害廃棄物の当面の 取扱いについて」を、厚生労働省、経済産業省、環境省の3省の連名で公表いたしました。
この中で、避難区域等を除く浜通り及び中通りの地方の災害廃棄物については、仮置場まで 移動させ、その後の処分については、汚染状況についての現地調査結果を踏まえて検討することとしております。
これを受けまして、環境省では、5月9日から12日の間、浜通り及び中通り地方のすべての 仮置場において、放射線モニタリングの調査を行いました。また、原子力安全・保安院でも、 放射性物質濃度測定調査を実施しておるところでございます。』
5月9日から12日間、浜通り及び中通り地方のすべての 仮置場において、放射線モニタリングの調査を行いました。とあるから、「一日でも早く、浜通り及び中通りで の災害廃棄物の処理方法を示していきたい」が目的だ。
3頁
「○適正処理・不法投棄対策室長 失礼いたします。資料2をご覧いただきたいんですが、「災 害廃棄物安全評価検討会について」という一枚紙でございます。
この検討会は、福島県内の災害廃棄物の当面の取扱いについてということで、この次にご説明させていただきますが、厚生労働省、経済産業省、環境省の3省の連名の指針が出されまし て、それに基づきます、それについての原子力安全委員会の助言というのをいただいておりま して、この中で、浜通り地方及び中通り地方の災害廃棄物の処分の方針を決定するに当たって は、廃棄物の種類、発生量、汚染のレベル等を把握した上で、安全評価を行い、その結果を踏 まえ、適切な管理方法を決定する必要がある、ということで助言をいただいております。この 検討会は、この助言で示されております安全評価を行うということが目的でございます。」
この検討会安全評価が目的だと明示。
4頁
「避難区域がこの20km圏内。それから計画的避難区域が、北西方向の飯館村とか、こ のピンクで囲ってあるところが計画的避難区域ということになります。ここにつきましては、 (ガレキの)移動及び処分を行わない。
7-8頁
『○井口委員 1点、確認させていただきたいんですけども、今の資料で(5)の「通常の一般 産業や産業廃棄物、使用済み自動車の取扱いについて」のところで、ここに書いていることは そのとおりだと思うんですけれども、産業廃棄物等について、スクリーニングはもうしなくて もいいという、最初から例外というか、対象にしなくていいというお考えでやるわけですか。 チェックはもうしないという前提で、これは書かれているということでしょうか。 ○企画課長 ここの産業廃棄物に関して、野外に大量に置かれていたものでない限り、そうい
-7-うものでなければ特に問題はないということなんですが、それでは、野外に大量に置かれていたものはどうなのかというところに関しましては、個別に判断をしていかざるを得ないという ふうに考えております。 ○井口委員 要するに、別途考慮するということですよね。
○企画課長 そうです。』

この決定のため、汚染自動車が出回る事になった。ロシアの中古車輸入騒動に繋がる。

9-10頁
○福島県生活環境部次長
『津波の被災に遭った市町村においては、一刻も早く復興・復旧に向けてガレ キ等を片づけたいという気持ちがありまして、今現在、仮置場にどんどん搬入された災害廃棄 物を分別、リサイクル、中間処理、最終処分と処理に持っていくべく、今、契約の段階に至っております。議会等の準備をしている段階でございます。
ただ、こういった処理方針等がまだ示されてないものですから、契約の仕様を業者等に示すことができなく、本日の検討会の結論を一日千秋の思いで待っている現状にございます。』

やっぱり、
業者に処理をまかせる為に、早く処理方針を出してほしいとの要請だ。
県民の安全は配慮しないか。
既に、クリアランスレベルは無視するとの話が、出た後だから、
3.11以前のクリアランスレベルを守らない。><

この、
有識者会議とされる検討会での決定が、ガレキを全国拡散させる原点だ。
議事録を読む限り、安全性に関して真剣に討議されたとはみじんも感じられない。
むしろ、しゃんしゃん会議だ。

                                    (続く)

  # by setonokaze | 2012-04-16 23:58 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(クリアランスレベルの破棄)の落とし穴 10 #ガレキ

なぜ、環境省は長年にわたり、
構築して来たクリアランスレベルをいとも簡単に投げ捨てたのか?
私は、3.11後も、クリアランスレベルは生きていると思っていた。
だが、どうも、考えが甘かった。
この5月15日の会議でいとも、簡単に、反古にされた。

クリアランスレベル 100ベクレル以下とされていたものが、今や8000ベクレル以下は埋立て可。10万ベクレル、10万ベクレル以上の埋設方法についても検討済みだ。><

これにより、細野大臣によるガレキガレキのパレードが始まり、
世界初の愚行、放射能の全国拡散が始まる。

災害廃棄物安全評価検討会(第1回)平成23年5月15日(日)を考察する。 
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf


1. 環境省で急遽日曜日の、午後1時59分から開かれたこの有識者会議とされる会議、
事前資料の配布もないまま、開かれた。議事録を読む限り、
事前シナリオとおり、しゃんしゃん会議だ。

2. この検討会の目的は、記述を読むと、
「福島県における災害廃棄物の処理に ついて、浜通り及び中通りで の災害廃棄物の処理方法」に限定しての検討だが、後に拡大解釈される。

3.避難区域及び計画区域
の災害廃棄物については、当面の間、移動及び処分は行わない。
(5月2 日の3省連名で公表したもの、資料3-2) 4頁
避難区域、放射性物質による汚染については、安全面での万全を期す必要がある。
一般の 方々の関心も高く、場合によっては風評被害を生ずるおそれもあることから、
慎重な対応が必 要であるとしています。
(そう、動かさない。現地に停め置く原則だ。)

4.避難区域及び計画的避難区域の外側
では、放射性物質に汚染されていたとしても、
その汚染 レベルは通常の生活に影響するほどではないということでございます。
(この、甘い考えが、以後の混乱の始まりだ。)

5.浜通り地方及び中通り地方
については、今回の3省合意の文書では、先ほどお話ししたとおり、
当面の間、仮置場に集積をしておき、処分は行わない
空間線量率が他の地域 に比較して高い地点が多い。
災害廃棄物の汚染の有無とかレベルが、
今 現在あまりわかっていないという状況もありますので、とにかく調査をする。
(半端でない汚染なのだが、その認識にかけるようだ。)

6.ここから本題に入る。
唐突に、参考と言う形で、「クリアランスレベルとの関係について」が初めて出てくる。

【その下に参考として、「クリアランスレベルとの関係について」ということで書いてござい ます。これは、今回の災害廃棄物がクリアランスのレベルのものと一緒に議論できない、クリアランスのレベルのものというのは、もともと原子炉等、そういった施設で使われていたもの を、そのクリアランスのレベル以下であれば、通常の廃棄物として処理をしていいというレベ ルでございます。ただし、クリアランスレベルは、東京の環境放射能水準が0.07であり、これ よりも大変に高いということで、クリアランスレベルでの処理は難しいということを書かせて いただいております。】

分かりにくい文だが重要、要約すると。
a. 今回の災害廃棄物(ガレキ)にはクリアランスレベルは取らない。
b. クリアランスレベルは原子炉等原発施設での法で、ガレキには適用出来ない。との解釈だ。
c. 東京の環境放射能水準が0.07であり、(高くなってしまったので。)もう、従来のクリアランスレベルを、到底守ることは出来ない。と言うのだ。

これは、事務局の「福島県内の災害廃棄物の当面の取扱いについて」の説明の中で
参考として、なされたもの。
クリアランスレベルを無視する。という、とても重要な決定が、議論される事もなく、
事務局が参考報告の中に紛れ込ませた。
と考えている。

議論する事もなく。
従来のクリアランスレベルの破棄が、
有識者会議で承認された事になる。
出席した、委員の内、誰一人、
従来のクリアランスレベルは破棄するべきでないという
識者はいなかった。
「情けない」の一言につきる。
この有識者会議は原子力公害として、
クリアランスレベルの解釈の変更として後世の残る程の、
悪例だと考えている。

リアランスレベルについての考え。
「ある物質に含まれる微量の放射性物質に起因する線量が、
自然界の放射線レベルに比較しても 十分小さく、
人の健康への影響が無視できるものであるならば、
その物質を放射性物質として扱う必要がないものとして、
放射線防護に係る規制の枠組みから外すという考え方を
「クリアランス」という。」

日本で法規制があるのは
原子力施設から発生する放射性廃棄物を対象にしたものだけで、
ガレキを対象にしてはいない。が環境省の考え。
なぜ、すぐさま、ガレキも、従来からの自然界への影響を考慮したクリアランスレベルを踏襲するとしなかったのか。
悔やまれる。

福一原発事故で汚染された地区のみを、
例外とし、特別基準クリアランスレベルを設けるべきであった。
汚染されなかった地区、西日本等は従来のクリアランスレベルを適用する。とすれば、
汚染は封じ込めることが出来た。

当然ガレキガレキのオンパレードで放射能汚染を全国拡散させるこ
とも出来なかった。


環境省がまず、いの一番に取り組むべき事は
「非汚染地区をどう保全するか」だったのだ。
決して、ガレキを早くなかったものとしたいではない。
環境省の発想は全く真逆だった。
情けない。





注)個人の感想です。
・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・・・

1.放射線障害防止法に規定するクリアランスレベルについて 文科省
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/03/27/1301631_1.pdf

2.災害廃棄物安全評価検討会 (第1回)  平成23年5月15日(日)
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

委員会名簿
井口哲夫  名古屋大学大学院工学研究科教授
大垣眞一郎 独立行政法人国立環境研究所理事長 (座長)
大塚 直  早稲田大学大学院法務研究科教授
大迫政浩  独立行政法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター長
酒井伸一  京都大学環境科学センター長
新美育文  明治大学法学部専任教授
松浦紳之  近畿大学原子力研究所教授
森澤眞輔  京都大学名誉教授

災害廃棄物安全評価検討会(第1回) 平成 23 年5月 15 日(日)14:00~16:30 場所:環境省第 1 会議室
出席委員:大垣座長、井口委員、大迫委員、大塚委員、酒井委員、杉浦委員、新美委員 オブザーバー:経済産業省原子力安全・保安院放射性廃棄物規制課 中津課長
福島県生活環境部 髙松次長
財団法人 日本分析センター 池内理事 環境省:南川事務次官、谷津官房長
廃棄物・リサイクル対策部 伊藤部長 廃棄物・リサイクル対策部企画課 坂川企画課長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室 吉田室長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課 山縣課長補佐 水・大気環境局大気環境課 手島課長補佐
※会議は非公開で行われ、終了時の次官挨拶は公開された。

議事録抜粋 4-5頁
○大垣座長 それでは、続きまして議題の(2)福島県内の災害廃棄物の当面の取扱いについてであります。
事務局からお願いします。 ○適正処理・不法投棄対策室長 資料3-1でございますが、今お話し申し上げました5月2 日の3省連名で公表したものについて、資料3-2として次につけてございます。
これによりまして、避難区域及び計画区域の災害廃棄物については、当面の間、移動及び処 分は行わないといったことが書かれているわけですが、これを少し細かく書いたものが資料3 -1になります。資料3-1に沿ってご説明をさせていただきます。
避難区域、放射性物質による汚染については、安全面での万全を期す必要がある。一般の 方々の関心も高く、場合によっては風評被害を生ずるおそれもあることから、慎重な対応が必 要であるとしています。
避難区域及び計画的避難区域の外側では、放射性物質に汚染されていたとしても、その汚染 レベルは通常の生活に影響するほどではないということでございます。
放射性物質による汚染に関する基準、それから適切な処理の方法を科学的かつ具体的に定めることが必要だということで、そのためには時間も必要でありますと。実際、その5月2日の 時点でも、福島県においては、災害廃棄物の仮置場への搬入が本格化しており、一部の市町村 では焼却等の処理も行われているということで、このような状況において何らかの対策を講じ なければ、風評被害が広がることも懸念されるということで、当面の応急的な措置として、環 境省においては、関係省庁と相談し、資料3-2にございますように、「福島県内の災害廃棄 物の当面の取扱いについて」を取りまとめました。これにつきまして、原子力安全委員会に助 言を求めたところ、同委員会から妥当ということで評価されたということでございますが、こ の助言を、資料3-3としてつけております。
資料3-1に戻りまして、2.としまして、「避難区域及び計画的避難区域について」とい うことでございます。これは、資料3-4の次に参考として地図をつけております。その次に カラー刷りの20km、30kmという同心円のものがございますが、このカラーのほうを見ていただ きますと、避難区域がこの20km圏内。それから計画的避難区域が、北西方向の飯館村とか、こ のピンクで囲ってあるところが計画的避難区域ということになります。ここにつきましては、 移動及び処分を行わないということでございます。
-4-続きまして、3.として、「浜通り地方及び中通り地方(避難区域、計画的避難区域を除 く)について」の対応ですが、今のカラーの地図でご覧いただきますと、福島県はこの3つの 区域に分けることができるということで、浜通り地域と中通り地域を対象にしたところでございます。この浜通り地方及び中通り地方については、今回の3省合意の文書では、先ほどお話ししたとおり、当面の間、仮置場に集積をしておき、処分は行わないということでございます。 そして、処分については、災害廃棄物の汚染状況についての現地調査結果を踏まえ検討すると いうことでございまして、この調査を、環境省が原子力安全・保安院と協力して、空間線量率 のモニタリングと災害廃棄物の放射能濃度等の調査を行います。環境省のモニタリング調査に つきましては、この9日から12日の間に実施しまして、本日、その結果を配付させていただいているところでございます。
その後ですが、学識経験者から構成される検討会を環境省が設置するということで、この検 討会を設置させていただいたということでございます。ここで放射性物質により汚染されたおそれのある災害廃棄物の基準や処理方法について、モニタリング等の結果を踏まえ、早急に検 討を行う予定です。基準については、放射線量の健康影響等に関する他の分野の基準も参考と しながら、処理工程における放射性物質の挙動に関する知見を踏まえ、検討してまいります。
また、浜通り地方・中通り地方を対象としたということについては、空間線量率が他の地域 に比較して高い地点が多いということ。それから、災害廃棄物の汚染の有無とかレベルが、今 現在あまりわかっていないという状況もありますので、とにかく調査をするということ。モニ タリング等の実施をまずは速やかにやる必要があるということで、今回、この地域を指定して 調査を実施したということでございます。
今後は仮置場に集積してモニタリングを行った上で、処理方法を検討するということとして おります。
その下に参考として、「クリアランスレベルとの関係について」ということで書いてござい ます。これは、今回の災害廃棄物がクリアランスのレベルのものと一緒に議論できない、クリ アランスのレベルのものというのは、もともと原子炉等、そういった施設で使われていたもの を、そのクリアランスのレベル以下であれば、通常の廃棄物として処理をしていいというレベ ルでございます。ただし、クリアランスレベルは、東京の環境放射能水準が0.07であり、これ よりも大変に高いということで、クリアランスレベルでの処理は難しいということを書かせて いただいております。

  # by setonokaze | 2012-04-14 02:42 | ガレキの広域処理

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