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ガレキ広域処理(クリアランスレベルの破棄)の落とし穴 10 #ガレキ

なぜ、環境省は長年にわたり、
構築して来たクリアランスレベルをいとも簡単に投げ捨てたのか?
私は、3.11後も、クリアランスレベルは生きていると思っていた。
だが、どうも、考えが甘かった。
この5月15日の会議でいとも、簡単に、反古にされた。

クリアランスレベル 100ベクレル以下とされていたものが、今や8000ベクレル以下は埋立て可。10万ベクレル、10万ベクレル以上の埋設方法についても検討済みだ。><

これにより、細野大臣によるガレキガレキのパレードが始まり、
世界初の愚行、放射能の全国拡散が始まる。

災害廃棄物安全評価検討会(第1回)平成23年5月15日(日)を考察する。 
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf


1. 環境省で急遽日曜日の、午後1時59分から開かれたこの有識者会議とされる会議、
事前資料の配布もないまま、開かれた。議事録を読む限り、
事前シナリオとおり、しゃんしゃん会議だ。

2. この検討会の目的は、記述を読むと、
「福島県における災害廃棄物の処理に ついて、浜通り及び中通りで の災害廃棄物の処理方法」に限定しての検討だが、後に拡大解釈される。

3.避難区域及び計画区域
の災害廃棄物については、当面の間、移動及び処分は行わない。
(5月2 日の3省連名で公表したもの、資料3-2) 4頁
避難区域、放射性物質による汚染については、安全面での万全を期す必要がある。
一般の 方々の関心も高く、場合によっては風評被害を生ずるおそれもあることから、
慎重な対応が必 要であるとしています。
(そう、動かさない。現地に停め置く原則だ。)

4.避難区域及び計画的避難区域の外側
では、放射性物質に汚染されていたとしても、
その汚染 レベルは通常の生活に影響するほどではないということでございます。
(この、甘い考えが、以後の混乱の始まりだ。)

5.浜通り地方及び中通り地方
については、今回の3省合意の文書では、先ほどお話ししたとおり、
当面の間、仮置場に集積をしておき、処分は行わない
空間線量率が他の地域 に比較して高い地点が多い。
災害廃棄物の汚染の有無とかレベルが、
今 現在あまりわかっていないという状況もありますので、とにかく調査をする。
(半端でない汚染なのだが、その認識にかけるようだ。)

6.ここから本題に入る。
唐突に、参考と言う形で、「クリアランスレベルとの関係について」が初めて出てくる。

【その下に参考として、「クリアランスレベルとの関係について」ということで書いてござい ます。これは、今回の災害廃棄物がクリアランスのレベルのものと一緒に議論できない、クリアランスのレベルのものというのは、もともと原子炉等、そういった施設で使われていたもの を、そのクリアランスのレベル以下であれば、通常の廃棄物として処理をしていいというレベ ルでございます。ただし、クリアランスレベルは、東京の環境放射能水準が0.07であり、これ よりも大変に高いということで、クリアランスレベルでの処理は難しいということを書かせて いただいております。】

分かりにくい文だが重要、要約すると。
a. 今回の災害廃棄物(ガレキ)にはクリアランスレベルは取らない。
b. クリアランスレベルは原子炉等原発施設での法で、ガレキには適用出来ない。との解釈だ。
c. 東京の環境放射能水準が0.07であり、(高くなってしまったので。)もう、従来のクリアランスレベルを、到底守ることは出来ない。と言うのだ。

これは、事務局の「福島県内の災害廃棄物の当面の取扱いについて」の説明の中で
参考として、なされたもの。
クリアランスレベルを無視する。という、とても重要な決定が、議論される事もなく、
事務局が参考報告の中に紛れ込ませた。
と考えている。

議論する事もなく。
従来のクリアランスレベルの破棄が、
有識者会議で承認された事になる。
出席した、委員の内、誰一人、
従来のクリアランスレベルは破棄するべきでないという
識者はいなかった。
「情けない」の一言につきる。
この有識者会議は原子力公害として、
クリアランスレベルの解釈の変更として後世の残る程の、
悪例だと考えている。

リアランスレベルについての考え。
「ある物質に含まれる微量の放射性物質に起因する線量が、
自然界の放射線レベルに比較しても 十分小さく、
人の健康への影響が無視できるものであるならば、
その物質を放射性物質として扱う必要がないものとして、
放射線防護に係る規制の枠組みから外すという考え方を
「クリアランス」という。」

日本で法規制があるのは
原子力施設から発生する放射性廃棄物を対象にしたものだけで、
ガレキを対象にしてはいない。が環境省の考え。
なぜ、すぐさま、ガレキも、従来からの自然界への影響を考慮したクリアランスレベルを踏襲するとしなかったのか。
悔やまれる。

福一原発事故で汚染された地区のみを、
例外とし、特別基準クリアランスレベルを設けるべきであった。
汚染されなかった地区、西日本等は従来のクリアランスレベルを適用する。とすれば、
汚染は封じ込めることが出来た。

当然ガレキガレキのオンパレードで放射能汚染を全国拡散させるこ
とも出来なかった。


環境省がまず、いの一番に取り組むべき事は
「非汚染地区をどう保全するか」だったのだ。
決して、ガレキを早くなかったものとしたいではない。
環境省の発想は全く真逆だった。
情けない。





注)個人の感想です。
・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・・・

1.放射線障害防止法に規定するクリアランスレベルについて 文科省
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/03/27/1301631_1.pdf

2.災害廃棄物安全評価検討会 (第1回)  平成23年5月15日(日)
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

委員会名簿
井口哲夫  名古屋大学大学院工学研究科教授
大垣眞一郎 独立行政法人国立環境研究所理事長 (座長)
大塚 直  早稲田大学大学院法務研究科教授
大迫政浩  独立行政法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター長
酒井伸一  京都大学環境科学センター長
新美育文  明治大学法学部専任教授
松浦紳之  近畿大学原子力研究所教授
森澤眞輔  京都大学名誉教授

災害廃棄物安全評価検討会(第1回) 平成 23 年5月 15 日(日)14:00~16:30 場所:環境省第 1 会議室
出席委員:大垣座長、井口委員、大迫委員、大塚委員、酒井委員、杉浦委員、新美委員 オブザーバー:経済産業省原子力安全・保安院放射性廃棄物規制課 中津課長
福島県生活環境部 髙松次長
財団法人 日本分析センター 池内理事 環境省:南川事務次官、谷津官房長
廃棄物・リサイクル対策部 伊藤部長 廃棄物・リサイクル対策部企画課 坂川企画課長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室 吉田室長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課 山縣課長補佐 水・大気環境局大気環境課 手島課長補佐
※会議は非公開で行われ、終了時の次官挨拶は公開された。

議事録抜粋 4-5頁
○大垣座長 それでは、続きまして議題の(2)福島県内の災害廃棄物の当面の取扱いについてであります。
事務局からお願いします。 ○適正処理・不法投棄対策室長 資料3-1でございますが、今お話し申し上げました5月2 日の3省連名で公表したものについて、資料3-2として次につけてございます。
これによりまして、避難区域及び計画区域の災害廃棄物については、当面の間、移動及び処 分は行わないといったことが書かれているわけですが、これを少し細かく書いたものが資料3 -1になります。資料3-1に沿ってご説明をさせていただきます。
避難区域、放射性物質による汚染については、安全面での万全を期す必要がある。一般の 方々の関心も高く、場合によっては風評被害を生ずるおそれもあることから、慎重な対応が必 要であるとしています。
避難区域及び計画的避難区域の外側では、放射性物質に汚染されていたとしても、その汚染 レベルは通常の生活に影響するほどではないということでございます。
放射性物質による汚染に関する基準、それから適切な処理の方法を科学的かつ具体的に定めることが必要だということで、そのためには時間も必要でありますと。実際、その5月2日の 時点でも、福島県においては、災害廃棄物の仮置場への搬入が本格化しており、一部の市町村 では焼却等の処理も行われているということで、このような状況において何らかの対策を講じ なければ、風評被害が広がることも懸念されるということで、当面の応急的な措置として、環 境省においては、関係省庁と相談し、資料3-2にございますように、「福島県内の災害廃棄 物の当面の取扱いについて」を取りまとめました。これにつきまして、原子力安全委員会に助 言を求めたところ、同委員会から妥当ということで評価されたということでございますが、こ の助言を、資料3-3としてつけております。
資料3-1に戻りまして、2.としまして、「避難区域及び計画的避難区域について」とい うことでございます。これは、資料3-4の次に参考として地図をつけております。その次に カラー刷りの20km、30kmという同心円のものがございますが、このカラーのほうを見ていただ きますと、避難区域がこの20km圏内。それから計画的避難区域が、北西方向の飯館村とか、こ のピンクで囲ってあるところが計画的避難区域ということになります。ここにつきましては、 移動及び処分を行わないということでございます。
-4-続きまして、3.として、「浜通り地方及び中通り地方(避難区域、計画的避難区域を除 く)について」の対応ですが、今のカラーの地図でご覧いただきますと、福島県はこの3つの 区域に分けることができるということで、浜通り地域と中通り地域を対象にしたところでございます。この浜通り地方及び中通り地方については、今回の3省合意の文書では、先ほどお話ししたとおり、当面の間、仮置場に集積をしておき、処分は行わないということでございます。 そして、処分については、災害廃棄物の汚染状況についての現地調査結果を踏まえ検討すると いうことでございまして、この調査を、環境省が原子力安全・保安院と協力して、空間線量率 のモニタリングと災害廃棄物の放射能濃度等の調査を行います。環境省のモニタリング調査に つきましては、この9日から12日の間に実施しまして、本日、その結果を配付させていただいているところでございます。
その後ですが、学識経験者から構成される検討会を環境省が設置するということで、この検 討会を設置させていただいたということでございます。ここで放射性物質により汚染されたおそれのある災害廃棄物の基準や処理方法について、モニタリング等の結果を踏まえ、早急に検 討を行う予定です。基準については、放射線量の健康影響等に関する他の分野の基準も参考と しながら、処理工程における放射性物質の挙動に関する知見を踏まえ、検討してまいります。
また、浜通り地方・中通り地方を対象としたということについては、空間線量率が他の地域 に比較して高い地点が多いということ。それから、災害廃棄物の汚染の有無とかレベルが、今 現在あまりわかっていないという状況もありますので、とにかく調査をするということ。モニ タリング等の実施をまずは速やかにやる必要があるということで、今回、この地域を指定して 調査を実施したということでございます。
今後は仮置場に集積してモニタリングを行った上で、処理方法を検討するということとして おります。
その下に参考として、「クリアランスレベルとの関係について」ということで書いてござい ます。これは、今回の災害廃棄物がクリアランスのレベルのものと一緒に議論できない、クリ アランスのレベルのものというのは、もともと原子炉等、そういった施設で使われていたもの を、そのクリアランスのレベル以下であれば、通常の廃棄物として処理をしていいというレベ ルでございます。ただし、クリアランスレベルは、東京の環境放射能水準が0.07であり、これ よりも大変に高いということで、クリアランスレベルでの処理は難しいということを書かせて いただいております。

  by setonokaze | 2012-04-14 02:42 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(10万ベクレル処分方法)の落とし穴 9 #ガレキ

10万ベクレルとはびっくりだ。
8,000ベクレルでびっくりしたばかりなのに、
これはもう、我慢の限界を超えている。

「8,000Bq/kgを超え100,000Bq/kg以下の焼却灰等の処分方法に関する方針について」            http://www.env.go.jp/jishin/attach/no110831001.pdf を考察する。

一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設において、
8,000Bq/kg を 超え 100,000Bq/kg 以下の放射性セシウム濃度が
検出された焼却灰を埋立 処分する際には、
本方針に従い適切に取り扱っていただくようお願いしま す。(2頁)

すなわち、10万ベクレル以下の焼却灰は、
「一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設」に埋設、
処分してよろしいというわけだ。

そして、その処分場の様子を別添1に図示している。
b0242956_22584059.jpg

b0242956_22575843.jpg


1.この図を見て分かる様に、六ヶ所村の核貯蔵施設の、簡易版だ。
細野大臣のいうガレキの受け入れは、核永久処分場を受け入れる覚悟がいる。
1)2)3)のいずれの処分場にも排水処理設備がある。
漏れでたセシュウム等を処理する為だ。この排水処理は、
設備がある限り維持管理しなければならない。
この下流に放水する場合は、さらに深刻だ。汚染の恐れがある。

2.屋根があれば、埋設した焼却灰の上部の隔離層はなくてよいことになっている。
人里離れた、処分場の場合、普段は無人で、管理も完全とは言えまい。
数百年も経てば、屋根が無くなって、放置される事もあるだろう。

3.屋根がなくとも、2)の様に、コンクリート等の容器に入れればよいとしている。
隔離層も設けなくてよい。
コンクリートの寿命はせいぜい100年。
数百年以上、永久に管理しないとならないのに、これでは無理。
しかも、管理者が変われば、ウニャムニャになりやすい。
安全の保障は出来まい。

4.いずれの場合も、遮水シート等が必要。
この防水シートなのだが、数百年の耐用のあるものは、存在しない。
どうするか? やりかえるには、全ての埋設物を掘り起こさなければならない。
費用のかかる遮水シートのやり替えが出来るとはとても思えない。

10万ベクレルで
びっくりしたが、10万ベクレルを超える場合は、
セメントで固化して、10万ベクレル以下になれば、
10万ベクレル以下としてよいと言うのだから、まあ、ざるのざる扱いだ。
しかも、セメントの厚みを増やして、も良いと言うのだから、
事実上の制限なしだ。

ガレキ,ガレキのオンパレードで、
ガレキの受け入れを細野大臣は各自治体に要請しているが、
最終処分場を 永久(少なくとも数百年)安全に維持管理出来るか、
よく考えてほしい。

多少の補助金につられて、
受け入れると、その何倍以上の費用を永きに渡り、
負担しなければならない事に、気付いてほしい。
大切な郷里を放射能から守ることが、自治体の長の責務だ。

西日本が守るべきは
3.11以前のクリアランスレベル(少なくとも100ベクレル以下)なのだ。                  
                                  
  
注)この方針は、福島限定なのだろうが、この指針の中では、福島限定とは明示されていない。全国に適用しても、法的に問題ないともとれる。


参考 当ブログ
15.ガレキ広域処理(10万ベクレル処分方法)の落とし穴 8 2012.4.10
14. ガレキ広域処理(10万ベクレル)の落とし穴 7 2012.4.9
13.ガレキ広域処理(バグフイルターの論拠)の落とし穴 6 2012.4.8
12.香川県内の市町はガレキ受け入れ表明ゼロ。 2012.4.8
11. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 5 2012.4.2012.4.2
10. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 4 2012.3.30 
9. 坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川 2012.3.29
8.ガレキ広域処理の落とし穴3  2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2   2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴1 2012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況  2012.3.14
4.ガレキの広域処理  2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック 2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1  2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2  2012.3.6

  by setonokaze | 2012-04-11 23:07 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(10万ベクレル処分方法)の落とし穴 8 #ガレキ

10万ベクレルとはびっくりだ。

「8,000Bq/kgを超え100,000Bq/kg以下の焼却灰等の処分方法に関する方針について」   を考察する。

1.福島県内限定でなさそう。
環境省から昨年の8月31日付で出だされたこの方針、
「福島県内の災害廃棄物の処理の方針」おいて、一時保管することとされています。
とあるが、この指針の宛先が
「各度道府県・政令市・・・殿」とあるから全国が対象の様だ。

2.処分は安全だという。
環境省が開催し ている災害廃棄物安全評価検討会において御検討いただいた結果、
この方 針により安全に埋立処分することが可能であるとの評価を頂来ました。
が論拠の様だ。

3.これだけ重要な指示が、単なる技術的助言だ。
本通知は地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 245 条の4第1 項の規定に基づく
技術的助言であることを申し添えます。とある。

4.責任は環境省にないとの明言だ。
埋め立てた後、セシュウムが漏れだし、問題を起こしても、
それは各自治体の責任ですよ。
と明文化されている。

5.各自治体の責任は永久
しかも、責任はセシュウムがある限り、永久に各自治体の責任と言うことだ。
多少の助成金で目先、ガレキを受け入れても、永久に管理,維持費を考えたらとても、各自治体で負担出来るはずもない事。当然永い年月では、処分場やりかえの経費も考慮が必要だ。

6.核最終処分場なのだ。
核の最終処分場を世界初に受け入れる覚悟が必要。
核の最終処分場を全国拡散させる細野大臣の取組みは、世界初 
歴史上類をもない。かのソ連邦でもやらなかった事だ。
住民投票で決めるべき案件なのだが、どの自治体も、かような認識はない。

今、ガレキガレキのオンパレードで、
各自治体に野田総理、細野大臣が受け入れを要請している。
が、それが単なる要請に過ぎないのは、この通達から明らかだ。
要請だから、受け入れるか入れないかは 自己責任となる。
いったん、受け入れたら、自治体が背負うことになる責務は永久だ。

今、在職,任期中と言うだけで、
現知事、現市長はこのリスクを永久に負うことが出来るのか。
負の遺産を永久に地元に負わせていいのか、考えれば、結論は自明だ。
徳島県の見解は、この事を充分に踏まえてのことで、すばらいと思う。

放射能公害を防止する為には、封じ込めが原則。
封じ込めに失敗すると放射能公害は拡散する。
細野大臣のやろうとしているガレキの広域処理は間違えている。

正しくは、現場に、放射能特区などを作り、封じ込める事なのに、
福島の痛みを全国で分かち合おうは、世界初の暴挙だろう。

西日本、九州、沖縄等の地区は3.11以前のクリアランスレベルを守り、
安全な食品の供給源とすべきなのだ。
これが、西日本が東日本を支えることなのだ。


                         (続く)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.env.go.jp/jishin/attach/no110831001.pdf
              
                       環廃対発第 110831001 号
                       環廃産発第 110831001 号
                          平成 23 年8月 31 日

各都道府県・政令市廃棄物行政主管部(局)長 殿

           環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部 廃棄物対策課長
                               産業廃棄物課長
            産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室長

      8,000Bq/kg を超え 100,000Bq/kg 以下の焼却灰等の
     処分方法に関する方針について

廃棄物の適正な処理の推進につきまして、平素より格段の御尽力を賜り 厚く御礼申し上げます。
さて、平成 23 年6月 23 日付け「福島県内の災害廃棄物の処理の方針」、 同月 28 日付け「一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取 扱いについて」及び7月5日付け「産業廃棄物への放射性物質混入可能性 の 先 行 調 査 に つ い て ( 要 請 )」 に お い て 、 放 射 性 セ シ ウ ム 濃 度 が 8,000Bq/kg を超える焼却灰については、処分方法の検討結果がまとめら れるまでの間、一時保管をすることとされています。
今般、放射性セシウム濃度が 8,000Bq/kg を超え 100,000 Bq/kg 以下の 焼却灰の処分方法について、別添のとおり取りまとめました。
この内容については、埋立処分場の跡地利用の制限による一般公衆の被 ばく防止及び作業者の被ばく対策に加え、放射性セシウムによる公共用水 域や地下水の汚染防止や長期的な管理を行うものであり、環境省が開催し ている災害廃棄物安全評価検討会において御検討いただいた結果、この方 針により安全に埋立処分することが可能であるとの評価を頂きました。
一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設において、8,000Bq/kg を 超え 100,000Bq/kg 以下の放射性セシウム濃度が検出された焼却灰を埋立 処分する際には、本方針に従い適切に取り扱っていただくようお願いしま す。なお、焼却灰等以外で国が別途取扱いの考え方等を定めているものに ついては、当面の間、当該考え方等に従ってください。
各都道府県及び政令市におかれましては、内容につき御理解の上、管内 市町村等への周知方よろしくお願いいたします。
なお、本通知は地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 245 条の4第1 項の規定に基づく技術的助言であることを申し添えます。

  by setonokaze | 2012-04-10 23:58 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(10万ベクレル)の落とし穴 7  #ガレキ

以前から、netに10万ベクレルがちらちらでていて、
気になっていた。
8000ベクレルでも、びっくりなのに10万ベクレルなのだ。
細野大臣の狙いが、福島限定か、それとも全国版か。
見極められないでいたからだ。>< 
「福島県内の災害廃棄物の処理の方針」にもとずくものとあるのだが。。

昨日のニュースで
細野大臣が警戒地区で初めてのガレキ集積場(一部報道では中間貯蔵施設)を
樽葉町に作ると言う。
集積場で分別し、10万ベクレルを超えたガレキは国が整備予定の中間貯蔵施設に持ち込む。
10万ベクレル以下のガレキは仮設焼却場での処理を検討している。

この話は、
10万ベクレル/kgのガレキの話だから、
焼却した後の焼却灰が数百万から数千万ベクレル/kgになるであろうことは容易に推測出来る。
明らかに、核処理施設を環境省が運営しようとしているのは、
明らかだ。こんな国世界にないだろう。
環境省はいつから、東電後仕舞い請負省になり下がったのだろう。
これで、日本の環境を守っていると言えるだろうか?

環境省は
昨年の8月末に、8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の
焼却灰等の処分の方法について決めていた。 
8000ベクレルを超え10万ベクレルまではコンクリートでかためるという。
そして、最終処分地に埋設するとと言う。
10万ベクレルを超えるものは、セメントで固めて、
10万ベクレルになれば、10万ベクレル以下と見なすと言う。
さらに高い線量のものはセメントの厚みを増せば、
同様に扱って良いと言う。
環境省は合格するまで、いくらでも下駄を履いて良いとする。
ざる指導だ。><

セメントは水を通す。
試験ではセシュウムは十数パーセント流れ出ると言う。
だが、水にぬれない様に埋設すれば良いとした。
こんなの、努力目標にしか過ぎない。
だから、全国、あちこちの埋立地で、しみ出て来ている。
(ググってみて下さい)


半減期は
10万ベクレルの焼却灰
30年後  5万ベクレル。
60年後  2万5000 ベクレル。
90年後  1万2500ベクレル。
120年後    6250ベクレル。
150年後    3125ベクレル。
180年後    1562ベクレル。 まだ稲の作付けは出来ない。
3.11以前のクリアランスレベル(100ベクレル)になるにはまだまだ先だ。
セシュウムは100年で1/10になると言うから、100ベクレルになるには300年かかる。

セメントの寿命は
50年からせいぜい100年
(日本の旧建築基準で建築された壁厚0.31メートル程度の建造物は普通50-60年程度 wiki)、
最近は海砂を使うのでこれより短くなる。
だいたい、200年以上もさらに永久に、この永久処分場を安全に管理出来ると言う,
細野大臣の考えは、甘すぎる。到底、同意出来ない。

加えて言うと。
六ヶ所村でさえ、中間貯蔵施設で、核の永久貯蔵所は日本にはない。アメリカ、ドイツにもない。
オンカロ(フインランド)にある。映画「100,000万年後の安全」http://www.uplink.co.jp/100000/ になっている。

なのに、
だれも反対せぬまに(ガレキ法には共産党のみが反対)、
核の永久処分場を、あちこちに作ろうとしている。
多分、細野大臣は、福島だけでなく、
全国に拡散させるのだろうと危惧している。

                              (続く)




参考 当ブログ
13.ガレキ広域処理(バグフイルターの論拠)の落とし穴 6 2012.4.8
12.香川県内の市町はガレキ受け入れ表明ゼロ。 2012.4.7
11. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 5  2012.4.2
10. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 4 2012.3.30 
9. 坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川2012.3.29
8.ガレキ広域処理の落とし穴3  2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2 2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴1  2012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況 http://lituum.exblog.jp/17968498/  2012.3.14
4.ガレキの広域処理  http://lituum.exblog.jp/17963290/ 2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック http://lituum.exblog.jp/17925190/ 2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1 2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2 
2012.3.6


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・
       河北新報社 web 2012年4月8日

国、楢葉にがれき集積場 来月にも着工 警戒区域で初
 東京電力福島第1原発事故で大部分が警戒区域となっている福島県楢葉町の沿岸部2カ所で、国が5月にも東日本大震災で発生したがれきを保管する集積場の整備を始めることが7日、分かった。震災から1年以上たっても警戒区域内の震災がれきはほとんど手付かずの状態で、同区域内で大規模ながれきの保管場所の整備は初めて。
 環境省や楢葉町によると、すでに町内2カ所に計約2.5ヘクタールの用地を選定、土地所有者らと契約に向けた最終調整を進めている。来月にも着工し、夏以降、町内のがれき約2万5千トンを順次搬入する。今後、警戒区域の再編に伴い、本格化する町の復興に向けた作業の後押しになると期待される。
 集積場に運び込まれたがれきは可燃物と不燃物に分別する。放射性セシウム濃度が1キログラム当たり10万ベクレルを超えたがれきは、除染ごみを保管するため国が整備予定の中間貯蔵施設に持ち込む。
 10万ベクレル以下の場合、可燃物は国が広野町などに設置を目指している仮設焼却場での処理を検討。不燃物は管理型処分場での埋め立てなどを考えている。
 集積場は粉じんの飛散防止のための囲いを設置するほか、がれきの周りに土のうを積んで空間放射線量を低減させることも検討している。
 楢葉町の警戒区域は、全域が住民の立ち入りが自由となる「避難指示解除準備区域」に近く再編される見通し。住民帰還に向けてインフラ整備や家屋の解体作業が本格化する。町の担当者は「震災がれきの撤去が進めば農地の復旧も可能になる」と期待を寄せる。
 楢葉町を含む福島県沿岸部6市町の警戒区域内で、地震や津波による震災がれきは、推定で約47万4千トンに上り、ほとんどが放置されたままになっている。
 環境省は楢葉町以外でも、警戒区域を抱える沿岸部の自治体で震災がれきの集積場の用地選定を急いでいる。

  by setonokaze | 2012-04-09 01:48 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(バグフイルターの論拠)の落とし穴 6  #ガレキ

バグフイルターでセシュウムが除去出来るから、
ガレキの広域処理は安全安心だという。
本当なのか?
また、どういう経緯で安全となってしまったのかググってみた。


昨年5月15日に急遽行われた環境省の災害廃棄物安全評価検討会(第1回)を考察する。
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

事前資料の配布もなしに、日曜日に急遽開かれた、環境省の有識者会議の議事録。
内容は用意された議案に沿っての決定だ。><
どうも、このバグフイルターに関する検討が事の始まりらしい。
非公開のこの会議で重要な決定がなされたようだ。

バグフイルターがほぼ100パーセント集塵出来る。
発言したのは大迫委員だ。

「ごみの中に入っているセシウムが燃えた後に、まずボトム アッシュ、
我々は焼却主灰と言いますが、底に残る部分のアッシュに半分。
それから、飛灰と して排気ガスと一緒に飛んでいくばいじんとしての飛灰、
これに半分の50%が移行していたと いう報告がございます。」

とあるから、
焼却主灰に半分、飛灰に半分の50パーセントが移行している、
合わせて100パーセント。排ガスで抜けるセシュウムは0パーセントと言う主張だ。
飛灰はバグフイルターでほぼ100パーセントとれる。との説明。

セシュウムで実験したデータではないようだ。
しかも、添付資料が見れないので、確定は出来ないが、
実際に、大迫委員が実験した様ではないし、
大迫委員の類推にしか過ぎないようだ。
100パーセントを証明する事は出来ないと推察した。
セシュウムについて、実験していないものを、
セシュウムに適用するのは、危うい事だ。
リスクが高すぎる。

だから、
メーカーが100パーセントとれない。と言うのが、流れ、
島田市では60パーセント位しか捕捉してない。などがでるのだろう。

この
大迫委員の説明を環境省が丸呑みしたには間違いない様だ。
この方針が決まってから、もう1年になろうとしている。
環境省は追認試験、データを既に持っているはずだ。

100パーセントバグフイルターでセシュウムが除去出来ているのなら、
公表すべきだし、
巷で言われている様に60パーセントしか除去出来ないなら、
今、全国で始めようとしているガレキの焼却は中止すべきだ。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                        
委員会名簿
井口哲夫  名古屋大学大学院工学研究科教授
大垣眞一郎 独立行政法人国立環境研究所理事長 (座長)
大塚 直  早稲田大学大学院法務研究科教授
大迫政浩  独立行政法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター長
酒井伸一  京都大学環境科学センター長
新美育文  明治大学法学部専任教授
松浦紳之  近畿大学原子力研究所教授
森澤眞輔  京都大学名誉教授

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・
災害廃棄物安全評価検討会(第1回) 日時:平成 23 年5月 15 日(日)14:00~16:30
災害廃棄物安全評価検討会(第1回) 議事要旨
日時:平成 23 年5月 15 日(日)14:00~16:30 場所:環境省第 1 会議室
出席委員:大垣座長、井口委員、大迫委員、大塚委員、酒井委員、杉浦委員、新美委員 オブザーバー:経済産業省原子力安全・保安院放射性廃棄物規制課 中津課長
福島県生活環境部 髙松次長
財団法人 日本分析センター 池内理事 環境省:南川事務次官、谷津官房長
廃棄物・リサイクル対策部 伊藤部長 廃棄物・リサイクル対策部企画課 坂川企画課長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室 吉田室長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課 山縣課長補佐 水・大気環境局大気環境課 手島課長補佐
※会議は非公開で行われ、終了時の次官挨拶は公開された。

 大迫委員の発言抜粋 
24頁
「それから、そのばいじんとして排ガスと一緒に飛んでいくわけですので、通常は廃棄物焼却 炉においては、排ガス処理の、特に集じん装置において除じんされます。近年の廃棄物焼却炉 においては、バグフィルター方式を、これはダイオキシン対策ということで、この分野の中で 進めてきた対策技術がほぼ主流でありますので、高い集じん効率が確保されています。下に参 考として書いてございますが、排ガス中のばいじんに関して、サブミクロンから数百μmぐら いが大体ばいじんの粒径の範囲で、平均粒径は20~40μmなんですが、集じん効率については、 バグフィルターの場合は、安定条件で動かせば、粒子径によらず、ほぼ100%。」

25〜26頁
○杉浦委員 3ページ目の真ん中のところで教えていただきたいんですけども、セシウムは燃 焼したときに揮発するということで、主灰に残っているのは50%かもしれませんけども、フラ イアッシュについているのかどうかということで、揮発して蒸気状でいたら、フィルターで取 れるのか取れないか、木材を燃やしたときに大変な影響があるので、そこら辺も尐し教えてい
-25-ただければと思います。
○大迫委員 今、私どもの解釈だと、もちろんガスは冷却されていきますので、セシウムの塩 素化合物であっても、あるいはセシウム自身の揮発されたものであっても、物性から見ると、 このバグフィルターの温度、あるいはそれ以前の冷却過程で凝結して固体になっているという ふうに考えて、あるいはヒュームとして液滴になっているかもしれませんが、そういった形で フライアッシュにほぼ移行しているというように理解しております。
○杉浦委員 大変安心しました。

  by setonokaze | 2012-04-08 14:15 | ガレキの広域処理

香川県内の市町はガレキ受け入れ表明ゼロ。#ガレキ

やっと香川県内の市町の受け入れゼロが表明された。
ヤレヤレ、ちいさな子どもを抱えるママ,パパ達もほっと一息だ。

広域処理への賛否では反対はなかったと言うが、
国からの要請にあからさまに反対と言える自治体は余程でないとない。

京都では激しい「帰れコール」が若い子育て主婦中心に起きていた。
当たり前だろう。
3月31日細野大臣に「帰れコール」の大合唱が。@京都
前編  http://www.youtube.com/watch?v=iFi7QkngopM
後編  http://www.youtube.com/watch?v=G_pjnTgiL_0



丸亀市の見解「焼却灰の処理方法がクリアできない」は懸命な見解。
8000ベクレルなどはトンでも高いレベルなのだ。

今でも、
原発からでる、廃棄物、布、手袋等は燃やさずに、
ドラム缶に入れ、厳重に原発施設か、六ヶ所村等で厳重に保管されている。
(クリアランスレベル,100ベクレル)
原発由来も、ガレキも同じ核廃棄物なのに、なぜ扱いが違うのか。
細野大臣の今回の説明には整合性も合理性も全くない。
とても、安全安心などといえたものではない。

しかも
永久管理が自治体に課せられる。(世界初)
この、高濃度放射性ガレキ焼却灰の永久管理は自治体に出来る訳がない。
少々の補助金につられて受け入れると、
とんでもない、やけどをするだけだ。


地元民主党
玉木雄一郎議員(香川2区) @tamakiyuichiroがtwitterでガレキ受け入れを呼びかけ中 (2012.2.21 13:01投稿)はまだ取り下げていない。

小川淳也議員(香川1区)はブログで東日本大震災・災害廃棄物広域処理(*ガレキ)推進議員連盟設立総会が開かれ、副幹事長に任命されました。と2012年3月7日に報告。その後、辞任したとの記述はない。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・
        四国新聞 web 2012年4月6日

 震災がれき処理をめぐる香川県内市町の対応
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 香川県内市町、受け入れゼロ/震災がれき処理
 東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきの広域処理について、香川県内の17市町すべてに受け入れる意向がないことが5日、四国新聞社の首長アンケートで分かった。すべての市町が「現時点では難しい」と答えた。広域処理を目指す政府方針に賛成する市町が多いものの、受け入れの課題として放射能汚染への不安や処理施設の能力を挙げる自治体が目立つ。
 香川の場合、県はがれき焼却施設や最終処分場を保有しておらず、県内への受け入れの可否は施設などを持つ市町の意向に左右される。

 アンケートでは、被災地以外の自治体による震災がれきの広域処理について、17市町のうち6市5町が「賛成」と回答。「反対」の自治体はなかった。「どちらでもない」と答えた6市町からは「現地処理を進めることと併せて広域処理を目指すべき」(坂出市)、「焼却灰の安全性に疑問が残る」(宇多津町)などの意見があった。

 がれきの受け入れ要請があった場合の対応では、▽受け入れを決めている▽受け入れる方向で検討中▽検討しているが現時点では難しい▽受け入れるつもりはない▽検討していない―の選択肢のうち、前向きな回答をした自治体はなく、17市町すべてが「現時点では難しい」と答えた。主な理由は「老朽化した焼却施設の改修を周辺住民に打診している状況では意向確認が困難」(高松市)、「焼却灰の処理方法がクリアできない」(丸亀市)、「市民の不安が払しょくされていない」(坂出市)だった。

 受け入れの課題や障害を選択式(複数回答可)で尋ねたところ、「放射性物質の安全性が保証されていない」が最も多く、11市町が選択。「住民の反対が予想される」を選んだ自治体も8市町に上り、放射能汚染への根強い不安をうかがわせる結果となった。以下、「処理できる施設がない」(7市町が選択)、「処理施設の能力が足りない」(6市町が選択)―などと続いた。

 アンケートは県内8市9町の首長に対して3月下旬から4月上旬にかけて行った。

がれきの広域処理
 東日本大震災で発生したがれきは国の推計で約2252万トンに上り、被災地外での処理が必要になっている。国は、県内処理が基本の福島県分を除いた岩手、宮城両県のがれき約2千万トンの一部を広域処理の対象とし、全国の自治体に引き取りを求めているが、受け入れは難航。2014年3月末までに処理を終える政府目標の達成は困難な情勢となっている。政府は3月中旬、受け入れを表明していない香川など35道府県の知事らに野田佳彦首相名の要請文書を一斉送付した。

  by setonokaze | 2012-04-07 02:39 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 5  #ガレキ

100ベクレルと8000ベクレルの危うさ。

岩手県と宮城県の災害廃棄物の安全性について 環境省広域処理情報サイト 
http://kouikishori.env.go.jp/howto/を考察する。

2.広域処理の対象
a.可燃物の場合は、放射性セシュウムの濃度が240〜480ベクレル/kg以下のものが広域処理の対象の目安となります。という。

この
「240〜480ベクレル/kg以下のもの」の記述が引っかかっていた。
普通、規制するなら、「◯◯ベクレル/kg以下のもの」とするはず。
おかしい。何故か。
{2012.4.19追加 「焼却炉の型式に応じて 240Bq/kg 以下又は 480Bq/kg 以下のものとしています。」という環境省の記述見つけた。小さい><見落としていた。訂正します。http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_100-8000.pdf }


空間線量率との関係
環境省はなぜ、ガイガー(シンチ)をガレキに向けて、1m高さで計り
OK,安全だなどのパホーマンスをしていたのか。
その訳が、多少分かった。
換算表があるのだろうと、考えたが、まだ換算表には行き着いていない。
環境省の指針の中に空間線量率との関係 を見つけた。

(1)空間線量率が比較的低い場合
0.2μSv/h程度の仮置き場では、災害廃棄物の放射性セシュウム濃度は概ね800Bq/kg以下であった。とある。
この概ね800Bq/kgのガレキを焼却しても、最大で10倍程度と考えられるので、
焼却灰は8000Bq/kgとなる可能性が高いとしている。
さらにまぜて、混焼した場合はさらに濃度が低くなる可能性があるという。

すなわち、
余裕をもって、8000Bq/kgになるので、
空間線量率0.2μSv/h以下のガレキなら安全安心なガレキと言う訳だ。
(バックグランドは引いた値だと思うが、その確認は記述からはとれない。)

空間線量率について
何かおかしくないか。ガレキの規制値はBq/kgとしときながら、
空間線量率μSv/hで規制すると言う。
そこには、濃縮係数をかましている。
濃縮係数の値次第でなんとでもなる。
だから、実際の焼却で高濃度の焼却灰がでている。

規制するならガレキは食品がそうである様に、Bq/kgで統一すべきだ。

事故後、いち早くアマチュアが、
空間線量計で食品に異常がでているとツイートした時には、
ずいぶんと、空間線量計では分からない。
と自称学者さんが突っ込みを入れていた。
校庭の汚染の時も、同じく、
線量計(ガイガー、シンチ)を地表に近づけてはかるのはおかしいなどの指摘が多くあった。
だから、Bq/kgで今は規制されている。なのに、ガレキの受け入れはμSv/hだ。
だから、曖昧なのだ。
お上はいつも正しい、とのお考えの様だ。

もう一つ、おかしいこと
濃度規制だから、混ぜて薄めれば必ず8000ベクレル以下になると言うのだ。
混ぜてごまかすのは違法としていないからだ。いくらでもごまかせる。
言い換えれば、環境省は混ぜて焼却すれば、
8000ベクレルを超えることはないと、あからさまに、指導しているのだ。
8000ベクレルありきで、逆算した
不安全不安心のガレキの全国拡散と思うのは私だけだろうか。

こんな考えで安心安全なガレキと言いつつ、
放射性物質を全国に拡散しようとしているのは、
世界初の愚挙。やめたほうがいい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県内の災害廃棄物の処理の方針  平成23年6月23日  環境省  http://www.env.go.jp/jishin/attach/fukushima_hoshin110623.pdf

(参考2) 空間線量率との関係              (8頁)
空間線量率と災害廃棄物の放射性セシウム濃度の関係について、既存の調
査結果から、次のように考えられる。
(1)空間線量率が比較的低い場合            
仮置場の災害廃棄物から1m地点での空間線量率が低い場合は、災害廃棄 物の放射性セシウム濃度が比較的低く、ばらつきも小さい。例えば、空間線 量率が 0.2μSv/h 程度の仮置場では、災害廃棄物の放射性セシウム濃度は概 ね 800Bq/kg 以下であった。
災害廃棄物だけを焼却した場合、主灰の放射性セシウム濃度は災害廃棄物 のそれと比較して最大でも 10 倍程度と考えられるので、主灰の平均的な放射 性セシウム濃度は 8,000Bq/kg 以下となる可能性が高い。生活系の廃棄物など と混焼した場合は、さらに濃度が低くなる可能性がある。
(2)空間線量率が比較的高い場合
仮置場の災害廃棄物から1m地点での空間線量率が比較的高い場合は、災 害廃棄物の放射性セシウム濃度のばらつきが大きい。例えば、1m 地点での 空間線量率が 0.8μSv/h 程度であるときに災害廃棄物の放射性セシウム濃度 の平均的な値は 3,000Bq/kg 程度と推定されるが、6,000Bq/kg 程度にまでば らついている。
このため、焼却した場合の主灰の放射性セシウム濃度のばらつきも大きい ことが予想される。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参考 当ブログ
10. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 4 2012.3.30 
9. 坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川 2012.3.29
8.ガレキ広域処理の落とし穴3 2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2  2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴1 2012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況 2012.3.14
4.ガレキの広域処理   2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック  2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1 2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2  2012.3.6

  by setonokaze | 2012-04-02 23:08 | ガレキの広域処理

ガレキ受け入れが東北復興の為になるって思っていませんか?(マンガ) #ガレキ

ガレキ受け入れが東北復興の為になるって思っていませんか? 

今日、ご紹介するのは 自腹で人と島を守りたいとうちなーんちゅと、
沖縄を愛する被災者との共同で作成されたという。マンガです。
私の文章より強くアピール出来るようです。ぜひ、読んでみて下さい。
内美まどかさんのガレキ受入れの問題点をまとめた漫画
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 http://deigoinsatu.toypark.in/traffic/gareki/garekis.pdf
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追加 ご報告 2012年4月5日
掲載マンガの発行者から、転載・印刷・配布自由のうれしいお返事が届きました。原作者に御礼申し上げます。皆さんも、気に入りましたら、下記のサイトからダウンロード出来ますので、ぜひ、ご利用ください。

Re: 「ガレキ受け入れが東北復興の為になるって思っていませんか?」の件
返信が遅くなってしまい申し訳御座いません。
こちらの漫画は転載・印刷・配布自由です。
出回ってしまったサイトは1ヵ月後には無くなってしまうので
下記の作画担当漫画家ブログよりダウンロード可能です。
http://madoka8madoka.seesaa.net
掲載されてる方が増えれば、工作員も行動が難しくなるそうなので
皆で力を合わせればよいですね。

今後とも宜しくお願い致します。
代表 宮◯◯美子
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このマンガ作者のプロフィール             (2012.5.3追加)
内美まどかさん @madoka8madoka さん
主婦目線で社会問題を考えていきます。
HP   http://mado.moo.jp/
自己紹介 
女の子を描くのが大好きです。
男の人を描くのはまだまだ苦手意識があります。
愛犬の(散歩用)飲用水を自分の物と間違って
飲み干したことがあります。
間違いの多い人生ですがよちよち歩いてます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こちらの漫画は転載・印刷・配布自由にして下さいました。ぜひ、御利用ください。
内美まどかさんに感謝です。

  by setonokaze | 2012-04-01 21:34 | ガレキの広域処理

ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 4  #ガレキ

100ベクレルと8000ベクレルの危うさ。

現地に大量に放置されたガレキが復興の最大の妨げになっていると、
野田総理と、細野大臣が主張し、「痛みを全国で分かち合おう」と
ガレキ,ガレキのオンパレードをマスコミを総動員して始めた。
しかも、安心安全な福島県外のガレキであると主張する。
不安全不安心な福島のガレキは、福島から出さないとも言う。
無主物」であるセシュウムが福島だけに降って他県には降らなかった
との錯覚を起こさせる様な 安心安全ガレキ,ガレキのオンパレードだ。

セシュウムは濃縮させないことが肝要。
セシュウムは濃縮するので燃やして灰にするは最悪。


半減期


放射性セシュウム137で100ベクレルなら30年経てば50ベクレル。
まずまずの安全レベルとなる。
だから、現地で堤防にしたり、盛り上げて丘を作り土をかぶせ森にする。
木を植えて30年すれば安全な公園、緑地が出来る。
放射性ガレキ処理の正しい安全な処理方法なのだ。
神戸の普通ガレキと同じに扱うのは誤り。

焼却灰にして最高8000ベクレルに濃縮してしまうと
30年たっても、4000ベクレル。まだまだ、とても危険なレベルだ。
60年たっても、2000ベクレル。
90年たっても1000ベクレル/kg。まだ稲の作付けは出来ないレベル。

そこまで民間の最終(永久)処分場のゴムシートが破れないと保障は出来まい。

しかも、一般的ゴムシートは継ぎ目があちこちにある。
皆が反対するのは当然のことだ。

世界では前例のない、
はじめての、放射性廃棄物の全国拡散が始まろうとしている。
既に先行焼却で高濃度の焼却灰が出ているのに、
安全安心のオンパレードだけが
「福島の痛みを分かち合おうと」マスコミを総動員して進められている。


竹槍でセシュウムを撃退出来る程、セシュウムは「やわ」でない。


参考 当ブログ
9. 坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川
http://lituum.exblog.jp/18045121/ 2012.3.29
8.ガレキ広域処理の落とし穴3  http://lituum.exblog.jp/18040373/ 2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2  http://lituum.exblog.jp/18001993/ 2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴1 http://lituum.exblog.jp/17989600/ 2012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況 http://lituum.exblog.jp/17968498/  2012.3.14
4.ガレキの広域処理  http://lituum.exblog.jp/17963290/ 2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック http://lituum.exblog.jp/17925190/ 2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1 http://lituum.exblog.jp/17918815/ 2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2 
http://lituum.exblog.jp/m2012-03-01/ 2012.3.6

  by setonokaze | 2012-03-30 00:18 | ガレキの広域処理

坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川 #ガレキ

3月26日坂出市綾市長が「現段階での受け入れは困難」との考えを示した。
3月28日高松市大西市長が「市の処理施設の現状や放射性物質への市民の不安などを
総合的に考え、受け入れ困難」との認識を示した。

これで
待っていた、2の市の見解が出た。
正しい判断だと思う。
残る市町村も続いてほしい。

香川では
「福島の子どもたち香川においでプロジェクト」がある。
数百人のボランテアが息の長い支援をしている。
「おいでハウス」や「シェアー・ハウス」もあり、
福島らからの放射能避難者を多く受け入れている。
この外にもボランテアが支える拠点が香川に点在している。
既に、香川は福島らとしっかり絆で繋がっている。

来年はいないであろう、
野田総理や細野大臣がいくら、ガレキガレキのオンパレードをしても、
無理だと思う。
これ以上の放射能の拡散はやめにしてほしい。

香川の民主党の状況

玉木雄一郎議員(香川2区)がtwitterで、ガレキ受け入れを提案中。

小川淳也議員(香川1区)が東日本大震災・災害廃棄物広域処理(*ガレキ)推進議員連盟の副幹事長をしていることは香川ではほとんど知られていない。

今の民主党は漂流する党だ。マニフェストは守らないのに、
世界初の放射性物質の全国拡散を始める。最悪だと思う。
1年後,民主党の存続すら危ぶまれているのに自覚はないようだ。

                               
参考 当ブログ
8.ガレキ広域処理の落とし穴3  http://lituum.exblog.jp/18040373/ 2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2  http://lituum.exblog.jp/18001993/ 2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴1  http://lituum.exblog.jp/17989600/ 2012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況 http://lituum.exblog.jp/17968498/  2012.3.14
4.ガレキの広域処理  http://lituum.exblog.jp/17963290/ 2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック http://lituum.exblog.jp/17925190/ 2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1 
http://lituum.exblog.jp/17918815/ 2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2 
http://lituum.exblog.jp/m2012-03-01/ 2012.3.6

            
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引用1              四国新聞 web版 2012.3.28 
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20120328000405           
震災がれき受け入れ「現時点では困難」/高松市長                  
東日本大震災で発生した震災がれきの広域処理について、高松市の大西秀人市長は28日の定例会見で、市の処理施設の現状や放射性物質への市民の不安などを総合的に考え、受け入れは困難との認識を示した。

 市には西部(川部町)と南部(塩江町)のクリーンセンターがあるが、大西市長は余力がある西部については「施設が旧式で老朽化している上、放射性セシウムを除去するフィルターが装着されていない」などと説明。また、南部も構造上の問題で小さなごみしか処理できず、対象のごみはかなり限定されるとした。加えて、最終処分場は綾川町陶にあり、「市単独では判断できない」と語った。

 これらを踏まえ、大西市長は「放射性物質への市民の不安も強く、被災地復興にはできるだけ協力したいが、現時点での震災がれきの受け入れは困難と言わざるを得ない」と述べた。

引用2              四国新聞 web版 2012.3.27
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20120326000368 
東日本大震災で発生したがれきの広域処理について、香川県坂出市の綾市長は26日の定例会見で「現段階での受け入れは困難」との考えを示した。

 がれきの受け入れは全国的に進んでおらず、政府が受け入れを表明していない道府県の知事らに要請文を送付。これを受け、23日には県内市町の担当者を集めた県からの説明会があり、市は庁内で協議してきた。

 市内には府中町に最終処分場、新浜町にごみ焼却施設があるが、市長は「施設の能力的に受け入れは難しい」と現状を説明。市民らから受け入れしないよう求めるメールが寄せられていることにも触れ、「市民は放射性物質に敏感になっている。施設が整ったとしても理解を得るのは難しいのでは」と述べた。

  by setonokaze | 2012-03-29 00:31 | ガレキの広域処理

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