東海第二再稼働「反対」10「賛成」2 30㌔圏96万人避難困難 茨城の市町村アンケート / 東京新聞


今日、ご紹介するのは東京新聞の記事。

ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。

ちょい遅れだが、重要な情報源


【 要約 】


茨城県内44市町村長 再稼働是非本紙アンケート

「反対」         10

「賛成」          2

「どちらとも言えない」  31


首長らが、住民避難や原発の老朽化などを

不安視する現状も浮かび上がった。


東海第二は

30キロ圏内に、全国最多の約96万人が生活する。


規制委は年内にも審査で「適合」とする可能性。

810日告示の茨城県知事選で再稼働の是非は大きな争点。


大子町長   「96万人の避難は難しい」

つくば市長  「老朽化や被災ダメージがあり、安全性が担保されない」

潮来市長   「40年ルールは順守すべきだ」

石岡市長   「市民が納得し、安心できる十分な安全対策が条件になる」

取手市長   「十分な安全性の検証が担保されないうちは稼働すべきではない」

立地東海村長 「住民の意思を尊重しつつ判断する」


水戸市長   「避難計画の策定、安全協定の見直し後、市民の声を十分に考慮し判断する」

「賛成」常陸大宮市長 「科学的、技術的な見地に立って安全と判断されれば国の責任において再稼働すべきだ」

茨城町長  賛否を記入せず。  


・・


【核心】2


全国最多の約96万人が住む30㌔圏の14市町村は、

避難計画作りに苦労しており、策定した自治体はまだない。


すでに、再稼働している原発地元でも、

避難の課題は、置き去りにされたままだ。


■ 16時間半

ひたちなか市長

96万人が避難するシミュレーションは、誰もやっていない。

実際出来るのかと考えたら、気が遠くなる」

全市民約157000人の避難先は、県内だけでなく、100㌔超離れた千葉県にも設定された。

茨城県の推定では、5㌔圏内に住む約15000人が県外を出るまでに、

16時間半かかるとされた。


本間市長「普段は5分で出られるはず。尋常ではない数字だ」

常陸市長「峠道では雪が積もっていた。常陸太田ではあまり雪が降らないので、

自家用車中心の避難計画が作れない可能性がでてくる」


■見切り発車

F1事故では、住民が一斉に避難したため大渋滞となり、大混乱を招いた。

この反省から、国は原発から30㌔圏の市町村に避難計画の策定を義務付けている。


川内原発

避難先の集会所が崖崩れの心配がある山あいにあり、

無事につけるか分からないケースもある。


伊方原発

取り残された半島の住民が荒天時に、

フエリーで逃げられるのかという問題を抱える。


伴原子力資料情報室共同代表

「原発が単独事故を起こしても、百万人近い人が避難するのは困難。

複合災害まで考えると、スムーズに避難できるような計画作りは不可能だ。

住民の安全を守る避難計画がなければ、再稼働してはいけない」


       東京新聞29813日 

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・・・


この国の避難計画が無理なのは明白。

なぜなのか?


それは

IAEAの定める。

IAEA INSAG-10, "Defence in Depth in Nuclear Safety",Vienna, 1996.

深層防護の第5層有効な避難計画がないから。


何かと言えば、

お上はIAEAを持ち出すのに、

こと、有効な避難計画については、

知らんぷり。


なぜなのか?

それは、この国で

有効な避難計画がなければ、「原発を稼働出来ない」と

すれば、ほとんどのこの国の原発が稼働出来なくなるからだ。


だから、

新規制基準にしていない。

新規制基準に出来ない。


そして、

自治体に避難計画は丸投げとし、

有効かどうかは問わない。

避難計画がありさえすればいい。とした。


しかも、

自治体が避難計画を作れば、原発の稼働を認めたことにする。

これで、大半のこの国の原発を稼働可能とした。


結果、

伊方原発のように、米国では決して稼働出来ないのに、

この国では堂々と稼働だ。


以下事例参照
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NNNドキュメント「避難計画で原発やめました」 廃炉になった米・ショアハム原発と再稼働間近の愛媛県伊方原発。同じような細長い地形に立地するのに、なぜ真逆の結果になった 一体この違いはなんだ!




インディアンポイント原発 NY近郊 老朽原発2基閉鎖合意 州知事「人口過密地域に時限爆弾」/東京新聞


「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 



・・・・・


原発は

もはや正常な道理では稼働出来ないのは明らか。

無理が通れば、道理引っ込む。


何が、「世界最高レベルの新規制基準」だ。

正に、「世界最低レベルの新規制基準」だ。



1) 個人の感想です。

2) F1は福島第一原発の略称。

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  by setonokaze | 2017-08-22 23:55 | 東京新聞

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