全国の原発の状況 /こちら原発取材班 東京新聞


今日、

ご紹介するのは東京新聞の記事。

ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。

ちょい遅れだが、重要な情報源


【 要約 】


全国の原発の状況(2017.7.1時点)


■全国16原発のうち稼働中は5基。

関電高浜3,4号機

四電伊方3号機

九電川内1,2号機


■新規制基準に適合と判断したもの4原発7基。

高浜1,2号機

大飯3,4号機

美浜3号機

玄海3,4号機


■今秋にも再稼働するもの

玄海3,4号機


■東海第二

審査終了の見通し立たず。

来年11月に40年の運転期間が終わる。


■柏崎刈羽6,7号機

審査が終わる時期は見通しがたっていない。


          東京新聞2975

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・・・


そもそも

新規制基準に適合したら

原発は安全なのか?


新規制基準は

世界最高の基準なのか?


■新規制基準の経緯             参照1


炉規法改正による。

①シビアアクシデント対策義務化

②バックフイット制度の導入

③電気事業法の規制下を炉規法に移行

40年運転制限の導入


20117月 ストレステスト導入

20129月 原子力規制委員会発足

20132月 新規制基準骨子案バブコメ開始

20137月 新規制基準施行


■新旧規制基準の比較

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対症療法の新規制基準なのがよく分かる。

根本安全策を項目に入れると既存の原発は稼働出来ない。

作り替えるしか無くなる。


で、

大半の原発がクリア出来る内容に定めた。


■問題点

①活断層

Sクラスの建物直下に活断層がなければよい。

(原発敷地にあっても問題ない)

Sクラスの建物以外なら直下に活断層があってもよい)

活断層モドキも、活断層の近くもだめ。


40年寿命

2012年に炉規法改正で定められた。

原発の運転期間は使用前検査に合格した日から起算して 40 年とされ、

1回に限り、20 年を超えない期間延長することができるとされた。

認められれば60年運転できる。

当時、モナ大臣は例外規定はまずないと胸を張った。

例外規定を忍ばせた原子力ムラがしたたか。


原子炉は中性子照射で、

新品の原子炉は、零度以下の脆性遷移温度が、1、2年で常温以上に上昇する。

F1で作動していた緊急冷却装置を運転員が停止させたのは、

炉が脆性遷移温度以下になりパリンと壊れるのを恐れたためだ。

さほど恐ろしい。


③有効な避難計画

IAEA深層防護の第5層有効な避難計画がなければ

稼働はできないのだが、有効な避難計画がマル抜け。

新規制基準にない。

地元自治体に丸投げ。


④シビアアクシデント対策

格納容器は二重にしなくても良い。

ミサイル被害 規制委は検討しない。


⑤コアキャッチャー

ない。

炉の下に水を貯めれば良いとした。

水蒸気爆発はしないことになっているのだ。

(水蒸気爆発した時は想定外)

水蒸気爆発が怖いから、高額のコアキャッチャーを装備する。

水を張るだけでいいのなら、なぜそれが世界基準にならないのでしょう?

最終ヒートシンク喪失対策はない。


⑥多数基立地は規制対象外。

原子炉と原子炉の間に安全距離が確保されていない。


■まとめ

2011年3月22日班目原子力安全委員会委員長

参議院予算委員会で、非常用ディーゼル発電機や制御棒など

重要機器が複数同時に機能喪失することまで想定していない理由を福島瑞穂に問われ、

「そのような事態は想定していない。そのような想定をしたのでは原発はつくれないから、

どこかで割り切らなければ原子炉の設計ができなくなる」と回答。


そうなのです。

原発は商業炉。


採算が合わなければ成り立たない。

儲けが出なければ成り立たない。

過剰に安全対策をすれば成り立たない。

安全な原発を作れば成り立たない。


安全を割り切って切り捨てないと

原発はできないのです。



それでも

原発続けますか?







注1)個人の感想です。

注2)F1は福島第一原発の略称。

参照1  原子力発電所の新規制基準の策定経緯と課題

http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2013pdf/20130903131.pdf

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A インディアンポイント原発 NY近郊 老朽原発2基閉鎖合意 州知事「人口過密地域に時限爆弾」/東京新聞

http://lituum.exblog.jp/26556675/

B NNNドキュメント「避難計画で原発やめました」 廃炉になった米・ショアハム原発と再稼働間近の愛媛県伊方原発。同じような細長い地形に立地するのに、なぜ真逆の結果になった 一体この違いはなんだ!

https://youtu.be/jyNeArkQzrQ

当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 

http://lituum.exblog.jp/25092914/

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-7 東電の罪を問う 瀬戸の風

 http://lituum.exblog.jp/18898290/

-6 黒い雨 4 http://lituum.exblog.jp/20802878/

-5 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 

http://lituum.exblog.jp/25115640/

-4 ガレキの広域処理 http://lituum.exblog.jp/i4

-3 2022までに脱原発 ドイツの決断 現地からのレポート

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-2 染みだした核のごみ ドイツは失敗したか5 / 東京新聞

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-1東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/

0 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。

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1.  東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。  

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  by setonokaze | 2017-07-13 06:31 | 東京新聞

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