1号機原子炉上部 ふたズレ落ちていた 水素爆発で大きな隙間 /こちら原発取材班 東京新聞
今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源
【 要約 】
F1の原子炉上部を覆っていた500トン超のコンクリート製のふたが
ずれ落ちていた。
3分割した形のふたは、厚さが0.6m 1つ55〜63トンある。
3枚を組み合わせて直径12m前後の円形とし、3段重ねにする。
総重量 511トン。
巨大な放射能遮蔽板。
一番下のふたはずれ落ち、
真ん中と上のふたは浮き上がっていた。
ふたの隙間から 400〜460mSvの放射能もれ。
ずれ落ちたふたをどのようにすかはまだ決まっていない。
東京新聞29年4月19日
・・
この蓋は
格納容器のコンクリート製蓋といってもいい。
下の図で分かる。
(出典: 東京電力の図面 出所不明)
格納容器は鉄製、外はコンクリート。
頂部と底部にコンクリートはない。
底部には制御棒がある。
上部は
核燃料出し入れ用に頂部が外せるようになっている。
周囲はボルトで止められている。
黄色のお椀を伏せた形。
出し入れのため、コンクリート室にして、
天井を井戸蓋のようにしてある。
この蓋がずれ落ちたり、浮き上がっていた。
蓋の下は2.23シーベルト/h。
5Fの天井には燃料交換用クレーンが走る。
コンクリート室の横は燃料プール。
水素爆発は5Fで起きたとされている。
蓋の直上だ。
いくら重くても、
載せただけなら、爆風でめくれる。
蓋の下に水素ガスがたまっていれば、
当然、爆発もする。
東電は、
原因追及には、極めて消極的だ。
いや、しない。
だから、こうなっています。こうでした。
しかいわない。
責任追及されたくないのが、ミエミエ。
原発全損事故なのに、
単なる水素爆発で済ませようとする。
他の原発の再稼働の足を引っ張らない為なら
なんでもやる気だけはありありだ。。。
注1) 個人の感想です。
注2) F1は福島第1原子力発電所の略称
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東京新聞
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by setonokaze | 2017-04-28 01:27 | 東京新聞