森住 卓 写真展・講演会『 福島 放射線を視る 』at 高松 レポ 2017年3月5日
目に見えず、臭いもなく、味もなく、音もなく、
五感で感じることが出来ない放射能。
もし、それを視ることができたら…
事態は変わっていたかもしれない。
と言うので、レポです。
【写真展】3月3日(金)〜3月6日(月) 10:00〜21:00
GALLERLY
福島 放射線を視る 森住 卓 写真展
会場に入ります
会場
飯館村野神山の麓の住人の赤石沢さんはマツタケ取りの名人だ。経験と感で
どこに生えているのかピタリと当てる。
まさに名人芸だ。
採取地:飯館村野手神山
採取日:2013年10月4日
保育園の園庭に落ちていた上履き。
採取地:浪江町大堀
採取日:2013年2月24日
採取地:飯館村村比曽
採取日:2013年10月20日
250〜300CPM
手前左の写真
測りきれない将来への不安
避難住民のクリーニング検査防護服で身を守りながら測定器を当ててくる大人たちを、
無防備の子どもたちはどんな気持ちで見ていたのだろうか?
(3月16日、二本松市男女共生センター)
Nuclear Blue 核に蝕まれる地球
福島 — 放射線を視る
目に見えず、臭いもなく、音もなく、痛くもかゆくもなく五感で感じることが出来ない放射能。
これを視覚化し人びとの脳裏に焼き付けたいと試行錯誤を続けている。
放射能の視覚化は当初、東京大学農学部名誉教授の森敏先生の協力で、ICプレートを用いて映像
化した。その後、フイルム(TRY-X)に感光させる方法で画像を作り出している。
これらは福島県内の帰還困難区域から拾ってきた物である。白くきらきら光る斑点は、放射性物質
のセシウムの微粒子が物体に付着し、放射能を出している様子だ。
放射能の脅威の持続性をあらためて認識していただければ幸いである。
森住 卓
【講演会】3月5日(日) 13:00〜16:00
高松市瓦町FLAG 8階 アートステーション
森住 卓 氏
IAEAとWHO
チェルノブイリ事故後 WHOの独自調査が出来ない。
チェルノブイリの教訓を住民の立場で学ぶ
やんばるで生きる ヘリパットの建設に反対する高江の人々
福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト 渡辺さんの挨拶
受付 書籍の販売も
写真展の写真はこの本に掲載されている。(オートラジオグラフは掲載されていない)
福島第一原発 風下の村【森住 卓 写真集】扶桑社
森住 卓
HP http://www.morizumi-pj.com/
FB https://www.facebook.com/takashi.morizumi
TW https://twitter.com/senngophoto
主催 NPO法人福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト
新聞報道記録
by setonokaze | 2017-03-07 17:09 | 放射能汚染