日仏のギャップ 1億6500万年前の粘土層 日本と次元の違う安定度  核ごみの後始末㊤/ 東京新聞



今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】


政府は、
フランスと高速炉を共同開発することで、核燃料サイクルを維持しようとする。

両国ともエネルギー資源に乏しく、使用済み核燃料を再処理する方針は共通する。
だが、10月中句に参加した日本記者クラブのフランス取材団で痛感したのは、
地震など自然リスクの大きさや、安全性にたいする哲学に、
日本とは大きなギャップがあることだ。3回に分けてリポートする。

10万年は人間から隔離する必要がある高レベル放射性廃棄物が悩みの種。
最終処分場と言えばフインランド西岸の「オンカロ」が有名だ。
フランスもパリ東部約230キロの穀倉地帯で処分場建設のめどをつけつつある。
早ければ2020年には建設が始まる見通しだ。

ムーズ県ビューレ村。90人ほどが暮らす。
ANDRA(放射性廃棄物管理機構)の地下研究所がある。
地下420mの石灰岩層の下に厚さ150mの粘土層、その下には再び石灰岩層。
粘土層は1億6500万年前にできた。

研究施設は地下約500メートルの粘土層にある。
下りてすぐ感じたのは、空気が乾いていることだ。
壁も地面もからからに乾いていた。

日本の北海道幌延町、岐阜県瑞浪市に似た研究所があるが
どちらもポンプが2日も止まれば水没するほど水が出る。
これほど状況が違うとは想像していなかった。

日本では、地盤が古いと言ってもせいぜい幌別町の7000千年前。
フランスやスイスは2倍以上古い。
オンカロは19億年前にできた岩盤。
安定度が違う。

そのギャップを縮めようと、
日本では廃棄物容器の周りを人工粘土で固め、乗り切ろうとする。

果たして、日本に全ての問題をクリアする地が見つかるのか。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・

幌別の
ニュースが流れるたびに画像をウォッチしていたのだが、
どう見ても、路面や路肩に水跡がみられたので、気になっていた。
やはり、ポンプアップしていたのだ。
しかも、ポンプが2日も止まれば水没だと。
どんだけ、腐食に危険なのだ。

水は腐食の最大の敵。
高濃度核廃棄物の容器は、ステンレス、銅、鐵などが使われる。
乾燥した条件なら、腐食の進行は遅い。かほとんど起こらない。
水を嫌う最大の理由だ。

この国は
1000メートル以上掘れば、どこでも温泉が出ると言われている。
数百メートルで水が出ないなんてね。

ましてや、最近は海底でもOKなんて、
人工粘土で囲んだからOKなんてね。
科学的知見で考えてなぜそうなるのか理解出来ない。

数百メートル掘るのは、今ではいとも簡単なことなので、
ボーリング禁止にするというが、果たして、
10万年後の人がこの禁止を守るとはとても思えない。
注意看板ですら、10万年そこにあるとは思えない。
注意看板を10万年もつ材料で作れば、それを持ち出すやからが出るのは、
古墳の盗掘をみれば自明のこと。

10万年も政権や国家が存続した例もない。

始末に困れば埋めればいいなんて、
考えてみりゃ、ムチャな話。

核廃棄物を作るなら、
埋めなくてもいいものにすべき。
それができないのなら、
核廃棄物を作るな。。。






注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・                            
                    東京新聞2016年10月25日
b0242956_7145649.jpg

お気に入りましたら、購読のほどよろしくと、勝手に
東京新聞の購読申込をUPしておきます。
【読者とともに】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/
当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25092914/

・・・・・

-6 東電の罪を問う 瀬戸の風
 http://lituum.exblog.jp/18898290/
-5 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25115640/
-4 ガレキの広域処理 http://lituum.exblog.jp/i4
-3 2022までに脱原発 ドイツの決断 現地からのレポート
http://lituum.exblog.jp/18025076/
-2 染みだした核のごみ ドイツは失敗したか5 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/22496486/
-1東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/

0 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。
http://lituum.exblog.jp/17909501

1.  東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。  
  http://lituum.exblog.jp/17764554/
2. ラッセル・アインシュタイン宣言  一考察(原発の恐ろしさを思い知る。)
http://lituum.exblog.jp/19980944/
3.「科学者よ、声をあげよ」訴える故放射線専門家の妻 http://lituum.exblog.jp/18471961/
4.メルトダウンしていた米国初の原発 http://lituum.exblog.jp/19675969/
5. 上関原発,祝島に思う http://lituum.exblog.jp/18923860 
6.原発はもう無理 GEの発言 原文も http://liuum.exblog.jp/18757169/
7. アメリカ合衆国原子力規制委員会元委員長 原発産業は "Going Away" 
http://lituum.exblog.jp/21285539/
8.   トリチウム 染色体異常を起こす 39年前の記事
http://lituum.exblog.jp/21437678
9.  小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細  
http://lituum.exblog.jp/21410321/
10. スリーマイル島からフクシマへの伝言 
http://lituum.exblog.jp/19960375/
11. 福1原発はベントになぜ失敗したか 2  ラプチャーデスク
target="_blank">http://lituum.exblog.jp/19279826/
12.  米国最大の原子力発電会社元会長兼CEO「もうこれ以上、原子力発電を続けても良いことは無い」 フォーブズ
http://lituum.exblog.jp/21387047/
13.  チェルノブイリから福島へ ノーベル文学賞・アレクシェービッチさんのメッセージ全文 / 
http://lituum.exblog.jp/25016159/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 瀬戸の風 特選動画 】
ムルロアから愛をこめて Greetings from Mururoa
2016/10/17 に公開
1960年代から30年にわたって南太平洋のムルロア環礁で200回以上も核実験が行われた。これは、放射能について何も知らずに核実験に参加したフランス人の若者の数十年後の姿を追ったドキュメンタリーである。


  by setonokaze | 2016-11-03 07:16 | 東京新聞

<< 日仏のギャップ 使用済みMOX... 川内原発の再稼働を問う 甘い前... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE