実用化へ見通し立たず もんじゅ廃炉なら 高速炉撤退考える時 /こちら特報部 東京新聞 


今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

政府は「もんじゅ」を廃炉にする方向性を固める一方、
新たに官民の「高速炉開発会議」を設置し、
核燃サイクル政策を維持しようとしている。

フランスとの共同開発などに活路を見いだそうとするが、
日本側の都合だけでうまく事が運ぶのか。

もんじゅ の頓挫が明らかになっているのに、
勝算のないまま研究開発を続けていけば、
今後も無駄に国費が失われていく恐れがある。

鈴木達治元内閣府原子力委員会委員長代理
「電力会社が支援出来ないと表明した時点で、
もんじゅ の継続は難しいと思っていた。
高速増速炉の研究開発を見直すなら、
当然、日本の核燃料サイクルの見直しもすべきだ」

「MOX燃料は1回使用すると、プルトニウムの質が悪くなり、
2回目はほとんど使えなくなる。
プルサーマルだけで核燃サイクルを確立するのというのは論理的に破綻している」

「高速増殖炉実用化が見えない中、使用済みMOX燃料はもう再利用出来ない。
高速増殖炉を切り離してプルサーマルでサイクルを廻すというのはあり得ない。
原子力の専門家も電力業界も経産省も分かっているのに、国民をごまかしている。
MOX燃料をどう捨てるのか、いつかは必ず扱わなければならない」

「*この先、100年、200年単位で原子力を扱うなら、
資源効率という持続可能を追求するために増殖炉は必要になるかもしれない。
日本がいつまで原子力をやるか分からないが*」

・・・

高速増殖炉は冷却材にナトリウムを使う。
「実験炉 常陽」は2007年原子炉内でトラブルを起こし、停止中。
「原型炉 もんじゅ」は1995年にナトリウム漏れの火災事故。
1兆円以上の国費をかけたがつまずいた。

伴原子力資料情報室
「高速増殖炉は研究を重ねても、実用レベルに達する見通しが全く立たない。
もんじゅ がダメだからアスリッドに軸足を移すと安易に考えるのではなく、
開発継続の是非をきちんと議論することが先きではないか」

「アレバは赤字続きで経営危機に陥っており、アスリッド計画は当初より5年遅れている。
共同研究で日本は資金だけ引っ張り出されることになりかねない」

高速増殖炉は原発と比べ、はるかにコントロールしにくい。福島の事故後、
受入れる自治体があるとは考えにくい。撤退が合理的だ」

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「文殊」が事故 った。
ナトリウムが漏れ燃えた。

ナトリウムは不活性ガス環境に置かれていなければならない。
だのに配管から漏れたナトリウムは空気に触れ燃えた。
窒素ガスを充填しているのは原子炉だけで、
それから先の配管は2重管で、管の間だけ窒素ガス充填だった。
配管建屋は空気。
当然、漏れれば燃える。
しかも、ナトリウムは空気中で燃えれば、白煙を発する。
一寸先も見えない。
2重管は何の役にも立たなかった。

ナトリウム漏れに備えて、2重管にしていた。
だから、この事故は想定外。
温度測定プローブが長かったのが原因とか。
これも、想定外。

普通のプラントなら、それで済むだろうが、
核プラントは、たった1つのミス、想定外でも、
核プラント全体が再起不能となる。
この事の自覚がないから、当然の結果だ。

核プラントが通常プラント技術の流用で成り立たないのは
核を扱う特殊性から必然だ。

残念ながら、
人類は、核プラント構築に必要十分な技術は有していない。
全自動化しても、無理だろう。

まして、
さらる進化系の高速炉なぞ、無理のムリ。。






注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
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             東京新聞2016年9月27日
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参照1 新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会
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参照1  http://ameblo.jp/shinx55/entry-10916466351.html
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「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
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  by setonokaze | 2016-10-06 20:43 | 東京新聞

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