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事故当時5歳児「甲状腺がん疑い」の意味 県、なおも「影響考えにくい」 福島原発健康影響調査/東京新聞

今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

当時5歳だった男児が「甲状腺がん、ないしは疑い」と診断された。
初のケース。

福島県は甲状腺がんの発生と事故の因果関係を認めていないが、
その理由の一つが
「放射線の影響を受けやすい5歳以下に発症者がいない」だった。

論拠の一つが揺らいだ。

6月6日、
県民健康調査検討委員会が開かれた。
記者会見では、2巡目で「がん、ないし疑い」と診断された
事故当時5歳、検査時9歳の男児について質問が集中した。

星北斗座長
従来の見方に変更はないとした。

武市甲状腺専門医
「『一例だから 大したことはない』とするのも一つの考えだが、
『貴重な一例』とすれば、今後の対策も変わってくる**」

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福島の甲状腺がん患者が“抹殺”される? なぜ県の検討委員会は
「被曝影響は考えにくい」と言い切れるのか         参照1

初期被曝のデータは福島ではたった1500人ほどしかない。
医大は外部がきちんと評価が出来るような情報を出そうとしないし、
県はそれを指導もしない。

「**若いのに切開した傷ができて、この先、薬もずっと飲み続けるのです」

原発事故から5年が経過し、主に検査対象者を診療する小児科医が
検査の在り方に疑問を投げ掛けた                   参照2






注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
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                    東京新聞2016年6月28日
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【読者とともに】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/

参照1  週間プレnews  [2016年07月03日]
http://wpb.shueisha.co.jp/2016/07/03/67414/
福島の甲状腺がん患者が“抹殺”される? なぜ県の検討委員会は「被曝影響は考えにくい」と言い切れるのか

福島で甲状腺がんが多発している原因が福島第一原発からの放射線かどうかを専門的な立場から助言するために県が設置した「県民健康調査検討委員会(検討委)」。

6月6日に福島市で開かれた検討委で、甲状腺がん患者の中に当時5歳以下だった子供が加わったことが初めてわかったが、彼らは「被爆の影響とは考えにくい」という姿勢を崩さない。(前編参照⇒『福島の“甲状腺ガン”健康調査検討委員会は問題がありすぎる! 患者のデータを医大が隠そうとする理由とは』)

このままではがん患者が見殺しにされかねない事態になりそうだ。一体、何が起こっているのか?

■甲状腺がん患者の存在をなかったものとする?

甲状腺がん多発が放射線由来かもしれないのに、周りから「結論ありき」「寄せ集め」などと思われている検討委。実際にメンバーはどう考えているのか。

週プレでは現在の検討委メンバー全員と前座長の山下俊一氏、福島県立医科大学で甲状腺内分泌学講座の主任教授を務める鈴木眞一氏の17人に書面で取材を申し込んだ。

回答したのは、6人のみ。回答がない委員には回答期限を2度延期するなどして再三の要請をしたが、それでも返事がないか回答を拒否された。

回答を寄せた明石真言(まこと)氏は、今の検討委の構成では深い議論はできないという。

「科学的なマテリアルをどう評価しようとかいう感じではなく、県の調査を聞いているスタンス。例えば、患者が事故当時に被曝した線量を追いかけるためには現在の委員会構成では無理でしょう。もっと線量の専門家をそろえて、別のワーキンググループをつくらないといけません」

検討委の中間とりまとめは「福島の小児甲状腺がんは放射線の影響とは考えにくい」となっているが、回答を見ると委員の考えは微妙に違う。甲状腺がんの臨床の専門家である清水一雄氏や、多発は過剰診断説を唱える津金昌一郎(しょういちろう)氏は「多発は放射線の影響であるともないとも、現時点では断言できない」と言う。

春日文子氏はさらに踏み込んで「現時点では被曝の影響を全員について否定することはできない。被曝の影響があったかどうかの判断には、被曝データとの検証に加え、今後ある程度の時間が必要」と答えた。
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本誌のアンケートには、17人中たったの6人しか回答をよこしてこなかった。その回答では「放射線の影響がないとは断定できない」と言っているのに、検討委員会の見解は「影響は考えにくい」となっている。検討委の意見は本当に信用できるのか?
初期被曝のデータは、チェルノブイリでは30万人だったのに対し、福島ではたった1500人ほどしかない。データが少ないのに「被曝の影響は考えにくい」といえるのかという疑問に対して、放射線物理学が専門の床次(とこなみ)眞司氏は「患者個人の線量が推定されない限り、現時点では甲状腺がんの発生と放射線被曝との因果関係は不明」と言い、検討委の構成についても「私以外に線量のことがわかる委員はほとんどいない」と答えた。
回答を寄せた委員はみんな「放射線の影響は現時点では否定はできない」と言っているのに、検討委の見解が「影響は考えにくい」に統一されているのは明らかにおかしい。しかも、医大は外部がきちんと評価ができるような情報を出そうとしないし、県はそれを指導もしない。

検討委の動向を注視し続けている人たちからはこんな声も聞こえてくる。

「今の多発は過剰診断だったということにして、今後はなるべく手術をしない方向にもっていくでしょう。しかし手術しなくてもいいということになれば、すでに手術をした人たちはどう思うでしょうか。まだ若いのに切開した傷ができて、この先、薬もずっと飲み続けるのです」

事実、鈴木眞一氏らが出席して5月に相馬市で開かれた「こどもと震災復興国際シンポジウム2016」では、講演者から「注意深く経過を見守ることが、即座に手術に進むよりいいかもしれない」とするスピーチがあった。

今の福島の甲状腺がん多発が本当に被曝と因果関係がなければ、それに越したことはない。だが、チェルノブイリで子供に多発した前例がある以上、福島でも増えるとの前提で検査や検討をしなければいけないだろう。事故直後にSPEEDI(スピーディ)の情報隠しで住民は避難が遅れ、その上、きちんとした被曝検査が行なわれなかったために、患者がどの程度被曝していたかさえわかっていないのだから。

そんな中で、まともな調査もせずに「被曝影響は考えにくい」などと言ってしまうのはそれこそ無責任だ。このまま診断が減らされ、手術もしなくなり、さらに情報隠しまで行なわれたら、甲状腺がんの患者自体が存在しなかったようになってしまう。彼らが“抹殺”されるような事態は絶対に許してはならない。

(取材・文・撮影/桐島 瞬)

参照2 福島民友ニュース 2016年07月04日 10時32分
「甲状腺検査」再検討を 福島県小児科医会が独自委員会設置へ
 県小児科医会(太神(おおが)和広会長)は3日、郡山市で開いた総会で、東京電力福島第1原発事故の健康影響を調べる県民健康調査のうち、事故発生時18歳以下の県民を対象に県が行っている甲状腺検査の一部見直しを含む再検討が必要として、その在り方を考える同会独自の検討委員会設置を盛り込んだ総会声明を採択した。同会が検査再検討の必要性を示すのは初めて。

 原発事故から5年が経過し、主に検査対象者を診療する小児科医が検査の在り方に疑問を投げ掛けた形だ。

 同会によると、検査によって、甲状腺がんや「がんの疑い」と診断されたのは172人(3月末現在)。一般的に甲状腺がんは治ることが多いため検査実施による「死亡率の低下」のメリットが生じにくい一方、がんと診断された際の精神面などのデメリットもあり、検査は世界的に推奨されていない。

 総会声明では、検査を受けた子どもらや保護者、県民に健康不安などが生じているとし、「検査を受けた人への寄り添った説明や、県民に対する検査結果の分かりやすい説明が必要」とした。

 太神会長は「県民の不安をなくすために始まった甲状腺検査だが、検査によって(新たな)不安が生じた可能性がある。検査を受けた人の立場に立って見直す必要がある」と述べた。

 検討委は会員で組織し、秋ごろから議論を始める見込み。甲状腺がんと診断された人の意見を吸い上げるなどし、来年の総会までに方向性をまとめたい考え。また、総会声明内容を今後、県などに要望する。

 また声明では、子どもたちへの健康影響への対応と将来にわたる健康管理、避難、帰還する子どもたち、その家族への継続的な支援なども盛り込んだ。

当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25092914/

【東京湾のセシュウム】

か. 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25115640/
お. 東京湾のセシウム 5  http://lituum.exblog.jp/23624514/
え.  東京湾のセシュウム 4   http://lituum.exblog.jp/18350663/
う.  東京湾のセシウム 3   http://lituum.exblog.jp/17973763/
い. 東京湾のセシウム2   http://lituum.exblog.jp/17838047/
あ.  東京湾のセシウム1   http://lituum.exblog.jp/17770286/
【原発テロ】

e 原発テロ対策 先送りの怪 新基準で設置を義務付けたはずが… 設置せぬまま運転 / 東京新聞 
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d 被爆死最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究 反対運動恐れ公表せず/ 東京新聞
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c 「自衛隊が原発警護」検討 対テロ名目 活動拡大 海外では軍隊の例なし / 東京新聞
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b 原子力施設狙いロケット弾 ガザからイスラエル・ディモナ原子炉を標的 ロイター / 東京新聞 
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a 「自衛隊が原発警護」検討 対テロ名目 活動拡大 海外では軍隊の例なし / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23505787/

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【樽葉町】

イ 樽葉避難指示 9月5日解除 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24680690/
ロ 樽葉町 来春にも帰還宣言だが、 田んぼ、水源 汚染深刻 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22803459/
ハ 樽葉町 住民不安 国は前のめり 仮設期限切れ、行き場失う恐れも 避難解除 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24180815/
ニ  避難住民帰還 同意ない加速 自民「18年に賠償打切り」提言 消えぬ不安 住民不在 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24550086/
ホ 福島・樽葉町住民「戻っても暮らせない」国、避難解除方針で説明会 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24632958/
ヘ いら立つ福島 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/21989526/

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【飯館村】

J 飯館村 雑草占拠 除染後の農地 復興に新たな壁 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25116557/
I  進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
H 山菜 高濃度セシウム 飯館村の山除染手つかず 住民「元の暮らしに戻れぬ」/東京新聞  http://lituum.exblog.jp/24598050/
G  飯館村 村民ADR申し立て 東電 目立つ和解拒否 怒る2837人 訴え最大級 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/23795518/
F  田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
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E 平均7ミリシーベルト県発表の倍 京大助教チーム調査 /こちら特報部 東京新聞 「飯館村に入った」http://lituum.exblog.jp/22670590/
C 「心配ないとは何だったのか」 飯館村 初期被ばく追う /こちら特報部 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22654068/
B  飯館に住み続ける 老老介護 被爆しても「こうするしか」 /奪われた暮らし 下 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22209022/
A 飯館村であの日、何が起きたのか 講演会 in高松
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-6 東電の罪を問う 瀬戸の風
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  by setonokaze | 2016-07-05 08:39 | 東京新聞

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