トモダチ作戦 ロナルド・レーガン訴訟 「悲惨な被ばく状況知って」/ 東京新聞

今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

トモダチ作戦で、米空母「ロナルド・レーガン」の
乗組員をはじめとする米海軍兵士たちが、F1事故で被ばくしたとして、
東電と原発メーカを訴えている損害賠償訴訟。

この問題を当初から追い、兵士たちを支援する被爆2世の日系ジャーナリスト、
エィミー・ツジモトさんは「日本人を助けようと奮闘した無名の兵士たちが、
既に数人が死に追い込まれるといった悲惨な状況下に置かれている
現実を知ってもらいたい」と訴える。

ロナルド・レーガンと第7艦隊の6隻は、
トモダチ作戦の一環として急きょ、東北に向かった。
津波に流された人たちの救出活動などを行ったが、
原発事故による放射性物質の大量放出を知らされなかった。

多くが、白血病や骨肉腫などの健康被害を訴え、これまでに5人が死亡し、
帰国後に生まれた乗組員の1歳半の男児が死亡したという。
原告は当初の8人から現在では387人に増えている。

東電は
「健康被害が福島の事故と因果関係があるとは解明できない」と主張し、
日本での裁判を求めているという。

■ツジモトさんは
白血病や骨肉腫は放射性物質の摂取により引き起こされやすい病気で、
高い放射能の値を示す当時の映像や資料が残っていることなどから
因果関係は明らかだと反論する。

「*多くは除隊を余儀なくされ、闘病生活を送っている。
東電が主張する日本での裁判自体が、非人間的冷たい仕打ちだ」

東電が拒否しているため本格的な審理は始まっていないが、
米国で訴訟を進める意義を強調する。

「米国の裁判には『ディスカバリー(証拠開示手続き)』という制度があり、
東電側は、事故当時の放射性物質の行方を『いつ、どこで、誰に報告したか』
などを明らかにしなければならない。

これは米国の兵士のみならず福島の人々に対しても大きな意義をもたらす。
被爆したと考えられる人々にとっても、健康被害との
因果関係を立証する手だてとなるでしょう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


F1爆発核事故で、
レーガンは福島原発の北東約160キロ付近の海域で活動していた。
急きょ福島を離れた。
除染のため、噴水で艦を洗う写真     参照5
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デッキブラシで甲板を除染する写真が報道された。
参照4
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レーガン無事だったのか?
報道特集
(レーガンは4時間以上もプルームの中にいたことになる。推定)
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海に放出される放射性物質の煙(出所不明)
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問題なかったとの報道もあるが、                 参照1

「金属の味」がする物質が飛行甲板上に雪のように降り積もった。  参照2
といい。
米空母「ロナルド・レーガン」は
2003年就航の新鋭艦だったレーガンは、
高い放射線値のため除染も改修もできずサンディエゴに繋留されたままであり、
廃艦となり深海に沈めて廃棄することも。

事実とすると、
かなりのプルームに襲われたことになる。             
ならば、当然の被害だ

アメリカでの裁判は、
東電側に立証の責任があるので、大変だ。
(この国の裁判もそうあるべき)
この裁判で、東電のウソが明らかになる可能性は大。
放出した放射性物質の量が明らかになるだろう。
なにしろ、東電発表はまるで大本営発表だからだ。




注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
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              東京新聞2016年4月27日
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お気に入りましたら、購読のほどよろしくと、勝手に
東京新聞の購読申込をUPしておきます。
【読者とともに】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/
参照1 http://onodekita.sblo.jp/article/61073906.html  院長の独り言
【3月14日 AFP】米海軍第7艦隊は14日、東京電力福島第1原発からの低レベル放射性物質を検出したため、東北地方太平洋沖地震の救援活動を行っていた空母ロナルド・レーガン(USS Ronald Reagan)などの艦艇を福島原発の風下から移動させたと発表した。
*声明によると放射線量は太陽などの自然から1か月間に浴びる放射線量よりも少ない程度のごく微量で、健康への影響はなかったという。
*福島原発の北東約160キロ付近の海域で活動していた。

参照2 http://newsphere.jp/national/20140516-2/  
2014年5月16日
トモダチ作戦従事の元米兵、東電を提訴 “金属の味”の物質が甲板に降り積もったとの声も…海外紙報道

 2011年3月11日に発生した東日本大震災に際し、米軍は救援のため「トモダチ作戦」を行った。当時、西太平洋上を航行中だった米海軍航空母艦「ロナルド・レーガン」(10万1429トン)らの艦艇は、3月13日には福島沖海面に展開して、救護活動を開始した。

 その後、作戦に従事した元兵士8人は、2012年12月、東電を相手取り1億1000万ドルの損害賠償を求めた(サンディエゴ連邦地裁)。その背景には何があったのか。

【訴訟の背景】
 ハフィントン・ポスト(米国版)のリン・ピープルズ記者は、元操舵員モーリス・エニス氏に取材。同氏は、作戦終了後、タイへの寄港を目の前にして、「医学的に健康で疾患なし。政府に訴訟を起こさない」という文書に署名させられたという。

 エニス氏は他の元乗組員とともに東電を相手とした訴訟に加わるが、この署名の意味は大きい。この時点で米国政府、米海軍は免責となるからだ。

 また、米海軍ではなく東電を訴えるのは、第一義的な加害者がその不法行為によって生じたすべての損害に責を負う、という米国法の運用に基づく。

 訴因は、東電が虚偽の情報を流し、それにより被ばくしたとする。一人あたり1000万ドル、さらに将来の抑止効果のための「懲罰的損害賠償」3000万ドル。原告らは甲状腺異常、持続性偏頭痛、腸内出血を発症、また妊娠中の女性もいた、と肥田美佐子記者は報じる(ウォール・ストリート・ジャーナル紙)。

【さらなる拡大も】
 さらに2013年末には、原告団が51人(8人を含む)の大規模訴訟となり、第二修正訴状が提出され、東電および菅直人元首相が被告とされた。虚偽の情報の流布、数々の不手際で事故直後の適切な対応をおこたり被害を大きくし、また原発を海水面と同等の高さに建設するなど保全に必要なコストを不法に削減したことを問うとする。ニュースサイト『エコ・ウォッチ』のハーベイ・ワッサーマン氏が報じている。

 今後も原告が増えるとすると長期化が予想され、裁判のゆくえが注目される。

【被ばくの瞬間、降り積もる「金属の味」の「放射性降下物」】
 ロナルド・レーガンが日本を離れ、飛行甲板を洗浄する作業を開始してようやく、放射能防護を指示されたという。エニス氏は、一般の水兵には最後まで「ヨウ素剤」が支給されず、将校やパイロットなどの幹部だけが甲状腺防護の錠剤を支給された、と後になって知らされた。水兵には採血や採尿、検診はなかったという。

 ワッサーマン氏によれば、「金属の味」がする物質が飛行甲板上に雪のように降り積もった。広島に原爆を投下したパイロットも、1979年のスリーマイル島原発事故のときの風下の住民も同様の表現をした、という。

 米政府は、被ばくした可能性がある7万人の米軍人、軍属、その家族に対して、「連邦医療規定」を停止。エネルギー問題評論家のウィザースプーン氏はブログで、これを暴挙だと批判。国防総省は「将来とも検診を要する程度ではない」と断言した。しかし、本規定の完全な運用なくしては、ロナルド・レーガンなどにおいて、将来どんな症状が発症しても、何もできないという。

【寄港を拒否され、廃艦もありうるロナルド・レーガン】
 ロナルド・レーガンは任務終了後、その放射線値のあまりの高さがゆえに、日本、韓国、グアムにおいて寄港を拒否され、2ヶ月後、サンディエゴに寄港した。

 ニュースサイト『インターナショナル・ポリシー・ダイジェスト』のペーター・リー氏によれば、この後、任を解かれ、航空母艦ジョージ・ワシントンに引き継がれる。2003年就航の新鋭艦だったレーガンは、高い放射線値のため除染も改修もできずサンディエゴに繋留されたままであり、廃艦となり深海に沈めて廃棄することもありうる。60億ドル(約6000億円)の同艦の喪失は、アメリカの国家覇権の観点からも問題が大きい、という。

【不十分な米国の医療】
 マイク・セボラン氏は放射線測定と航空機の除染に従事し、ネイサン・ピイクトウスキー氏は、原発の周辺に残っていた生存者への飲料水の配給で米海兵隊と行動をともにした。3年後、被ばくの後遺症によりセボラン氏は右半身の60%の機能を失い、ピイクトウスキー氏は骨髄移植で最近、回復した、とピープルズ記者は報じている。

 原発近くで任務に従事し、被ばく関連の症状に苦しんでいる兵士らに対し、米国政府は医療費のすべてを負担しようとしない。「今こそ彼らに手を差しのべるとき」と、非営利団体「兵士たちにあなたの救いを」代表のエリック・エグランド氏は主張している、という。同団体はオンライン募金を実施している。ただ、2万ドル目標に対し実績は650ドルと厳しい状況だ。

 放射能除染先任技術将校だったセボラン氏は自然放射能の300から400倍のレベルで1ヶ月間以上被ばくし続けたが、当局から認定されなかった。一部の認定者を別にすれば、元兵士の多くは現在でも専門医の治療を受けられず、医療費を支払えず、就労もできない。「被ばく症状は明白。専門医による診察が必要」と、エグランド氏は主張する。

 米国防総省は、被ばくは「長期の医療検査計画は必要ない」レベルだと発表。これに対し、放射能問題医師連合会会長のジョン・ラチョウ博士は、医療検査は「最低限度、必要なことだ」と力説する。「米国政府、日本政府、東京電力とも前向きではない。問題を見て見ぬふり」と、批判している。
参照3 阿修羅に掲載された写真。
参照4 2016.5.19追加
http://www.stripes.com/news/16-us-ships-that-aided-in-operation-tomodachi-still-contaminated-with-radiation-1.399094
参照5 2016.5.19追加 http://togetter.com/li/976974
当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25092914/

【東京湾のセシュウム】

か. 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25115640/
お. 東京湾のセシウム 5  http://lituum.exblog.jp/23624514/
え.  東京湾のセシュウム 4   http://lituum.exblog.jp/18350663/
う.  東京湾のセシウム 3   http://lituum.exblog.jp/17973763/
い. 東京湾のセシウム2   http://lituum.exblog.jp/17838047/
あ.  東京湾のセシウム1   http://lituum.exblog.jp/17770286/
【原発テロ】

e 原発テロ対策 先送りの怪 新基準で設置を義務付けたはずが… 設置せぬまま運転 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25118948/
d 被爆死最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究 反対運動恐れ公表せず/ 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/24350088/
c 「自衛隊が原発警護」検討 対テロ名目 活動拡大 海外では軍隊の例なし / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23505787/
b 原子力施設狙いロケット弾 ガザからイスラエル・ディモナ原子炉を標的 ロイター / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/23006443/
a 「自衛隊が原発警護」検討 対テロ名目 活動拡大 海外では軍隊の例なし / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23505787/

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【樽葉町】

イ 樽葉避難指示 9月5日解除 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24680690/
ロ 樽葉町 来春にも帰還宣言だが、 田んぼ、水源 汚染深刻 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22803459/
ハ 樽葉町 住民不安 国は前のめり 仮設期限切れ、行き場失う恐れも 避難解除 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24180815/
ニ  避難住民帰還 同意ない加速 自民「18年に賠償打切り」提言 消えぬ不安 住民不在 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24550086/
ホ 福島・樽葉町住民「戻っても暮らせない」国、避難解除方針で説明会 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24632958/
ヘ いら立つ福島 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/21989526/

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【飯館村】

J 飯館村 雑草占拠 除染後の農地 復興に新たな壁 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25116557/
I  進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
H 山菜 高濃度セシウム 飯館村の山除染手つかず 住民「元の暮らしに戻れぬ」/東京新聞  http://lituum.exblog.jp/24598050/
G  飯館村 村民ADR申し立て 東電 目立つ和解拒否 怒る2837人 訴え最大級 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/23795518/
F  田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23630858/
E 平均7ミリシーベルト県発表の倍 京大助教チーム調査 /こちら特報部 東京新聞 「飯館村に入った」http://lituum.exblog.jp/22670590/
C 「心配ないとは何だったのか」 飯館村 初期被ばく追う /こちら特報部 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22654068/
B  飯館に住み続ける 老老介護 被爆しても「こうするしか」 /奪われた暮らし 下 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22209022/
A 飯館村であの日、何が起きたのか 講演会 in高松
http://lituum.exblog.jp/18456385/

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-6 東電の罪を問う 瀬戸の風
 http://lituum.exblog.jp/18898290/
-5 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25115640/
-4 ガレキの広域処理 http://lituum.exblog.jp/i4
-3 2022までに脱原発 ドイツの決断 現地からのレポート
http://lituum.exblog.jp/18025076/
-2 染みだした核のごみ ドイツは失敗したか5 / 東京新聞
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-1東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/

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1.  東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。  
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http://lituum.exblog.jp/25016159/
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  by setonokaze | 2016-05-11 21:34 | 東京新聞

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