川内原発停止認めぬ決定 「社会通念」盾に安全軽視 /核心 東京新聞


今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

またも異なる司法判断をもたらしたのは
「社会通念」という新しい物差しだった。

川内原発1、2号機の運転差し止めを認めなかった福岡高裁宮崎支部の決定。
稼働中の高浜原発を停止させた3月の大津地裁決定とは正反対となった。

■ 独自の理論
「これまで聞いたことのない独自の理論だ」
原発の安全性の判断
「どの程度の危険性なら容認するかの社会通念を基準にするしかない」
巨大な火山噴火のように影響は極めて深刻でも発生の可能性が低い災害は
「社会通念上、無視し得る」

■ 判例を無視
海保元裁判官
「こんな判断枠組みを取るとは、びっくりだ」
1993年、大阪地裁の裁判長として高浜2号機運転差し止め訴訟で
住民敗訴の決定を出したが、
その際にならったのが伊方原発訴訟の最高裁判決(1992年)
他の訴訟でも何度も用いられた判断の枠組みはこうだ。
「原発の安全性は、ほとんどの資料を持つ国や電力会社がまず立証すべきで、
立証が尽くされない場合は審査基準に誤りがあると推認される」

大津地裁決定はこれに沿って新規制基準の合理性を否定した。

宮崎支部決定は
九電側の立証は「相当の根拠、資料に基づけば足りる」とした。
伊方判例には明確に触れていない。
「他の(原発)裁判への影響は少ない」

■ にじむ希望
最高裁に特別抗告するか、決めていない。
海渡共同代表弁護士
「どのフイールドが最も効果的か、十分に見極める必要がある」
重大な法令違反や事実誤認がない限り、最高裁で差し止め判決を得るのは難しい。

(4月8日 最高裁に抗告しないと明らかにした)

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最高裁判例
は絶大だ。
この判例に従わない場合は、この判例を上回る論拠が必要だ。

1992年の伊方原発最高裁判例
「原発の安全性は、ほとんどの資料を持つ国や電力会社がまず立証すべきで、
立証が尽くされない場合は審査基準に誤りがあると推認される」

なのに、

国、電力会社は
自分らに都合よい主張はするが、不利なことは だんまりだ。
原子力ムラの意向に反すれば、
政治家の生命にかわるし、お役人は出世にも響くのだろう。

だから
「新規制基準」は骨抜きだし、
規制委員会は原発推進委員会と揶揄される。

三権分立は
お題目だけで、
「ヒラメ裁判官」が多すぎる。





注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
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              東京新聞2016年4月7日
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「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
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【原発テロ】

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d 被爆死最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究 反対運動恐れ公表せず/ 東京新聞
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b 原子力施設狙いロケット弾 ガザからイスラエル・ディモナ原子炉を標的 ロイター / 東京新聞 
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a 「自衛隊が原発警護」検討 対テロ名目 活動拡大 海外では軍隊の例なし / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23505787/

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【樽葉町】

イ 樽葉避難指示 9月5日解除 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24680690/
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ホ 福島・樽葉町住民「戻っても暮らせない」国、避難解除方針で説明会 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24632958/
ヘ いら立つ福島 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/21989526/

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【飯館村】

J 飯館村 雑草占拠 除染後の農地 復興に新たな壁 / 東京新聞 
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I  進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
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F  田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
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