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九電、免震棟撤回を維持 東京新聞 / 川内原発


今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

九電は川内原発で耐震施設を新設することを原子力規制委員会に申請した。
当初予定していた免震重要棟の新設を撤回し、
規制委から批判する意見が出て再検討していたが、結局、撤回を維持した。

九電担当者
「免震施設では安全性の検証に時間がかかる。
耐震施設の方が2年程度早く完成できる」

川内原発1,2号機は昨年8、10月に再稼働。
免震重要棟の新設が前提とされたが、
九電は昨年の12月に計画を翻し、耐震施設に変換。

規制委から批判が出たため、
瓜生社長が今年2月に再検討を表明していた。

・・・

新設する耐震施設
地上2階、地下2階
延べ床面積  約5070㎡。
収容人員   200人以上

計画されていた(適合)重要免震棟                参照1
低層建物   3階建
延べ床面積  全体         (  記載がまだ見つからない)㎡
       緊急時対策所                 約620㎡
収容人員   ◯重大事故等に対処するために必要な指示を行う要員  41名
       格納容器破損時、中央制御室運転員         6名
       要員                       38名
       含めて                    約100名
       ◯その他の要員約200名が収容出来るスペースを遮蔽エリア内                 に確保する。
       ◯約100名が仮眠出来る休憩室を設置。
       ◯協力会社やメーカの指導要員が滞在出来るスペースを確保す
        る。
       以上から 収容は               約300名

外部からの支援なしに7日間活動可能というが、
備蓄食料、水、は7日、100名分しかない。
プルーム通過は10時間として対策。

・・・(以下、読み飛ばしてもいいです)・・・

■なぜ、重要免震棟をやめたか。

1 規制基準のアヤフヤをついた。
【設置許可基準規則】
(緊急時対策書)
第四十九条 第三十四条の規定により設置される緊急時対策所は、重大事故等が発生した場合においても当該重大事故等に対処するための適切な措置が講じられるよう、次に掲げるものでなければならない。
一 重大事故等に対処するために必要な指示を行う要員がとどまることができるよう、適切な措置を講じたものであること。
二 (略)
(解釈)
1 第1項及び第2項の要件を満たす緊急時対策所とは、以下に掲げる措置又は
これらと同等以上の効果を有する措置を行うための設備を備えたものをいう。
a)基準地震動による地震力に対し、免震機能等により、緊急時対策所の機能を
喪失しないようにするとともに、基準津波の影響を受けないこと。

九電はこの「免震機能等」の「等」を根拠に、
免震重要棟でなく、免震機能は無くした耐震とし、
申請時約束をホゴにした。

2 もうこれ以上のお金を安全対策にかけたくない。
新規制基準をクリアするためにかけたお金は数千億円規模だろう。
再稼働さえすれば、元はすぐ取れると踏んでいたのだろうが、
そうはいかなくなったのか。

川内原発で、重要免震棟が要らないとなれば、
全国の再稼働を待つ原発にも、当然いらなくなる。
その先駆けとなるので、九電もしぶとく、食い下がる。
約束違反といわれようが平気だ。

・・・

今、
多少ともまともな原発を作ろうと思えば、
1兆円を超える。
(ヒンクリー・ポイント原発2基で総工費160億ポンド(約2兆5000億円)
(オルキルオト3号 2015年で約85億ユーロ(約1兆1600億円))

数千億円の対策をしたからとて、
安全な原発になるわけではない。
田中規制委員長がいう通り、
「安全は保証できない」のだ。





注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
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              東京新聞2016年3月26日
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東京新聞の購読申込をUPしておきます。
【読者とともに】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/
参照1 原子力規制委員会 https://www.nsr.go.jp/data/000034366.pdf
当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25092914/

樽葉町

イ 樽葉避難指示 9月5日解除 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24680690/
ロ 樽葉町 来春にも帰還宣言だが、 田んぼ、水源 汚染深刻 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22803459/
ハ 樽葉町 住民不安 国は前のめり 仮設期限切れ、行き場失う恐れも 避難解除 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24180815/
ニ  避難住民帰還 同意ない加速 自民「18年に賠償打切り」提言 消えぬ不安 住民不在 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24550086/
ホ 福島・樽葉町住民「戻っても暮らせない」国、避難解除方針で説明会 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24632958/
ヘ いら立つ福島 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/21989526/

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飯館村

J 飯館村 雑草占拠 除染後の農地 復興に新たな壁 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25116557/
I  進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
H 山菜 高濃度セシウム 飯館村の山除染手つかず 住民「元の暮らしに戻れぬ」/東京新聞  http://lituum.exblog.jp/24598050/
G  飯館村 村民ADR申し立て 東電 目立つ和解拒否 怒る2837人 訴え最大級 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/23795518/
F  田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
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E 平均7ミリシーベルト県発表の倍 京大助教チーム調査 /こちら特報部 東京新聞 「飯館村に入った」http://lituum.exblog.jp/22670590/
C 「心配ないとは何だったのか」 飯館村 初期被ばく追う /こちら特報部 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22654068/
B  飯館に住み続ける 老老介護 被爆しても「こうするしか」 /奪われた暮らし 下 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22209022/
A 飯館村であの日、何が起きたのか 講演会 in高松
http://lituum.exblog.jp/18456385/

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  by setonokaze | 2016-04-04 20:24 | 東京新聞

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