あふれる施設移動また移動 事故3年半やっと新居 寒さに震え「老老避難」/私の見た福島事故 東京新聞



今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

5年前のF1事故は、
福島の人の暮らしを突然奪った。
すぐに戻れると思い、
ほとんど着の身着のままで逃げたが、
今なお10万人近くが避難生活を強いられている。

人々が直面した過酷な現実を振り返り、
あらためて原発事故がもたらす影響の大きさを考える。

浪江町の舶来さんは大震災の翌日、
F1の10キロ圏外への避難を呼び掛けるパトカーの巡回で、
原発の危機を知った

車も運転免許もない。
妻と自転車で4キロ離れた南相馬市の姉夫婦宅へ自転車で向かった。
「そこならぎりぎり10キロ圏外。とにかく離れなければ」

急ぐ途中、ボーンという爆発音がし、
F1のある方向に白煙が立ち上がるのが見えた。

姉夫婦宅では、
87歳の義兄、80代が4人、一番若い兄娘が60歳。
総勢8人に。
持病の薬がいくつも必要だったりの「老老避難」が始まった。

トラックの座席に3人、5人は荷台に乗り、
地震でぼこぼこになった道を8キロ、
南相馬市の避難施設に向かった。
ここで2晩、雑魚寝。

市職員から「コンクリートの施設でないと放射線を防げない」
と告げられ、4キロ北の小学校へ。

ここも避難者であふれていた。
市職員からは「可能な人はどんどん車で避難して」
と言われたが、一行は「この寒さの中、
年寄りが荷台に乗っての山越えは無理」と動くに動けなかった。

その夜、
避難者を受入れるという群馬県東吾妻町からのバスに皆で乗る。
すし詰め状態で、悪路は振動も激しい。
雪が降り出したがエアコンは故障。
寒さに耐えた。

体調を壊した同乗者もおり、
舶来さんは「何とか無事に着いてと」と祈った。

「一人でも力尽きたら、皆が共倒れにはなる。誰も死なせちゃいけない。
いつもそれだけを考えていました」

浪江町への帰還が見通せない中、
舶来さん夫婦は2014年末、岐阜県大田原市に新居を建て、
やっと落ち着いた。

「あの厳しい状況で誰も倒れずにすんだのは、ただの偶然でしかない。
あんなことをくり返さないためにも、
事故の教訓を絶対に忘れちゃあいけない」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2011年3月11日                 参照1
14:46   宮城県北部で震度7 M9.0 発生
14:47   1号機 主蒸気弁閖、非常用ディーゼル発電機1A、1B起動
       2号機、制御棒緊急挿入(スクラム)非常用ディーゼル発電機2A、2B起動
      3号機、制御棒緊急挿入(スクラム)
14:49   までに全電源喪失

3月12日 15:36        1号機爆発
3月14日 11:01        3号機爆発
3月15日 06:00〜06:10   2号機大きな衝撃音
3月15日 06:12        4号機爆発

・・・

それまで
「原発は絶対安全」

F1が3.5基も一気に爆発するは
青天の霹靂へきれき

あたふたするは当然。
割を食ったのが一般市民。
この記事の通りだ。

・・・

チェルノブイリでもそうだった。                参照2

事故の30時間後(4月27日 午前11時)
1000台以上のバスがプリピャチ市内に到着。
午後2時 避難命令が出されます。
園児にはヨード剤が配られました。
皆慌ててはいましたが大きな混乱はありませんでした。
すぐに戻れると思っていたからです。
当局は事態の深刻さを隠したまま、
2時間で荷物をまとめるよう人々に命じます。
当時持っていた人形を全部連れていきたかったのですが、
すべては荷物に入れられませんでした。
防寒着も置いていきました。
実際は、これが住民にとって故郷との永遠の別れでした。
避難命令を拒み、留まった人は数週間後遺体で発見されました。
年配の人々は迫り来る危険を信じようとはしませんでした。

チェルノブイリに学んでいれば、
F1こんな悲惨な事になっていない。。








注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
              東京新聞2016年2月14日
b0242956_2272527.jpg

お気に入りましたら、購読のほどよろしくと、勝手に
東京新聞の購読申込をUPしておきます。
【読者とともに】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/
参照1  タイムライン2011-2012 岩波書店
参照2   福島を知りたければ、チェルノブイリに学べ 第2編
http://lituum.exblog.jp/20378293/
当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「100キロ圏外に避難不可能なら 原発再稼働認めるな」 余命わずか 放射線研究者の「遺言」/ 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25092914/

樽葉町

イ 樽葉避難指示 9月5日解除 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24680690/
ロ 樽葉町 来春にも帰還宣言だが、 田んぼ、水源 汚染深刻 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22803459/
ハ 樽葉町 住民不安 国は前のめり 仮設期限切れ、行き場失う恐れも 避難解除 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24180815/
ニ  避難住民帰還 同意ない加速 自民「18年に賠償打切り」提言 消えぬ不安 住民不在 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24550086/
ホ 福島・樽葉町住民「戻っても暮らせない」国、避難解除方針で説明会 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24632958/
ヘ いら立つ福島 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/21989526/

・ ・・・・・

飯館村

J 飯館村 雑草占拠 除染後の農地 復興に新たな壁 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25116557/
I  進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
H 山菜 高濃度セシウム 飯館村の山除染手つかず 住民「元の暮らしに戻れぬ」/東京新聞  http://lituum.exblog.jp/24598050/
G  飯館村 村民ADR申し立て 東電 目立つ和解拒否 怒る2837人 訴え最大級 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/23795518/
F  田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23630858/
E 平均7ミリシーベルト県発表の倍 京大助教チーム調査 /こちら特報部 東京新聞 「飯館村に入った」http://lituum.exblog.jp/22670590/
C 「心配ないとは何だったのか」 飯館村 初期被ばく追う /こちら特報部 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22654068/
B  飯館に住み続ける 老老介護 被爆しても「こうするしか」 /奪われた暮らし 下 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22209022/
A 飯館村であの日、何が起きたのか 講演会 in高松
http://lituum.exblog.jp/18456385/

・・・・・

-6 東電の罪を問う 瀬戸の風
 http://lituum.exblog.jp/18898290/
-5 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25115640/
-4 ガレキの広域処理 http://lituum.exblog.jp/i4
-3 2022までに脱原発 ドイツの決断 現地からのレポート
http://lituum.exblog.jp/18025076/
-2 染みだした核のごみ ドイツは失敗したか5 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/22496486/
-1東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/

0 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。
http://lituum.exblog.jp/17909501

1.  東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。  
  http://lituum.exblog.jp/17764554/
2. ラッセル・アインシュタイン宣言  一考察(原発の恐ろしさを思い知る。)
http://lituum.exblog.jp/19980944/
3.「科学者よ、声をあげよ」訴える故放射線専門家の妻 http://lituum.exblog.jp/18471961/
4.メルトダウンしていた米国初の原発 http://lituum.exblog.jp/19675969/
5. 上関原発,祝島に思う http://lituum.exblog.jp/18923860 
6.原発はもう無理 GEの発言 原文も http://liuum.exblog.jp/18757169/
7. アメリカ合衆国原子力規制委員会元委員長 原発産業は "Going Away" 
http://lituum.exblog.jp/21285539/
8.   トリチウム 染色体異常を起こす 39年前の記事
http://lituum.exblog.jp/21437678
9.  小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細  
http://lituum.exblog.jp/21410321/
10. スリーマイル島からフクシマへの伝言 
http://lituum.exblog.jp/19960375/
11. 福1原はベントになぜ失敗したか 2  ラプチャーデスク
http://lituum.exblog.jp/19279826/
12. 米国最大の原子力発電会社元会長兼CEO「もうこれ以上、原子力発電を続けても良いことは無い」 フォーブズ
http://lituum.exblog.jp/21387047/
13.  チェルノブイリから福島へ ノーベル文学賞・アレクシェービッチさんのメッセージ全文 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25016159/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  by setonokaze | 2016-02-24 00:03 | 東京新聞

<< 「放射能汚染防止法 制定を」罰... 原発経済効果は限定的 柏崎40... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE