人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「腹を決めた日本政府」「米大統領との会談迫る」/ 全電源喪失の記憶13 東京新聞 


今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

2011年3月17日未明、
首相執務室でテーブルを囲んだ男たちが
そこにおかれた写真に見入っていた。
「これが水だと思われます。プールには水があります」
官邸は16日に見送った陸自ヘリからの燃料プールへの水投下作戦を
、17日朝にもう一度、試みようとしていた。
乗員の被曝を考えると何度もできるわけではない。

 
日本政府への不信感を募らせているオバマ大統領と菅との電話会談が
17日午前に迫っていた。

北沢防衛相は折木統合幕僚長を呼んで言った。
「1回は必ず実行するという強い意志で臨んでほしい」

北沢は、たとえ乗員が大量被曝することになっても実行せよ、と迫ったのだ。

事ここに至って、東電任せにはできないと、
ようやく腹を決めた日本政府の意志そのものであった。

・・・・・・・・・・・・・・・

3月17日                         参照1
      03:00 統合対策本部会議開始 ヘリコプターからの散水を必ず
          行う。午後から夕刻にかけて自衛隊による地上からの
          放水を行う。
      07:30 ヘリ放水を優先したのは官邸の判断。
    09:48 陸自第一ヘリコプター団の先導機の伊藤機長が「放水用 
          意!」という。ホバリングに近い状態になったとき、
          整備員がボタンを押した。急いで現場を離れようとした
          とき、*「ヘリ団長からの命令。各機、もう一度、
          放水を実施せよ」。
      09:52 2回目の水を投下。2番機が3号機に散水。
      09:54 3号機へ3回目の海水を投下。
      10:00 3号機へ4回目の海水を投下。

・・・

原発が、過酷事故を起こすと、
命をも顧みない処置が必要だ。

いち民間企業がこのような原発を持つ事が問題なのに、
311の反省はまるでなく、
311前のように再稼働が進む。

再び過酷事故が起これば、
命を懸けた事故処理が再び必要となる。

被害を
受ける近隣樹民もたまらないが、
意に反した、事故処理をさされる者の
身にもならねばならぬ。。





注1)個人の感想です。
注2)F1は福島第1原子力発電所の略称
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
              東京新聞2015年11月17日
「腹を決めた日本政府」「米大統領との会談迫る」/ 全電源喪失の記憶13 東京新聞 _b0242956_23294561.jpg

「腹を決めた日本政府」「米大統領との会談迫る」/ 全電源喪失の記憶13 東京新聞 _b0242956_23304100.jpg

「腹を決めた日本政府」「米大統領との会談迫る」/ 全電源喪失の記憶13 東京新聞 _b0242956_23301830.jpg

お気に入りましたら、購読のほどよろしくと、勝手に
東京新聞の購読申込をUPしておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/  
デジタル版のご案内 参照1 タイムライン2011-2012 岩波書店

当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

樽葉町

イ 樽葉避難指示 9月5日解除 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/24680690/
ロ 樽葉町 来春にも帰還宣言だが、 田んぼ、水源 汚染深刻 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22803459/
ハ 樽葉町 住民不安 国は前のめり 仮設期限切れ、行き場失う恐れも 避難解除 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24180815/
ニ  避難住民帰還 同意ない加速 自民「18年に賠償打切り」提言 消えぬ不安 住民不在 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24550086/
ホ 福島・樽葉町住民「戻っても暮らせない」国、避難解除方針で説明会 /東京新聞 http://lituum.exblog.jp/24632958/
ヘ いら立つ福島 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/21989526/

・・・・・・

飯館村

J 飯館村 雑草占拠 除染後の農地 復興に新たな壁 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25116557/
I  進まぬ除染 福島・飯館村はいま  / こちら特報部 ニュースの追跡 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22377141/
H 山菜 高濃度セシウム 飯館村の山除染手つかず 住民「元の暮らしに戻れぬ」/東京新聞  http://lituum.exblog.jp/24598050/
G  飯館村 村民ADR申し立て 東電 目立つ和解拒否 怒る2837人 訴え最大級 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/23795518/
F  田んぼ除染耕土奪う 福島 飯館村 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/23630858/
E 平均7ミリシーベルト県発表の倍 京大助教チーム調査 /こちら特報部 東京新聞 「飯館村に入った」http://lituum.exblog.jp/22670590/
C 「心配ないとは何だったのか」 飯館村 初期被ばく追う /こちら特報部 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22654068/
B  飯館に住み続ける 老老介護 被爆しても「こうするしか」 /奪われた暮らし 下 / 東京新聞 http://lituum.exblog.jp/22209022/
A 飯館村であの日、何が起きたのか 講演会 in高松
http://lituum.exblog.jp/18456385/

・・・・・

-6 東電の罪を問う 瀬戸の風
 http://lituum.exblog.jp/18898290/
-5 東京湾のセシュウム 6 /東京湾 セシウム沖合は低濃度 河口部汚染高止まり 千葉・花見川最大878ベクレル / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25115640/
-4 ガレキの広域処理 http://lituum.exblog.jp/i4
-3 2022までに脱原発 ドイツの決断 現地からのレポート
http://lituum.exblog.jp/18025076/
-2 染みだした核のごみ ドイツは失敗したか5 / 東京新聞
http://lituum.exblog.jp/22496486/
-1東京新聞 http://lituum.exblog.jp/i34/

0 東電社員達だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけた。
http://lituum.exblog.jp/17909501
1.  東電は原発事故直後から作業員ら2000人にヨウ素剤,一方住民は。。  
  http://lituum.exblog.jp/17764554/
2. ラッセル・アインシュタイン宣言  一考察(原発の恐ろしさを思い知る。)
http://lituum.exblog.jp/19980944/
3.「科学者よ、声をあげよ」訴える故放射線専門家の妻 http://lituum.exblog.jp/18471961/
4.メルトダウンしていた米国初の原発 
5. 上関原発,祝島に思う 
http://lituum.exblog.jp/18923860 
6.原発はもう無理 GEの発言 原文も http://liuum.exblog.jp/18757169/
7. アメリカ合衆国原子力規制委員会元委員長 原発産業は "Going Away" 
href="http://lituum.exblog.jp/21285539/"4target="_blank">http://lituum.exblog.jp/21285539/
8.  トリチウム 染色体異常を起こす 39年前の記事
http://lituum.exblog.jp/21437678
9.  小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細  
http://lituum.exblog.jp/21410321/
10. スリーマイル島からフクシマへの伝言 
http://lituum.exblog.jp/19960375/
11. 福1原発はベントになぜ失敗したか 2  ラプチャーデスク
http://lituum.exblog.jp/19279826/
12. 米国最大の原子力発電会社元会長兼CEO「もうこれ以上、原子力発電を続けても良いことは無い」 フォーブズ
http://lituum.exblog.jp/21387047/
13.  チェルノブイリから福島へ ノーベル文学賞・アレクシェービッチさんのメッセージ全文 / 東京新聞 
http://lituum.exblog.jp/25016159/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  by setonokaze | 2015-11-27 00:02 | 東京新聞

<< 177回目四電本社前再稼働反対... 「決行は首脳会談直前」「水投下... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE