稼働17年 無害化何万年 原発の後始末 ドイツに見る廃炉 ■上■ /東京新聞 


今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源

【 要約 】

バルト海を望む旧東ドイツのグライフスワルト原発跡。
厳重なチェックを受けて入室した。
「中間貯蔵施設」には「原発のごみ」がずらりと並び、
ただ時が過ぎるのを待っていた。

原子炉格納容器や蒸気発生器といった心臓部だった装置だ。
蒸気発生器の側面には「2メートルで毎時50マイクロシーベルト」の
張り紙。
「なるべく早く離れましょう」と促され、写真撮影もそこそこに退出。

グライフスワルト原発は1973年に運転開始。
79年までに計4基の原子炉が稼働、一時は旧東ドイツの電力の11%を
まかなった。

東西ドイツ統一を機に、旧ソ連製原子炉の安全性に対する不安が高まり、
90年には試験中だった5基目を含む全基が運転を停止した。

解体は95年に開始。
放射性物質で汚染された廃棄物は総計1万トン弱になる。
そのうち低中レベルの放射性廃棄物はドイツ北部コンラートの処分場に
運び込まれる予定。

別の建屋では、核のゴミを減らすため、高圧水や研磨材で表面の放射性物質を
削ぎ落とす作業をしていた。

蒸気発生器などは、運転停止から25年がたった今も内部の汚染が強く
手が付けられない。
今後40〜60年かけて線量が下がるのを待って解体するという。

中間貯蔵施設には最終処分地が決まっていない使用済み燃料も眠る。
本当の意味での原発の後始末が済んだといえるのは、
使用済み燃料が無害になる何万年も先の話しだろう。

グライフスワルト原発が発電のために働いたのは、わずか17年間にすぎない。

関電が美浜原発1、2号機を廃炉にする方針を固めるなど、
日本は本格的な「廃炉」の時代を迎えようとしている。
2022年末までの脱原発を決めたドイツは、廃炉をどのように進めているのか。
現場を歩いた。

・・・・・・・・・・・・・・

今朝、ドイツメルケル首相が来日した。

都内の講演で、
脱原発を決定した理由について
「極めて高度な科学技術を持つ国で福島のような事故が起きたのを目の当たりにし、
(原発には)予想しないリスクが生じる事を認識した」

F1の事故を受け、メルケル政権は22年までに原発を段階的に停止し、
再エネを拡充する政策へと転換。

(脱原発は)長年原子力の平和利用を支持してきた人間による、
政治的な判断だった」と述べ、
自らが物理学者として抱いていた原発の安全性に対する考えが
揺らいだことを明かした。
(毎日新聞 2015.3.9)

メルケル首相「日本もドイツのように脱原発すべき」 7年ぶりの訪日前にメッセージ

3月9日から7年ぶりに訪日するドイツのメルケル首相が、
同国が進めている脱原発政策について「日本も同じ道を進むべきだ」と
ビデオメッセージで述べ、エネルギー政策の転換を呼びかけた。

ドイツ政府が7日、福島県出身の井上茂義博士(ベルリン工科大学)と
対話するメルケル首相の映像を公式サイトに掲載した。
この中で、メルケル首相は「ドイツは原子力から撤退するという決定をし、
再生可能エネルギーに期待している。日本も同じ道を取るべきで、
日独で協力していけるはずだ」などと話した。
井上博士との詳しいやり取りは以下の通り。

■「安全性が最も重要だ」

井上博士:日本と福島のことについて聞きたいと思います。
あなたもご存じのように、2011年の震災で、
私の故郷の福島県は大きな被害を受けました。
津波や原発事故が起きたことで、不幸なことに日本のイメージは悪化しました。
イメージを回復するにはどうすればいいと思いますか?

メルケル首相:はい、この恐ろしい事故に私たちは同情しました。
そして、ドイツはより早く原子力から撤退するという大きな決定をしました。
私たちは再生可能エネルギーに、とても期待しています。
私は日本も同じ道を取るべきだと思っています。
より良い方向に向かうことだからです。
私たちドイツと、日本は協力していけるはずです。

再生可能エネルギーの発展について話しましょう。
もちろん、私たちにはいわゆる「ベースロード電源」が必要です。
日本も他の島国と同様に資源の問題を抱えています。
それゆえに、
日本とドイツは原子力に関しては全く同じようにはできないかもしれません。
しかし、福島の事故の経験から言えることは、
安全性が最も重要だということです。

私は福島の事故を経験したドイツの首相として、
できるだけ早く原子力から撤退することを提唱します。
(http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/08/merkel-anti-nuclear-power_n_6825660.html?utm_hp_ref=tw)


脱原発はドイツに学べ。

論理的に突き詰めれば、

脱原発しかない。








注)個人の感想です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                  東京新聞2015年3月1日
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  by setonokaze | 2015-03-09 22:59 | 東京新聞

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