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全電源喪失の記憶20 「だめだった」無念の報告 任務果たせず帰還/ 東京新聞


今日、
ご紹介するのは東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源。

【 要約 】

F1-1号機のベント作業に突入したE班当直長遠藤は、
原子力建屋地下の圧力制御室上にあるキャットウオークと呼ばれる通路で
立ち止まった。

目指す弁まであと30メートルまで来て、線量計の針が
毎時1000ミリシーベルトを振り切ったのだ。

「決断するまで2、3秒でしたね。作業して戻ることを考えれば、
この時点でまだ行程の四分の一です。
このまま行けばどうなるかでいうのは考えました。退去するしかない、と」

針の振り切れた線量計をかざして「これ、これ」と指さしてみせた。
うん?何?
C班当直長は理解できていない様子だった。
遠藤は「戻れ、戻れ」と後方を指さした。
腕をつかんで引っぱり強引に体の向きを変えさせた。
戻ると決めたら一刻も早くここを出なければならない。

「駄目だった。線量計が振り切れた」
遠藤はそう報告した。
全身汗びっしょりだった。
往復に要した時間は8分だった。

被爆は、遠藤が89ミリシーベルト、
C班当直長は95ミリシーベルトだった。

「伊沢さん、力になれず、申し訳ありません」
「いいんだ。本当にありがとう」
頭を下げる遠藤に、伊沢は心からの感謝を口にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1号機タイムライン                     参照1

3月12日 
09:04  海水注入を開始する。
09:32  第2班が中央制御室に戻る。第3班による作業は断念。
      *ウエットベントラインのAO小弁の手動開操作が出来なかったことを受け、
      AO大弁を遠隔操作するために必要な圧縮空気を確保しようと、
      仮設コンプレサーの手配や接続個所の検討を開始する。
10:57  東電内部記録メモ。「ベント作業で作業員が100ミリ超え」。

12:26  燃料の露出が11時20分現在で最大90cmに達した、と保安院が発 
     表。
14:16  NHKが速報。「F1で放射性物質を検出。炉心の燃料溶け出たか。 
     保安院」
14:30  14時30分までに900kg近くの水素が発生。
15:36  1号機爆発 双葉町で「ドン」と大きな音
15:38  双葉町に空からぼたん雪の様なものがフワリフワリと落ちてくる。
    (井戸川双葉町長他が目撃)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10:57 に記録された100ミリ超えが
この2人だ。
被爆線量は100ミリシーベルトで
がんを発症して死亡する確率が0.5%上昇し、
線量が多いほどリスクが高まるとされている。

この7月に
500ミリまで緩和すると田中規制委員長が言い出している。
ICRP勧告は、救命活動に関して線量制限を設けていない。    参照2

原発作業員の被爆限度は、
がんを発症して死亡する確率が0.5%上昇
当該作業は直接の人命救助ではないが、
ICRP勧告は救命活動に関して線量制限を設けていない。
考えさえられる数値だ。
・・・・・・・・。

東電に核を扱わせるのは無理。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東電は
いかなる社員にも、命、身体を賭けて、業務を命じることは出来ない。
軍隊でないから、当然だ。
このことを踏まえると、

万一のとき、
生命をも顧みず、業務を遂行せざるを得ない原発を
一民間会社は扱えないと言う結論になる。

この意味を
よ〜〜く
考えよう。。








注)個人の感想です。
引用1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                   東京新聞2014年8月27日
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東京新聞の購読申込をUPしておきます。
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http://digital.tokyo-np.jp/pr/
参照1  タイムライン 2011-2012     岩波書店
参照2  時事ドットコム   2014年7月30日
原子力規制委員会は30日、原発で重大事故などの緊急事態が発生した際に、作業員らの被ばく線量上限値に関して現行の100ミリシーベルトから引き上げる必要があるか検討を始めることを決めた。田中俊一委員長が同日開かれた定例会合で提案し、了承された。
 東京電力福島第1原発事故では、作業員らの線量上限値が100ミリシーベルトのままでは対応できないとして、急きょ250ミリシーベルトまで引き上げられた。田中委員長は「国際的には500ミリシーベルトということもあり、検討してはどうかと思う」と述べた。
 国際原子力機関(IAEA)は「救命活動」や「壊滅的状況への発展を防止するための活動」に関して被ばく線量を500ミリシーベルト未満とする推奨値を示している。また、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告は、救命活動に関して線量制限を設けていない。
 被ばく線量は100ミリシーベルトでがんを発症して死亡する確率が0.5%上昇し、線量が多いほどリスクが高まるとされている。
 田中委員長はまた、「被ばくする作業員の意思を確認する方法などを検討しておく必要がある」と述べた。今後、規制委で海外の事例などを参考に議論し、上限値を引き上げる場合は放射線審議会に諮問する。

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