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「東電元3幹部 起訴相当」 検察審査会議決 /詳細記事  東京新聞

津波来襲 対策不十分 検察、再捜査へ
「東電元3幹部 起訴相当」 検察審査会議決 /詳細記事  東京新聞 

今日、
ご紹介するのも東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源。


【 詳細 】 1面
東京第五検察審議会は31日、6人を不起訴とした東京地検の処分に対し、
勝俣恒久元会長(74)ら3人を業務上過失傷害罪で「起訴相当」と議決したと公表した。

議決は23日付。検察が再捜査するが、仮に再び不起訴としても、別のメンバーによる検審が再び起訴相当と議決すれば強制起訴される。

ほかに起訴相当となったのは、武藤栄元副社長(64)と武黒一郎元副社長(68)。
小森明生元常務(61)は不起訴相当、別の元副社長ら2人は不起訴相当とした。

捜査の最大の焦点は、東電が2008年に15メートル超の津波を試算しながら対策を取らなかったことが過失に当たるかどうかだった。
東京地検は「最も過酷な条件での試算で、数値通りの津波の来襲を予測することは困難だった」として過失を認めなかった。

これに対し検審は「地震や津波が具体的にいつどこで発生するかは予見できない。想定外の事態が起こりうることを前提とした対策を検討しておくべきだ」
と指摘。

試算を受けた東電の対応を「時間稼ぎ」と断じた上で「容易に無視できないと認識しつつ、なんとか採用を回避したいとのもくろみがあった」と批判した。

勝俣元会長は事情聴取で「需要な点は知らなかった」と供述したが、検審は「信用できない」と一蹴。「想定を大きく超える津波が来る可能性について報告を受けたと考えられる。東電の最高責任者として各部署に適切な対応策を取らせることが出来た」とした。

事故をめぐっては、福島県民らでつくる福島原発告訴団が12年6月、「東電が津波対策を怠り事故を引き起こした」として東電や原子力委員会の幹部ら33人を業務上過失致死罪などの容疑で告訴、告発した。

東京地検は昨年9月、告訴団と別の市民らが告発した菅直人元首相らを合わせ、42人全員を不起訴処分にした。

告訴団は不起訴を不服とし翌10月、対象を東電幹部6人に絞り検察審議会に審査を申し立てていた。

菅元首相ら当時の政権幹部3人を不起訴とした東京地検の処分については、別の検審が今年4月に不起訴を相当と議決している。


【長く実権 事故「当事者」】 10面
勝俣元会長は「カミソリ」の異名を取り、長く社長や会長として東電の経営を仕切ってきた。
2002年10月、F1のデータ改ざんで問題で辞任した南直哉氏の後を受けて社長に就任。
長く企画部門を歩み、「切れ者」との評価が高かった。08年6月に会長に就任。
その後も実権を握り続け、F1事故後に退いた。

東電テレビ会議映像にも勝俣氏らの発言は残っていた。
2011年3月13日、勝俣氏は武黒氏に電話し、3号機の水素爆発について「まあ確率的には非常に少ないと思うよ。そんな話してね、国民を騒がせるのは良いかどうか。次の社長記者会見で聞かれたら否定するよ。あり得ないと。まー、あり得るけど」と述べた。
3号機はよく14日に爆発した。

12年5月の国会事故調の参考人聴取では「地震も津波も対策を取ってきたが、設計を上回る津波で(安全対策が)機能しなかった」などと、責任がないことを強調していた。

武藤栄と武黒一郎元副社長2人は長く原子力部門に携わり、F1事故の対応にあたった。

武藤氏は10年6月、原子力部門のトップになる原子力・立地本部長に
就いた。事故発生直後は現地の対策拠点に詰めて事故対応に当たった。本社に帰ってからは会見での説明も担当した。

武黒氏は、武藤氏の前任の原子力・立地本部長。事故時はフェローで、官邸に詰めた。

【検察審査会議決の要旨】
◆ 注意義務
原発事業会社の取締役は安全確保のために極めて高度な注意義務を負っている。自然災害はいつ、どこで、どのような規模で発生するか確実に予測できるものではない。想定外の事故も起こりうることを前提とした対策を検討しておくべきだ。

◆津波
東電は10メートルを超える津波が襲来する確率は、1万年に1度から10万年に1度との試算を得ていた。東電は津波高の予測を無視できないことを認識しつつ、なんとか採用を回避したいというもくろみがあった。予測に基づく津波が襲来することを想定し、対策をとる必要があった。

◆ 浸水の影響
少なくとも敷地レベルを超える津波が襲来した場合、全電源喪失、炉心損傷にいたる危険性を認識することができたし、実際に起きた事故の教訓からも、いっ水対策が必要であることは認識できていた。

◆ 結果回避可能性
電源車や電源盤を搭載した自動車、必要機材などを高台に移設したり、緊急時のマニュアル整備や訓練などもしておけば、今回の被害を回避し、少なくとも軽減することができた。

◆ 規制当局
安全確保の一義的責任を負うのは個別事業者で、規制当局からの指摘がないという理由で責任を逃れるものではない。安全神話の中にいたからということで、責任を免れることはできない。

◆ 責任
勝俣恒久元会長は、
F1で従来の想定を超える津波が襲来する可能性に関する報告に接していると考えられ、適切な対応をとらせることも可能な地位にあった。
「重要な点について知らなかった」と供述しているが、そのまま信用することはできない。


【市民の思い届いた】 11面
告訴団は31日記者会見を開いた。
河合弁護士は「非常に感動的な内容。よくここまで調べて、踏み込んだなと思う」「長きにわたり実質的な権限を持ち、一番の責任者である勝俣氏を逃がさずに起訴相当としたことが重要だ」と強調した。

不起訴処分とした検察に対しては「形式的な論理にとらわれ、強制捜査もしないで結論を出した。非常識な判断に鉄ついが加えられた」と批判。

今後の捜査に対しては「議決を正面から受け止め、必ず強制捜査をして起訴に持ち込んでほしい。市民の常識の声に耳を傾けるべきだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一般会社で
爆発事故を起こせば、
消防署の調査は受けるは、
監督署の立ち入りはあるは、
警察の現場検証もある。
経営者、関係者は逃げ隠れできない。

場合によっては、設計者まで罪を問われる。

東電は
なぜか、これらお上のお調べはない。
昔でいう、お上と越後屋の関係だろうか?
民は、切り捨て御免なのだろうか?

この国は
たしか、三権分立の法治国家。
だから、民主主義が保たれると。
そう高校で習った。

もし、
そうでないとしたら、
この国は法治国家ではない。
恐ろしいことだ。





注)個人の感想です。
引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                 東京新聞2014年7月31日夕刊
1面
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10面
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11面
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