人気ブログランキング | 話題のタグを見る

未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 3

今日は、
会の活動をご紹介しよう。

今年も、6月26日、四国電力の株主総会が高松市で開かれた。
「未来を考える脱原発四電株主会」は
20項目の事前質問書3議案を提出。(会のHP参照

第1号議案 定款一部変更の件(1)
高リスク高コストの原子力発電を除く電気事業
第2号議案 定款一部変更の件(2)
(略)
第3号議案 定款一部変更の件(3)
本会社に取締役10名以内を置く。但し、無配当期間は報酬を1人当たり1000万円とする。

98名、80,500株ものご賛同を得て
総会に臨んだ。

2期連続で赤字となり、今期も無配当になったことから、経営方針についての厳しい指摘や、伊方原発の再稼働反対意見などが相次ぎ、総会は3時間6分、昨年に続いての長丁場となった。

「未来を考える脱原発四電株主会」から脱原発の提案があったが、否決された。だが、同共同代表の佐藤公彦さん(66)は「原発反対の意見が去年より多く出て前進した」と

20項目の事前質問書
当たり前のことである。
四電が原発を再稼働したいと言うなら
当然クリアしなければならない事項だ。
個々の回答はなく、総括的に扱われたというから、
適当に、あしらわれたのだろう。

いい提案なら、
1つでも耳を傾ける。
1つでも採用する。
四電が発展するには必要なことだ。
その姿がないのが残念。

総会最前列は、
屈強、若者がずらりと席を独占という。
社員株主だとしたら、遠慮が大事だろうに。
株主総会なのだから、株数を云々する以外は、
何株持っていようが1人は1人。
特定の株主に便宜を図るのは間違い。
平等にすべきだ。
次から、改めて頂きたい。

四電は、
「未来を考える脱原発四電株主会」を
いわゆる「総会屋」と同じに捉えているのではないか?
ならば、勉強不足も甚だしい。
四電の未来を考える
すこぶる真面目な会なのだ。



注)個人の感想です。
引用1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            KSB瀬戸内海放送web 2014.6.26  18:34

四国電力 株主総会 原発再稼働に理解求める
四国電力の株主総会が高松市で開かれました。伊方原発の停止が続く中、経営陣は早期の再稼働に理解を求めました。午前10時から開かれた株主総会には239人の株主が集まりました。四国電力本店前では、原発再稼働に反対する住民グループが今年も抗議活動を行いました。総会の冒頭、役員は3期連続の赤字決算で、去年に続き「無配当」となったことを陳謝しました。そして経営正常化のため、伊方原発の再稼働に理解を求めました。株主からは、原発の安全確保や再稼働に向けた審査状況についての質問が相次ぎました。また、原発に反対する3件の株主提案が行われましたが、いずれも反対多数で否決され、株主総会は3時間6分で終了しました。

四国電力 株主総会 原発再稼働に理解求める(KSB瀬戸内海放送 公式チャンネル)


引用2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
              四国新聞社web 2014/06/27 09:41

伊方原発、再稼働に全力/四電株主総会
四国電力は26日、香川県高松市丸の内の本店で株主総会を開いた。株主から伊方原発(愛媛県伊方町)の安全性向上に関する質問が相次ぐ中、千葉昭社長は、厳しい経営状況を踏まえ、1日も早い再稼働に全力を挙げる構えを見せた。脱原発派の株主が提案した原発事業撤退などを求める3議案はいずれも否決した。

 総会には株主239人が出席。所要時間は3時間6分で、過去最長だった前年よりは10分短くなった。

 総会では、冒頭、常盤百樹会長が「3期連続の赤字決算となり、今後も厳しい事業環境が予想される。本年度の配当は前年度に引き続き見送ることとした」と陳謝。経営陣がそろって頭を下げた。

 千葉社長は、対処すべき課題として、事業経営の正常化と経営体質の強化を挙げた。伊方原発に関しては「1日も早く新規制基準に適合評価をもらえるよう最善を尽くすとともに、地域の理解をいただき、早期再稼働の実現を目指す」と力を込めた。

 株主との質疑では、伊方原発の安全性に疑問を投げ掛け、再稼働に反対する意見が続出。一方、2年連続で配当が見送られたことなどを理由に再稼働を容認する株主もいた。

 株主提案があったのは、▽原発事業からの撤退▽情報開示の徹底▽役員の減員―を求める3議案で、いずれも反対多数で否決した。会社側提案の役員選任に関する2議案は賛成多数で可決した。

 総会終了後、株主提案を行った脱原発グループ代表の佐藤公彦さん(66)=坂出市=は「否決されたことは残念だが、今年は賛同してくれる一般株主もいた。一歩前進」と話していた。

 総会後に記者会見した千葉昭社長は「株主からの質問にていねいに答えることができた。3期連続の無配を避けるために、聖域なきコストダウンにさらに取り組んでいきたい」と述べた。

引用3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
経産ニュースweb 2014.6.27 02:06
四電社長「さらにコスト削減」 株主総会で厳しい指摘も
四国電力は26日、高松市の本店で株主総会を開いた。2期連続で赤字となり、今期も無配当になったことから、経営方針についての厳しい指摘や、伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働についての反対意見などが相次ぎ、総会は3時間6分と、昨年に続いての長丁場となった。

 総会には株主239人が出席。2期連続の無配について、冒頭で取締役全員が起立して頭を下げ、謝罪した。株主の1人が「伊方原発を再稼働して配当金を出してほしい」と発言すると、会場からは拍手がわき起こった。

 一方で、「赤字経営でも他の電力会社では配当がある。役員報酬を減らすなど、さらなるコスト削減を図るべき」という厳しい意見もあった。

 伊方原発再稼働については、「未来を考える脱原発四電株主会」から脱原発の提案があったが、否決された。だが、同共同代表の佐藤公彦さん(66)は「原発反対の意見が去年より多く出て前進した」と語った。

 一般株主の1人で高松市の会社員男性(64)は「原発は必要だと思うが、安全性の確保は難しい問題だ。四電にはしっかり対策に努力してもらいたい」と注文。経営状態については「もうかっていない状態。無配当は仕方ない」とつぶやいた。

 総会後に記者会見した千葉昭社長は「株主からの質問にていねいに答えることができた。3期連続の無配を避けるために、聖域なきコストダウンにさらに取り組んでいきたい」と述べた。

引用4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      高知新聞web  2014年06月27日08時28分

「四国電力は配当より廃炉を」株主総会で脱原発の声根強く
四国電力が伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働を申請して間もなく1年を迎える中、26日に高松市で開かれた四国電力の株主総会。早期再稼働への意欲を繰り返し示し、無配当が続く状態は避けたいとする経営陣に、少なからぬ株主が「配当の問題ではない」と憤った。株主提案の脱原発議案は今年も退けられたが、廃炉を願う声は総会会場の内外でやまなかった。
 東京電力福島第1原発事故後、4度目の株主総会。本店2階のホールに直接足を運んだ株主239人の視線の先には、神妙な表情の役員がずらり並んだ。

「しゃんしゃん(で済ますような)総会では困る。株主にとっても、社会的責任からも大切な総会ですよ」
 午前10時の開会から1時間余りが過ぎたころ、「原発さよなら四国ネットワーク」の大野恭子さん(62)=松山市=のいら立ちが爆発した。
 その直前、経営陣には「伊方で事故が起きた時に、体を張って住民を守る覚悟があるのか」といった厳しい声が続いていたが、質問者に向けて「簡潔に言え」「何の話、しとんだ」といったやじも。議長の常盤百樹会長が「手短に」と発言を遮ることも何度かあった。
 総会序盤、千葉昭社長ら経営陣は2期連続の無配当を陳謝。伊方原発の全基停止が収支悪化の要因だとし、「異常事態だ。早期再稼働に全力を尽くす」「3期連続無配はどうしても避けたい」などと繰り返した。
 これに対し、男性株主が「配当は再稼働ありきだと聞こえる」と批判。他電力の経費削減努力の問いに、常盤会長が「他社の状況は把握していない」と答えると、別の株主が「怠慢だ。インターネットに出ている」と突き放した。
 四電の大株主の高知県は、尾﨑正直知事の代理で林業振興・環境部の高橋隆副部長が出席。「再稼働となる場合にも、分かりやすく丁寧な説明を」と発言した。

伊方稼働ゼロで迎えた3度目の夏。
 「原発が止まっていても、電気は足りている。原発は動いてなくても、安全対策やメンテナンスに多額の費用が掛かる。原子力への依存が経営を圧迫している」
 「未来を考える脱原発四電株主会」共同代表の丸井美恵子さん(65)=高知県吾川郡いの町=の発言に拍手が起きた。
 株主提案は「高リスク高コストの原発からの撤退」など3議案。採決前、松山市の大野さんが再びマイクを握り、震える声で訴えた。
 「福島の人は今も不安で、苦しんでいる。配当がどうだとか言っていますが、最悪の事態を想像してほしい。(伊方原発で事故が起これば)生活が根こそぎ駄目になる。廃炉しかありません」
 高松市の女性(21)は、親から譲り受けたという株券を手に初めて総会に出席した。
 会場に入る際には、「原発に賛成でも反対でもない」と話していたが、脱原発議案の採決ではゆっくりと色白の手を挙げ、賛成の意思を示した。
 3時間6分。原発をめぐる思いが交錯した総会後、女性は言った。
 「原発がなかったら今まで通りの暮らしができる。事故がないことが一番だと思う。原発に今まで興味がなかった。人ごとでした。やっぱり、原発はない方がいいです」

千葉社長「意義ある総会」
 四国電力の株主総会後に行われた千葉昭社長の会見要旨は次の通り。
 ―総会を振り返ってどうか。
 3年連続で株主提案も出され、原子力の安全問題について幅広い意見が出た。意義のある総会だった。
 ―伊方原発の廃炉を求める意見も出た。脱原発を求める声は、地域社会や株主の間で根強い。
 (原発は)福島の現状を見た皆さんにとって、非常に大きな関心事だと思っている。原子力は危険だという意見に対しては真摯(しんし)に対応していくに尽きる。(伊方原発が)新規制基準に適合すれば十分ということではなく、最新の知見に基づいてもう一段の対策を取る。
 ―総会では、伊方原発の近隣自治体である高知県からも安全性を求める意見が出た。
 高知県からは、再稼働に際して安全性を最優先した十分な対策を取ること、電気料金の再値上げを避けること、再生可能エネルギー導入の3点を要望いただいた。いずれの要望も、議長(常盤百樹・四電会長)から貴重なご意見として承ると申し上げた。
 ―伊方原発1号機は運転開始から間もなく40年を迎える。廃炉を検討しないのか。
 今は検討していない。3号機の再稼働に全力を集中しており、1号機にまで検討が及んでいない。
未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介 3_b0242956_7262348.jpg

(2014.6.29追加)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

未来を考える脱原発四電株主会のHPには、詳しい20項目の事前質問書、株主提案が掲載されています。
http://miraiyonden.sakura.ne.jp/

当ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介2
http://lituum.exblog.jp/19721025/
1 未来を考える脱原発四電株主会 のご紹介1
http://lituum.exblog.jp/19721025/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  by setonokaze | 2014-06-28 18:00 | 脱原発アクション

<< 103回目四電本社前再稼働反対... 伊方原発と九州の火山活動 噴火... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE