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【吉田調書】海水注入止めた官邸の電話の主 危機招いた発端 残るなぞ / 朝日のスクープ


要約

2011年3月13日吉田所長は首相官邸から電話を受け
原子炉を痛める3号機への海水注入を断念して淡水に変更した。
電話の相手は誰だったのか。

吉田氏は電話の相手の可能性として、
東電の幹部と原子力安全・保安院の幹部の名を挙げたが、
断定はしなかった。

1時間近く3号機に水が入らず、原子炉はますます加熱した。

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久々の朝日新聞の大スクープ。
だが、
政府は「直ちに」吉田氏の非公開を求める上申書を公開。
菅官房長官は開示しないと記者会見。                  参照1
吉田調書は、知られたくない、「真実」

黒塗りのところに、署名捺印があるかは定かでない。
黒塗りで隠して、本物ですと言われてもね。
本人確認にならない。
文章作成もプロがしていると思う。

「お話しいただいた言葉がほぼそのままの形で公にされる
可能性があるということをお含みいただいて、
それでこのヒアリングに応じていただきたいと思います」
と説明した。

吉田氏は「結構でございます」と即答しているから、
話が違う。

「吉田調書」は「不都合な真実」なのだ。
秘密法が施行されたら、闇に消える。


事故当初の、東電は、
F1は「直ちに再建可能」と考えていた様だ。
だから、真水にこだわった。

一度、海水を入れると、それは、原発の死を意味する。
経営者が、財産保全を最優先していた証だ。

規制委員会の解体も始まった。
F1すべてが「不都合な真実」として
秘密の闇に消えようとしている。。





注)個人の感想です。  
引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
               2014年5月27日朝日新聞
【吉田調書】海水注入止めた官邸の電話の主 危機招いた発端 残るなぞ / 朝日のスクープ_b0242956_20414720.jpg

参照1      時事ドットコム  2014.5.23
吉田元所長の「上申書」公開=証言資料は非開示-政府
 政府は23日、東京電力福島第1原発の事故発生時に所長だった吉田昌郎氏(故人)が政府事故調査・検証委員会に示した「上申書」を公開した。政府事故調の聴取に対し、吉田氏が証言した記録の非公開を求める内容。菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で、この上申書を理由に、証言資料は開示しない考えを改めて示した。
 上申書は、政府事故調が証言資料を国会事故調に提出するのに合わせて作成された。吉田氏はこの中で「国会事故調から第三者に向けて公表することは望まない」と強調。また、「本件資料が漏えいすることがないように、厳格に管理するとともに、調査終了後、資料を返却するよう希望する」としている。


参照2   内閣官房長官記者会見 平成26年5月23日(金)午後 
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201405/23_p.html
吉田元所長の「上申書」の公表について

平成26年5月

政府事故調が行った吉田元所長へのヒアリング記録の扱いについては、吉田元所長から政府事故調に「上申書」が提出されております。 今般、当該「上申書」を公表することといたしましたので、ご連絡いたします。

上申書(PDF形式:254KB)
【吉田調書】海水注入止めた官邸の電話の主 危機招いた発端 残るなぞ / 朝日のスクープ_b0242956_20441161.jpg

【吉田調書】海水注入止めた官邸の電話の主 危機招いた発端 残るなぞ / 朝日のスクープ_b0242956_2044448.jpg

(このブログはPDFを貼れないので、JPEGです。)

  by setonokaze | 2014-05-28 20:50 | 東電原発事故

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