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福島第一 1号機 津波「原因でない」 揺れる再稼働の根拠 / 東京新聞 

今日、
ご紹介するのも東京新聞の記事。
ツイ友が購読しているのを、四電本社前に届けて戴ける。
ちょい遅れだが、重要な情報源。

要約
     
【 津波「原因でない」 】

F1でメルトダウンの原因となった非常用電源の全喪失。
東電は津波が原因と主張しているが、
「福島第一原発1号機(の電源喪失)は津波ではあり得ない」
という論文が発表され、波紋を広げている。
原子力規制委員会は公式見解を示していないが、
推進派の「津波対策さえすれば、再稼働出来る」という
論理を根柢から揺さぶっている。

元国会事故調の委員だった田中三彦氏らと
協力調査員として事故原因を調査、分析した伊藤弁護士。
月刊「科学」の3月号(電子版)に                     参照1
「再論 福島第一原発1号機の全交流電源喪失は津波によるものではない」
という論文を掲載した。

波高計のデータや東電が撮影した津波が原発を襲う写真の分析を進め、
今回、論文にまとめた。

「津波によって1号機の非常用電源が全て失われた」
とする時刻より、津波が1号機に到達したと推定できる時刻が
2分以上遅いことが分かった。
津波で浸水する前に、地震動など
何らかの理由で非常用電源が壊れていたことになる。

東電の言い分には数々の矛盾点がある。
津波到達時刻についても矛盾が露呈した。

東電広報部は
この論文に対し
「自社の調査では、原因は津波と結論づけている」

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東電広報部は
この論文に対し
「自社の調査では、原因は津波と結論づけている」
とは、東電の逃げの手だ。
間違えていても、東電広報部のことで、
東電の公式見解でないと逃げられる。
いつもの、手口だ。

原発が地震で壊れたのなら、
再稼働は吹っ飛ぶ。

各事故調はなぜか原発が壊れた原因を特定せずに終了している。
本気で原因調査したら、原発が全滅しかねないので、
最初から、程々にしたのだろう。
航空機事故の原因調査とあまりに違うので、唖然だ。

a. 事故現場の保全をしなかった。
b. 事故当事者の証拠隠滅防止が出来なかった。
c. 証拠品の押収がまったくなされなかった。
d. ボイスレコーダに当たる。テレビ会議の全画像押収。
e. データレコーダに当たる 過渡現象記録データ。各計器記録データの押収。

事故の始末は全て、東電任せ。
東電はさっさと証拠をかたづけて、今となっては後の祭り。
わずかな手がかりから、原因を突き止めるしかない。
それが、今回の写真からの分析だ。
写真がベースだから、
この論文を覆すのは難しい。

(この論文は重要論文ゆえ、
岩波新書は全文を無料公開している。)

この東電が、
原発を「3期連続の赤字を避けるため」再稼働したいと言う。
3期連続であろうが、4期連続であろうが電力会社は総括原価方式。
利益は保証されている。
儲の為には、みえみえの方便でも平気だ。

今造られている原発は
「安全上重要な設備」しか強固な岩盤に造られてなくても、
基準をクリア。
原発全体が強固に作られていない。
だから、
燃料タンクは流されたし、送(受)電塔はいとも簡単に倒壊した。

こんな状況で再稼働はムチャクチャだ。










注)個人の感想です。
引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
              東京新聞 2014年3月5日
b0242956_1243338.jpg

参照1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
           科学 KAGAKU Mar. 2014 Vol.84 No.3
再論 福島第一原発 1 号機の全交流 電源喪失は津波によるものてはない
伊東良徳 岩波新書
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/eKagaku_201403_Ito.pdf
(略)
9. 3 東京電力第 1 回進捗報告の結論のまとめ方につ いて
東京電力の第 1 回進捗報告は,6. 7 項で紹介したように,津波の写真等の検討では「写真 18 の 前後には」原子炉建屋付近に津波第 2 波(2 段目) が到達していたものと判断されるとしており*53, この報告書には他に 1 号機敷地への津波溯上時 刻について明示的な判断をしている部分はない。 そしてこの報告書では写真 18 の撮影時刻は 15 時 37 分 06 秒頃とされている*54。
そうすると,東京電力の第 1 回進捗報告での1 号機敷地への津波溯上時刻は 15 時 37 分 06 秒前 後と認定されるのか,東京電力のこの報告書での論理の運びからみて常識的である。ところかこの 報告書は,4 m 盤上の海水ホンフの異常発生時刻 や,報告書で限定的な溯上であると明示している 東京電力主張の第 2 波(1 段目)による 4 号機南側 敷地への溯上など,防波堤の内側の原子炉建屋の ある敷地 10 m 盤への溯上と直接的に結びつかない事象に 15 時 36 分台の数字を付けて羅列して,
「当社は敷地への津波到達時間は 15 時 36 分台と 考えている」と結論つけている*55。これは極めて非科学的・非論理的なものというべきてある。
9. 1 項の点もそうであるが,8 節で論じた東京電力と筆者の最大の対立点をおいて東京電力の第 1 回進捗報告の論理で考えても,東京電力が論じ ているところからは 1 号機敷地への津波溯上時 刻を 15 時 36 分台とすることは無理であり,15 時 37 分台にはみ出してしまう。それを最後にむりやりに 15 時 36 分台と結論づけるのは,1 号機 A 系の非常用電源喪失が15 時 36 分台であることか否定できないので何かあっても津波の敷地溯 上時刻を 15 時 37 分より前にするという意図に よるものとしか考えられない。
       
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当ブログ
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  by setonokaze | 2014-03-12 01:35 | 東京新聞

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