福島を知りたければ、チェルノブイリに学べ 第4編

福島を知りたければ、チェルノブイリに学べだ。

隠蔽されたこと、被曝、事故の始末。
福島の25年後が透けて見える。

1986年4月26日 チェルノブイリ原発が爆発。
大爆発(2次爆発)していれば3〜5メガトン相当
欧州全域が人間の住めない環境にという。
福島も、危うく東京を含め終わるところだった。

福島とチェルの相似点はいくつも。。




次の事故が起る前に原発はやめた方がいい。

引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                   テロップ書き起こしby lituum

チェルノブイリ(連鎖爆発阻止)の闘い (4_7)

5月13日 ( 13 May 1986 Chernobyl Zone )

炉の地下を掘る任務が彼らに命じられます。
どっちだ? まっすぐ先へ行くんだ。
右折は禁止だ。5分後に指定場所へ集合しろ。
3号炉の下から150メートルのトンネルを掘り
4号炉の真下で上方向に掘り進みました。
そこに30メートル四方の空間を作りました。
高温の炉を冷却する装置を納めるためです。
放射能を避けるため炭坑労働者たちは地下12メートルを掘り進みました。
4号炉の真下に達したら、広い空間を作り、
そこに冷却装置を設置する予定でした。
切削の目標は1日13メートルだ。

この切削作業のため
1万人の炭坑労働者が集められました。
全員20代の若者です。トンネル内の温度は50度。
しかも、1時間いれば1レントゲンの放射能にさらされます。
フイルターがすぐに湿ってしまうため、マスクは使いませんでした。
皆、上半身裸になり、ボトルの水を飲みながら作業しました。
この水は放射能に汚染されていたので、
放射性粒子が直接体内に入ってしまいました。
土を飲み込んでしまった同僚はその後、
すぐに死にました。
(Andrei Nassonov Miner from Toula )
土も放射能に汚染されていたんです。

トンネル内は酸素が薄く、照られないほどの暑さでした。
(Vladimir Amelkov Miner from Toula )
でも、ひたすら掘り続けろと急がされました。
過酷な状況でしたが必死で掘るしかありませんでした。
30人ずつが3時間交代で1日中作業を続けました。
1ヶ月の堀削距離は150メートル通常の3倍のペースです。
トンネル内の放射線量は多くはありませんが地上に出てから
走らなければなりませんでした。

トンネル出口での放射線量は地下の300倍。
危険な環境下にいることについては、
誰も説明を受けませんでした。
仕方がありません。非常事態ですからね。
誰かがやらねばならなかったのです。
私たちは仕事をやり遂げました。後悔していません。
結局、堀広げられた空間は冷却装置を置く代わりに、
原子炉の基盤強化のため、セメントで満たされました。
作業員の被曝は30〜60レントゲンとされましたが、
実際は、その5倍ともいわれています。
作業に参加した、1万人の炭坑労働者のうち、
2500人が40歳に達する前に命を落としました。

国際原子力機関( IAEA )のブリックスは
ソ連当局と記者会見を開きました。
国際原子力機関を代表して、犠牲者に深い哀悼の意を表します。
この悲劇により多くの命が失われました。
「事故分析のためソ連当局はウイーンを訪問することに同意しました。」
国際会議で情報を公開することにソ連当局が同意したと、
ブリックスは記者の前で発表しました。
共同会見を開いたことはソ連の歴史でも画期的なことでした。
それまで、ソ連政府は事故などあっても隠すばかりで、
国民もそんな政府に不信感を抱いていました。
しかし、グラスノスチという新政府の改革のおかげで、
人々は何が起きたかのか知ることができたのです。

ゴルバチョフ政権は
グラスノスチと呼ばれる情報公開政策を開始、
これが大きな成果をもたらしました。
火災が鎮火した後も現場には、放射能に汚染されたがれきが残っています。
これ以上の汚染の拡散を食い止めるには、さらに多くの人手が必要でした。

「同士諸君…」( 14 May 1986 )
5月14日
ゴルバチョフは声明を発表します。
「チェリノブイリの事故は国民に強い不安をあてへています。」
「また、国際的懸念もたかまっています。」
「原子力が制御不能となる大事故は、我が国にとって初めての経験です。」
「現在、全力で事態の収拾にあたっています。」
「国家のもてる力をすべて、集結させなければなりません。」

過去の慣例やコストなどは度外視して、
とにかく必要な物資を集めました。
形式などに、とらわてている余裕はなかったのです。

N・タラカノフ少将は兵士の指揮を統括しました。
1年で10万のへいがチェリノブイリへ駆り出されました。
政府の命により、予備兵が招集され、「最前線」へ送られたのです。
軍人も民間人も一切の区別なく
全員が1人の「除染作業者」として危険な任務を遂行しました。
「初日は放射能が恐ろしくて、マスクを外せなかった。」
「でもすぐに慣れる」
「今は全然不安はないね」「皆冗談ばかりさ」「それに酒もある」
「うわさに聞いてるだろうが、だだでウオッカが飲める」
「本当に仕事をしているの?と女房に言われたよ」

当局は5人の記者を招き作業の取材を認可しました。
しかし、そのうち3人はすでに死亡しています。
現場では階級の違いにとらわれす、
誰もが誠実に与えられた務めを果たしていました。
チェルノブイリの除染作戦が繰り広げられていました。
民間の労働者や医療関係者技術者が40万人、
そして、兵士10万人が作業に動員されました。
国全体で事態の収拾にあたったのです。
総勢50万人に及ぶ人々がチェルノブイリに集結し、
放射能を浴びながら作業を続けました。

上空からは放射能を帯びたちりを固めるため、粘着性がある液体が散布されました。
一方、地上では除染作業者が各住戸を回って、放射性粒子の除去作業を行いました。
特別部隊も編成されました。
森をパトロールしてイヌやネコを射殺するためです。
危険地帯をうろつく動物はすべて殺されました。
人間に接触して被爆させる可能性があったからです。
残っていた住民もすべて撤去させ、家屋は壊して土に埋めました。
この作業により作業員も機器も汚染されます。
1日5回、体を洗いました。石けんを手に、
仲間同士で体を洗うのを助け合いました。
皆、懸命でした。食事にも気をつけました。
栄養不足で体力が低下すると放射能の影響を受けやすいからです。
最初は体の特に弱っている個所
そして最後は全身が蝕まれます。

                    (つづく)

チェルノブイリ(連鎖爆発阻止)の闘い (4_7)


チェルノブイリ原発事故の放射能汚染による被爆者と石棺までの動画
社長のブログ http://shachoublog.net/nyu-su/cherunobuiri-douga.html より
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当ブログ
7編あります。順次UPの予定です。

福島を知りたければ、チェルノブイリに学べ 
第1編 http://lituum.exblog.jp/20372694/
第2編 http://lituum.exblog.jp/20378293/
第3編 http://lituum.exblog.jp/20381544/
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きれいな元画?見つけた。こちらは10編。

1/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=dGZg9oAnc9I&list=SPABE2AE88CAC68D82
2/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=4pxIFjcC3YU&list=SPABE2AE88CAC68D82
3/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=_L4IX6X14IU&list=SPABE2AE88CAC68D82
4/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=SxTaGihu4kU&list=SPABE2AE88CAC68D82
5/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=5-LcjVRGIws&list=SPABE2AE88CAC68D82
6/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=gNXX6U95CpA&list=SPABE2AE88CAC68D82
7/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=l7mzoKLIvP8&list=SPABE2AE88CAC68D82
8/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=gT_Oqba3aNM&list=SPABE2AE88CAC68D82
9/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=GrcUveeiL6k&list=SPABE2AE88CAC68D82
10/10 チェルノブイリ連鎖爆発阻止の闘い
http://www.youtube.com/watch?v=UHi0rPJYy5c&list=SPABE2AE88CAC68D82
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追加)2013.8.2 チェリノブイリを チェルノブイリに用語統一。

  by setonokaze | 2013-05-05 09:53 | チェルノブイリ

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