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「原発バイバイ」の文字のため、たった2回の放映で打ち切られた チロリン村のCM 2

最高裁まで戦うが敗訴。


今日、
ご紹介するのは 続編
問題の「原発バイバイ」の文字の入ったチロリン村のチラシ。

なかなかよく出来ている。
今でも充分通用する。

自然の中に
植物
魚、てんとう虫、でんでん虫、猫、小鳥、
地球の左に太陽、右にお月さん。
火山?も虹も。
真ん中に人間が。
そして、「原発バイバイ」


ツイ仲間が、
チロリン村のこのチラシ(20数年前)を壁に貼っていたのだ。
みて、みてという。
放映されたCMにこのチラシのイラストが入っていた。
このイラストの為にたった2回で放映を打ち切られた。

勿論、
チロリン村の故大西社長は最高裁まで戦うが、             参照1
敗訴。(前回にご紹介)

チロリン村のチラシ (B4版)
………………………………………………………………………

青い空、澄んだ空気、生い茂る植物。
この美しい自然があるからこそ、
人類は生かされている、と改めて思い知りました。
しかし、いまから五十年後一〇〇年後も、
人間は、ここに立った時、
この美しさを実感できるでしょうか。
今ここに集まった私たちが感得している
気持ちと同じものを
共有しあうことができるのでしょうか。
私は、ぜひそうあって欲しいとあえて思いたいのですが、
それはきっと楽観的にすぎることでしょう。

自然を守ろう、美しい環境を守ろう、
という言い方は正しくありません。
我々人類は自然や環境によって守られているのです。
 
われわれはどこから来たか?
われわれとは何か?
われわれはどこへ行くのか?
    ポール・ゴーギャン

私たちが鳥や魚を守るののでも、
私たちが澄んだ空気やおいしい水を
守るのでもありません。
鳥が飛び、魚が海を泳ぎ、
澄んだ空気とおいしい水があるからこそ、
人類は生きていけるのです。
すなわち、我々人類は自然によって
守られているのです。

反対や抗議の声も上げられずに
人類を守っている自然環境に対する
核実験という名の戦争をストップさせよう。



(ムルロア・95年10月2日核実験抗議集会でのメッセージ抜粋)

「原発バイバイ」の文字のため、たった2回の放映で打ち切られた チロリン村のCM 2_b0242956_212459.jpg

…………………………………………………………………………………

自然を守ろう、美しい環境を守ろう。
でなく
我々人類は自然や環境によって守られている。
なるほどだ。

この逆転の発想が人類を救う。
ひいては、自然、環境が守られる。
人間のおごりが、原発を作り、
地球,環境を破滅させようとしている。

福島から、この国が学んで、
この逆転の発想が出来るかに、
この国の未来がかかっている。






参照1
チロリン村 HP
http://www.niji.or.jp/chirorin/
故大西社長のtwitter @shizensyokuhin 残念、現在ツイートはありません。
2012.11.16追加)いやいや、チロリン村のHPの左サイドに大西光明の自然食品小話 
でUPされていました。
故大西社長のtwitter  @shizensyokuhin https://twitter.com/shizensyokuhin

息子さんのtwitter @onishi_wani  https://twitter.com/onishi_wani
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今年(2012年)の10月10日の朝日新聞で紹介された。
原発とメディア CM界のタブー
「原発バイバイ」の文字が入っていたためにたった2回で打ち切られたテレビCM。

経緯は前回ご紹介の当ブログ
「原発バイバイ」の文字のため、たった2回の放映で打ち切られた チロリン村のCM 1 
http://lituum.exblog.jp/19196957/
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  by setonokaze | 2012-11-15 21:20 | 原発

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