ガレキ広域処理(
ドイツ放射線防護協会の勧告)の落とし穴 15 #ガレキ

ドイツ放射線防護協会が昨年の11月に
日本政府への勧告を出していたが、どうも、
あっさりと、日本政府はいまだに無視だ。
この勧告、読んでみたが、まっとうだ。
どうして、無視をしたのだろうか?
どうして、まっとうな判断が、出来なくなっていたのだろうか?

原発ありきで、原発の3つや4つが吹っ飛んでも、
やめる訳にいかないとの
大前提が、
東電を、なりふり構わず、救済し、
チェリノブイリを超えるかと言う、未曾有うの放射能汚染を、
除染、除染のオンパレードで、安心させ、
警戒地区解除で、もどれもどれの大合唱。

御用学者総動員で、安心、安全教育。
民は、どうしたものかと、右往左往。
あげくの果てに、夫婦喧嘩や、一家離散。
罪作りな、お上である。

でも、冷静に考えて、
この、ドイツ放射線防護協会の勧告、
日本の為に親身になって勧告してくれているのは、間違いない。
日本政府は、直ちに、勧告を受け入れるべきだ。
だが、聞く耳持たずの様だ。
日本の悲劇の始まりだ。

このツケはとても高くつくことになるのだが、
残念ながら、今の政権では、無理の様だ。
前書きが長くなった。要点をあげよう。

1. 放射線防護の国際的合意として、
特殊措置をとることを避けるために、
汚染された食品や廃棄物を、
汚染されていないものと混ぜて「危険でない」とすることは禁止されている。

ガレキの広域処理は放射線防護の国際的合違反なのだ。
一般ゴミと混ぜて焼却することも、ごまかし。
決して、してはならないことだ。
この勧告に従うべきで、
細野大臣のガレキ政策は明確な国際的合意違反だ。


2. すべての日本の市民が知らぬ間に
東京電力福島第一原子力発電所事故の「
二次汚染」にさらされることになるだろう。

ガレキの広域処理は「二次汚染」を引き起こす。
絶対に認める訳には、いかない。
現在の汚染がれき および食品への対応では、
日本市民に健康被害が広がってしまうだろう。と、
警告されているのだ。

3. トイツ放射線防護協会は、
少なくとも妊婦と子とものいる家庭について、
現在の避難地域より広い範囲で至急の避難・疎開か
支援されなければならないと強く警告する。

多くの、ツイートで、「避難して、お願い。。」があるが、その論拠だ。
ガレキの広域処理なぞ、とんでもないだ。
政府は国際ルールを守れ。

4. 子ともに年間 20 ミリシーベルトの被曝を強要することは
悲劇的な過ちである
この件に関しては、若いママ達の猛烈な反撃に遭い、
年間1ミリシーベルトをめざすとしたが、
うやむやに。

年間の被曝量の限度は 1ミリシーベルト。毎時に直せば
0.114マイクロシーベルト毎時 の中に1年間居ると
限度量を超える。
0.114マイクロシーベルト毎時を超える地域で生活している人は
直ちに避難が必要となるのだが、、
「避難せよ」と言うと、変なバッシングに遭うと言う。
注3)

福島で、
ICP A一般人 年間許容被ばく線量は 1mSV
欧州放射線リスク委員会(ECRP)は    年間0.1mSV


ちなみに文科省が出した数値子供20mSVという数値や、
5月23日に渡辺格文科省科学技術・学術政策局次長が口にした
「健康上問題があるとされているのは100mSV」
「100mSV以下ではがんなどの問題は認められていない」と公言するのは論外 http://fxtrader.at.webry.info/201108/article_9.html


環境省のHPを調べたが、(8/7現在)1mSVしたとの記述は見つからなかった。
文科省のHPを調べたが、(8/7現在)1mSVしたとの記述は見つからなかった。
現在も年間1mSVは単なるお題目に過ぎないようだ。

注3)環境省は自然放射線量を除外。全国平均で1m_Sv/yは0.23μSv/hと算出。
注2)3.4はガレキの広域処理とは直接ないが、重要なので、記載しました。
注1)この値が、自然放射線量を含むか、のぞくかについては、
訳文からは、判断できないが、除いて判断しても、
かなりのリスクが福島にあるのは間違いない。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。引用。。。。。。。。。。。。。。。。

        ドイツ放射線防護協会:日本政府への勧告
                            2011年 12月6日


ドイツ放射線防護協会は、11月27日、ベルリンにて「放射線防護の基本規則は、福島原発事故後も無視されてはならない」とのプレスリリースを発表しました。

リリースは、同日ベルリンにて開催された講演会「福島の経験」(ドイツ放射線防護協会、日独平和フォーラム、FoEドイツ、FoE Japanの共催)で、日本へのメッセージとして、会長のセバスティアン・プフルークバイル氏より発表されました。日本政府の対応への厳しい批判と早急な方針変更を訴えています。

出典)http://www.foejapan.org/energy/news/111206.html


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       ドイツ放射線防護協会 会長 セハスティアン・フフルークハイル(博士)
Dr. Sebastian Pflugbeil, Präsident Gormannstr. 17, D-10119 Berlin Tel +49 (0)30 / 44 93 736, Fax +49 (0)30 / 44 34 28 34 eMail: pflugbeil.kvt@t-online.de
                     ベルリン、2011 年 11 月 27 日

【プレスリリース】
ドイツ放射線防護協会より:

放射線防護の基本規則は、福島原発事故後も無視されてはならない

ドイツ放射線防護協会は問う:
原子力利用と引きかえにどれだけの死亡と疾病を許容するのか?

放射線防護の国際的合意として、特殊措置をとることを避けるために、汚染された食品や
廃棄物を、汚染されていないものと混ぜて「危険でない」とすることは禁止されている。
本政府は現在、食品について、および地震・原発事故・津波被災地からのがれき処理について、この希釈禁止合意に違反している。ドイツ放射線防護協会はこの「希釈政策」を至急撤回するよう勧告する。撤回されない場合、すべての日本の市民が知らぬ間に東京電力福島第一原子力発電所事故の「二次汚染」にさらされることになるだろう。空間的に隔離し、安全を確保し、管理された廃棄物集積所でなければ、防護策は困難である。「汚染を希釈された」食品についても同様である。現在の汚染がれき および食品への対応では、日本市民に健康被害が広がってしまうだろう。

日本ですでに始まっている汚染がれきの 各県への配分、焼却、および焼却灰の海岸埋め立て等への利用は、放射線防護の観点から言えば重大な過ちである。焼却場の煙突から、あるいは海洋投棄される汚染焼却灰から、がれき中の放射性物質は必然的に環境に放出される。 ドイツ放射線防護協会は、この計画の至急撤回を勧告する。

チェルノブイリ事故後ドイツでの数々の研究により、胎児や乳幼児が以前の想定よりはる かに放射線影響を受けやすいことか明らかとなっている。乳幼児の死亡率、先天障害、女児 出生率の低下など、チェルノブイリ後の西ヨーロッパで明らかな変化が確認されている、すなわち、低量あるいはごく微量の追加放射線によって数万人の子どもか影響を受けているのである。さらに、ドイツの原発周辺における幼児のかん白血病についての研究でも、微量の追加放射線でも子どもたちに健康被害を与えうることか示されている。トイツ放射線防護協会は、少なくとも妊婦と子とものいる家庭について、現在の避難地域より広い範囲で至急の避難・疎開か支援されなければならないと強く警告する。われわれは同時に、子ともに年間 20 ミリシーベルトの被曝を強要することは悲劇的な過ちであると考える。日本政府は、 現在の避難基準になっている年 20 ミリシーベルトを直ちに撤回するべきである。

出典)http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/111127_j.pdf
原文(ドイツ語)[PDF]http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/111127_g.pdf
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当ブログ
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日本弁護士連合会 会長声明 100ベクレル)の落とし穴 14 
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  by setonokaze | 2012-08-07 23:05 | ガレキの広域処理

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