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瀬戸内海 小豆島のムダな巨大(新内海)ダム 反対派団結小屋を強制撤去へ

ここ、瀬戸内海の小豆島に今着々と進む巨大な無駄ダム。
その全貌を現しつつある。
利権がらみの、巨大オブジェとして歴史に残るモニュメントになるんだろう。

新内海ダムは
ムダな巨大ダムと言われているが、
工事が着々と進んでいる。
代執行は お上の決め事、のがれるすべはない。
団結小屋が消えようとしている。

無理が通れば、道理が引っ込む。
多くの反対があったのに、何故か、粛々と進んだダム計画。
民主党が、「コンクリートから人へ」のスローガンで政権を取り、
このムダなダムは当然中止となるかに思えた。

それが、
ダム推進派の巻き返しで、
一気にダム着工に。

今や、
ダム本体コンクリート打は90%超まで進み、
来年初めには水を貯める試験を始め、
13年度末の事業完了を見込んでいると言うから、
超スピードだ。

そもそも、
このダムは香川県が「既に充分に説明をしてきている」
「80%を越える住民の了解を得ている」
「質問には香川 県のホームページで答えている」
等として話合いに応じることなく、
土地収用法を適用して反対地権者 の地権を
2010 年 11 月 22 日を明渡期限として収用した。
ことで、始まった。
80パーセントを超える住民の了解を得ていると言うが、
どういう風に了解を得たかについては
はなはだ怪しい。

いま、原発が利権で、原子力ムラの強烈な巻き返しに遭い、
次々と再稼働されそうだ。
そのやり方は、ダム利権とそっくりだ。


参考 当ブログ
  
「コンクリートから人へ」心地よいキャッチコピーで出来つつある小豆島・内海ダム           http://lituum.exblog.jp/17299986/



・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・・
                    朝日新聞香川版2012.6.30
瀬戸内海 小豆島のムダな巨大(新内海)ダム 反対派団結小屋を強制撤去へ_b0242956_21252211.jpg



………………………………………………
毎日新聞 2012年06月30日 地方版

新内海ダム:事業地内の反対派「団結小屋」 県、撤去に行政代執行も /香川
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120630ddlk37040626000c.html
 
県と小豆島町が建設を進める新内海ダム(小豆島町)の事業地内に反対派住民によって建てられた「団結小屋」について、細谷芳照・県土木部長は29日、自主撤去を求める戒告書を近く送付したうえで、7月末ごろまでに撤去されない場合、行政代執行の手続きを取る考えを示した。
 同日開かれた県議会の環境建設委員会で述べた。県は09年2月に国から事業認定を受け、同7月に未買収だった反対派地権者の土地収用裁決を申請。県収用委員会は収用を認めたが、県の再三にわたる催告や要請にもかかわらず、明け渡し期限(10年11月22日)を過ぎても小屋は撤去されていない。
 行政代執行は法に基づいて命じられた者が行為を行わず、放置が著しく公益に反する場合、行政庁が実行する強制執行の一つ。代執行の費用は命令を受けた者から徴収できる。【久保聡】


………………………………………………
msn経産ニュース        2012.6.30 02:03
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120630/kgw12063002030001-n1.htm

内海ダム再開発 反対住民の団結小屋 香川県、強制撤去も 香川県などが小豆島町で進めている内海ダム再開発事業の収用地にある反対住民らの団結小屋について、県土木部の細谷芳照部長は29日の6月定例県議会の環境建設委員会で「履行期限を設けて自主撤去を求める戒告書を送付し、なされない場合は行政代執行を行う」と明らかにした。

 同再開発事業をめぐり、新ダム建設に反対する一部地権者の土地約5千平方メートルについては収用・使用裁決、明け渡し裁決により県が収用。プレハブの団結小屋がある土地は、小屋を撤去して明け渡すよう要請したが、撤去されずに明け渡し義務が履行されていない状況という。

 事業は平成25年度末の完了予定で進んでいる。新ダム本体のコンクリート打設は今年9月に終わり、10月からは貯水容量を確保するために団結小屋周辺を含めて掘削工事に着手する。

 細谷部長は「掘削工事に支障を来さないよう行政代執行に向けて進めたい」として、対象の地権者に戒告書を速やかに送付する考えを示した。戒告書は自主撤去の履行期限を7月末とすることを検討、この期限までに撤去されない場合は行政代執行を行う。

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            読売新聞  2012年6月30日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20120629-OYT8T01212.htm

 県営新内海ダム(小豆島町)の建設事業で、県は29日、収用済みの建設地に残る反対派住民らが建設した小屋について、行政代執行により強制撤去する方針を、県議会環境建設委員会で明らかにした。

 小屋はプレハブで、貯水池になる予定の土地(約900平方メートル)に看板と共に残されている。ダムは本体部分の建設が進み、今年10月頃からは小屋周辺で掘削作業が始まるため、近く7月下旬を撤去期限とする書面を元地権者に送付し、撤去されない場合は行政代執行に踏み切る。

 県は建設予定地約15ヘクタールの買収を2005年度から開始したが、一部地権者が「(上流の)寒霞渓の景観を損なう」などとして反発。約0・5ヘクタールの買収が難航したため、県は土地収用法に基づき、10年11月に強制収用した。小屋や看板については、元地権者に文書で再三、撤去を求めていた。

 ダムは堤高約42メートル、総貯水量は106万立方メートル。総事業費185億円で、13年度末の完成を目指している。反対派の元地権者らは、収用の取り消しを求める訴訟などを起こし、地裁で争っている。


………………………………………………
  四国新聞 web  2012/06/30
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20120630000138
香川県、反対派小屋を強制撤去へ/新内海ダム
 香川県と小豆島町が進める内海ダム再開発事業で、県は29日、反対派住民らが新ダムの建設用地内に設置したプレハブ小屋や看板などを強制撤去する手続きを始めることを明らかにした。あらためて文書で7月末までの自主撤去を求め、応じない場合は行政代執行法に基づき10月までに県が撤去する。

 同日の6月定例県議会環境建設委員会(高城宗幸委員長)で、山下昭史氏(自民・三豊)の質問に細谷芳照土木部長が答えた。

 プレハブ小屋などは、反対派住民が所有していた土地に2010年5月以降に設置。その後、土地収用法に基づき、同年11月に県がすべての土地を取得し、再三にわたり文書で小屋などの撤去を求めてきたが、反対派は応じていなかった。

 細谷部長は、10月から小屋周辺の土地の掘削工事に着手するため、「工事の支障となる小屋の撤去に向けた行政代執行の手続きを進めたい」と説明。来週にも7月中の自主撤去を求める文書を反対派住民に送付し、撤去されない場合は行政代執行で県が撤去する考えを示した。

 行政代執行の時期は「10月からの掘削工事に支障が生じないよう適切に判断したい」と述べた。

 県土木監理課によると、行政代執行による撤去費用は、土地の旧所有者に請求することになるという。

 反対派住民代表の山西克明さんは「県の決定は一方的で納得できない。今後の対応は弁護士と相談して決めたい」と話した。

 ダム本体工事のコンクリート打設は90%超まで進み、9月に終了する予定。来年初めには水を貯める試験湛水(たんすい)を始め、13年度末の事業完了を見込んでいる。

  by setonokaze | 2012-06-30 21:43

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