東京湾のセシュウム 4 #原発
今回で4回目になってしまった。
この件に関しては、
あまり回を重ねたくないのが、ほんとうのところだ。
初めて、ブログしたのが、今年の2月9日
この時期はまだ、東京の汚染に気がついている方は、極、限られていた。
不安を煽るのは良くないと言う風潮もあった。
でも、
現実はどんどん悪くなる様だ。
だだ、何年かすればピークを過ぎるだろうと、
学者さんは予想しているが、
単なる気休めでない事を願うばかりだ。
関東平野に
薄く降り注いだセシュウムが、徐々に下流へ、下流へと移動し、
河川と言う収集水路を通じて、東京湾に流れ込む。
東京湾は巨大なセシュウム沈殿槽なのだ。
沈殿槽に沈下したセシュウムを取り除くすべはないだろう。
海底の泥が
セシュウムを吸着していると言うから、
まずはゴカイ、貝類への移行が心配となる。
その先の、ぼら、あなご、心配はきりがない。
今日の
NHKのニュスが東京湾再来年4000ベクレルにという。
京都大学の研究グループのシュミレーション。
4000ベクレルは立派な低レベル放射線廃棄物。
ドラム缶に入れて、厳重に保管される。
日本では六ヶ所村ただ1カ所なのだが。。
ガレキざる法を適用すれば、
8000ベクレルまでは、埋立て処分だから、
そのまま、捨て置かれるのだろうか。
いずれにしても、
世界初の由々しき事態になりつつある。
東京湾のセシュウム
最初の調査は近畿大の山崎教授による調査だったが、
今回は京都大学の山敷准教授によるシュミレーション。
それだけ、事が重大になりつつあると言う事だ。
事故当事者の
東電の反省がいまだ感じられないのは、なぜだろうか。
未曾有の大災害になっていて、どうにも、
隠し通せないのに、いまだ、小さく小さく見せようとする
お上を信じられないのが、現状だ。
江戸前寿司が食べられなくなると、寂しいね。
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・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・・・
NHK NEWSweb 012.5.25
東京湾 再来年4000ベクレルに
研究グループが予測したシュミレーション
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/t10015391091000.html
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達するとするシミュレーション結果を京都大学の研究グループがまとめました。
京都大学防災研究所のグループは、福島第一原発の事故で関東に降った放射性物質などの調査データを使い、東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムを、事故の10年後まで予測するシミュレーションを行いました。
その結果、放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、荒川の河口付近では、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達すると推定されるということです。これは、ことし1月に福島第一原発から南に16キロの海底で検出された値とほぼ同じです。
比較的濃度が高くなるとみられる東京湾の北部では、平均すると海底の泥1キログラム当たり300ベクレルから500ベクレル程度と計算されたということです。
再来年の4月以降は、周囲の河川から流れ込む放射性物質が減る一方で、拡散が進むため、濃度は徐々に下がるとしています。
シミュレーションを行った山敷庸亮准教授は「雨の量などによっては放射性物質が東京湾に流れ込む速度が早まる可能性がある。海底への蓄積量を継続的に調べるとともに、魚介類に影響が出ないか監視すべきだ」と話しています。
by setonokaze | 2012-05-26 22:14 | 東電原発事故