ガレキ広域処理(細野大臣がこのガレキ安全とした理由)の落とし穴 12 #ガレキ

細野大臣がこのガレキ安全とした理由

環境省は、ガレキを迅速に処理する為に、ガイガー(シンチ)で計って、
空間線量が低ければ,このガレキは安全であるとした。
いちいち正式に食品と同じ様に計ったのでは、
邪魔になるガレキを片付けられないからだ。
安全を犠牲にした、ガレキの計り方なのだ。
ガレキに高い放射線を出す所があっても、
ごく一部なので、無視する事にしたのが理由。



(これ以下は読み飛ばしてもいいです。)

災害廃棄物安全評価検討会(第1回)平成23年5月15日(日)を考察する。 
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

10-13頁
「福島県内の仮置場における災害廃棄物の放射線モニタリング調査について」 環境省の行った調査の概要がある。実際は日本分析センターが行っている。
ガレキの山を取り囲む様にNAシンチで1mの高さで空間線量を計り、モニターしたのだ。

放射性廃棄物規制課長 原子力安全・保安院の中津氏の報告。
ゲルマで測定。13カ所の仮置場で、それぞれ空間線量率、災害廃棄物の表面線量率、
実際の災害廃棄物のサンプ ルを採取、その放射能濃度の分析。

15頁
117の仮置場、1,639地点のデータを調査。すべての仮置場において、
災害廃棄物周辺の空間線量率はバックグラウンドとほぼ同程度。
ただし、測定地点が1,208地点、4地点 は、2μSv/hを超える。福島4.04、伊達2.3、2.4、新地町3.45。ごくごく一部としている。
結論として、「災害廃棄物の集積による周辺の空間 線量率への特段の影響、
さらには、それによる周辺住民への健康影響はないと言える」としている。

ガレキの山として、動かさなければ、上記の結論なのでしょう。空間線量で計るこだわりだ。

16-17頁
脱水汚泥等を再利用して生産するセメントは、クリアランスレベル以下。
ここでは、クリアランスレベルを認めている。
事務局の発言だ。
しかもクリアランスレベル以下だから安全との認識だ。

こんな所にあった、校庭の基準。
国際放射線防護委員会(ICRP)の提示した非常事態収束後の参考レベル 「1-20mSv/年を学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安」
生活パターンを考慮、年間20mSvに達する線量率 は、屋外では3.8μSv/時
3.8μSv/時を超える、屋外活動をなるべく制限
3.8μSv/時を超えなければ  平常どおり利用可能
ICRPの基準は高いと言うが本当だ。

18-19頁
井口委員 単純 に測定データからバックグラウンドの敷地境界の辺りを差っ引いた値が災害廃棄物のレベルとなる。
環境省の調査はスピード重視になっている。
廃棄物の中には放射性物質がないということを証明しようとすると、
このモニターで、正しいと言うには、専門家が 見ても納得いくようなデータ整理をしないと、
単純に、バックグラウンドと同じだから、ガレキの山に、放射性物質ないとは、言えないと思う。
 
21頁
ガレキの山に4.04と言う高い値の所があっても、そこに、ピンポイントで近づくことは、
なかなかないと考える。
2μSv/h、年間に17mSvぐらい 20mSv(前述のICRP基準)に届かないレベルだから、
安全との見解。
以上が、ガレキの山があっても、安全だという解説だ。


ガレキを空間線量計で計って安全安心なガレキなのは、ガレキの山がそこにあっても、
近づかなければ、周りの人には空間線量がさほど上がらない。(ガンマ線)と言う事で、
空間線量計は目安をつけるためスピードを重視した環境省の試みに過ぎない。

(以下2012.5.21追加)

広域ガレキ処理で、
燃やしても安心安全なガレキだとは、空間線量計では分からない。
分かるのは、1mはなれた地点の、空間線量だけだ。
ガレキそのものの線量は分からない。しかも一切、遮蔽なしの測定だから不正確だ。

結論
細野大臣がガイガー(シンチ)かざしてこのガレキ安全と言うのは、
このガレキから1mはなれた地点の空間線量の事。
バックグランドと大差ないという証明だけである。
ガレキの1mそばにいても、
空間線量が従前の空間線量と同じだから、その場の空間線量が安全と言っているだけなのである。
ガレキトークをよく聞いていると、
細野大臣は決してこのガレキ燃やして安全とは決して言っていないないのだ。

トリックに引っかからない様にしよう。
細野大臣が安全だというガレキに薄くでもセシュウムがあれば、燃やせばそのセシュウムが濃縮し当然危険なのだ。

放射能に汚染されたものは
動かさず、封じ込めが大原則。
そのままそのままだ。
低い線量なら数年我慢すれば、かなり落ちる。
半減期を待つしかない。
(それほどひどい事故を東電がしでかしたと言う事だ)
全国に移動など、とんでもない。

世界初の悪例、ガレキの全国拡散はやめにしてほしい。



注)個人の感想です。

  by setonokaze | 2012-04-18 02:07 | ガレキの広域処理

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