ガレキ広域処理(10万ベクレル)の落とし穴 7  #ガレキ

以前から、netに10万ベクレルがちらちらでていて、
気になっていた。
8000ベクレルでも、びっくりなのに10万ベクレルなのだ。
細野大臣の狙いが、福島限定か、それとも全国版か。
見極められないでいたからだ。>< 
「福島県内の災害廃棄物の処理の方針」にもとずくものとあるのだが。。

昨日のニュースで
細野大臣が警戒地区で初めてのガレキ集積場(一部報道では中間貯蔵施設)を
樽葉町に作ると言う。
集積場で分別し、10万ベクレルを超えたガレキは国が整備予定の中間貯蔵施設に持ち込む。
10万ベクレル以下のガレキは仮設焼却場での処理を検討している。

この話は、
10万ベクレル/kgのガレキの話だから、
焼却した後の焼却灰が数百万から数千万ベクレル/kgになるであろうことは容易に推測出来る。
明らかに、核処理施設を環境省が運営しようとしているのは、
明らかだ。こんな国世界にないだろう。
環境省はいつから、東電後仕舞い請負省になり下がったのだろう。
これで、日本の環境を守っていると言えるだろうか?

環境省は
昨年の8月末に、8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の
焼却灰等の処分の方法について決めていた。 
8000ベクレルを超え10万ベクレルまではコンクリートでかためるという。
そして、最終処分地に埋設するとと言う。
10万ベクレルを超えるものは、セメントで固めて、
10万ベクレルになれば、10万ベクレル以下と見なすと言う。
さらに高い線量のものはセメントの厚みを増せば、
同様に扱って良いと言う。
環境省は合格するまで、いくらでも下駄を履いて良いとする。
ざる指導だ。><

セメントは水を通す。
試験ではセシュウムは十数パーセント流れ出ると言う。
だが、水にぬれない様に埋設すれば良いとした。
こんなの、努力目標にしか過ぎない。
だから、全国、あちこちの埋立地で、しみ出て来ている。
(ググってみて下さい)


半減期は
10万ベクレルの焼却灰
30年後  5万ベクレル。
60年後  2万5000 ベクレル。
90年後  1万2500ベクレル。
120年後    6250ベクレル。
150年後    3125ベクレル。
180年後    1562ベクレル。 まだ稲の作付けは出来ない。
3.11以前のクリアランスレベル(100ベクレル)になるにはまだまだ先だ。
セシュウムは100年で1/10になると言うから、100ベクレルになるには300年かかる。

セメントの寿命は
50年からせいぜい100年
(日本の旧建築基準で建築された壁厚0.31メートル程度の建造物は普通50-60年程度 wiki)、
最近は海砂を使うのでこれより短くなる。
だいたい、200年以上もさらに永久に、この永久処分場を安全に管理出来ると言う,
細野大臣の考えは、甘すぎる。到底、同意出来ない。

加えて言うと。
六ヶ所村でさえ、中間貯蔵施設で、核の永久貯蔵所は日本にはない。アメリカ、ドイツにもない。
オンカロ(フインランド)にある。映画「100,000万年後の安全」http://www.uplink.co.jp/100000/ になっている。

なのに、
だれも反対せぬまに(ガレキ法には共産党のみが反対)、
核の永久処分場を、あちこちに作ろうとしている。
多分、細野大臣は、福島だけでなく、
全国に拡散させるのだろうと危惧している。

                              (続く)




参考 当ブログ
13.ガレキ広域処理(バグフイルターの論拠)の落とし穴 6 2012.4.8
12.香川県内の市町はガレキ受け入れ表明ゼロ。 2012.4.7
11. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 5  2012.4.2
10. ガレキ広域処理(8000ベクレル)の落とし穴 4 2012.3.30 
9. 坂出市に続いて高松市もガレキ受け入れ困難 香川2012.3.29
8.ガレキ広域処理の落とし穴3  2012.3.28
7.ガレキ広域処理の落とし穴2 2012.3.21
6. ガレキ広域処理の落とし穴1  2012.3.18
5.ガレキ問題 四国の状況 http://lituum.exblog.jp/17968498/  2012.3.14
4.ガレキの広域処理  http://lituum.exblog.jp/17963290/ 2012.3.12
3.「瓦礫」のトリック http://lituum.exblog.jp/17925190/ 2012.3.7
2.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 1 2012.3.6
1.全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法 2 
2012.3.6


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・
       河北新報社 web 2012年4月8日

国、楢葉にがれき集積場 来月にも着工 警戒区域で初
 東京電力福島第1原発事故で大部分が警戒区域となっている福島県楢葉町の沿岸部2カ所で、国が5月にも東日本大震災で発生したがれきを保管する集積場の整備を始めることが7日、分かった。震災から1年以上たっても警戒区域内の震災がれきはほとんど手付かずの状態で、同区域内で大規模ながれきの保管場所の整備は初めて。
 環境省や楢葉町によると、すでに町内2カ所に計約2.5ヘクタールの用地を選定、土地所有者らと契約に向けた最終調整を進めている。来月にも着工し、夏以降、町内のがれき約2万5千トンを順次搬入する。今後、警戒区域の再編に伴い、本格化する町の復興に向けた作業の後押しになると期待される。
 集積場に運び込まれたがれきは可燃物と不燃物に分別する。放射性セシウム濃度が1キログラム当たり10万ベクレルを超えたがれきは、除染ごみを保管するため国が整備予定の中間貯蔵施設に持ち込む。
 10万ベクレル以下の場合、可燃物は国が広野町などに設置を目指している仮設焼却場での処理を検討。不燃物は管理型処分場での埋め立てなどを考えている。
 集積場は粉じんの飛散防止のための囲いを設置するほか、がれきの周りに土のうを積んで空間放射線量を低減させることも検討している。
 楢葉町の警戒区域は、全域が住民の立ち入りが自由となる「避難指示解除準備区域」に近く再編される見通し。住民帰還に向けてインフラ整備や家屋の解体作業が本格化する。町の担当者は「震災がれきの撤去が進めば農地の復旧も可能になる」と期待を寄せる。
 楢葉町を含む福島県沿岸部6市町の警戒区域内で、地震や津波による震災がれきは、推定で約47万4千トンに上り、ほとんどが放置されたままになっている。
 環境省は楢葉町以外でも、警戒区域を抱える沿岸部の自治体で震災がれきの集積場の用地選定を急いでいる。

  by setonokaze | 2012-04-09 01:48 | ガレキの広域処理

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