ガレキ広域処理(バグフイルターの論拠)の落とし穴 6  #ガレキ

バグフイルターでセシュウムが除去出来るから、
ガレキの広域処理は安全安心だという。
本当なのか?
また、どういう経緯で安全となってしまったのかググってみた。


昨年5月15日に急遽行われた環境省の災害廃棄物安全評価検討会(第1回)を考察する。
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/01-gijiroku.pdf

事前資料の配布もなしに、日曜日に急遽開かれた、環境省の有識者会議の議事録。
内容は用意された議案に沿っての決定だ。><
どうも、このバグフイルターに関する検討が事の始まりらしい。
非公開のこの会議で重要な決定がなされたようだ。

バグフイルターがほぼ100パーセント集塵出来る。
発言したのは大迫委員だ。

「ごみの中に入っているセシウムが燃えた後に、まずボトム アッシュ、
我々は焼却主灰と言いますが、底に残る部分のアッシュに半分。
それから、飛灰と して排気ガスと一緒に飛んでいくばいじんとしての飛灰、
これに半分の50%が移行していたと いう報告がございます。」

とあるから、
焼却主灰に半分、飛灰に半分の50パーセントが移行している、
合わせて100パーセント。排ガスで抜けるセシュウムは0パーセントと言う主張だ。
飛灰はバグフイルターでほぼ100パーセントとれる。との説明。

セシュウムで実験したデータではないようだ。
しかも、添付資料が見れないので、確定は出来ないが、
実際に、大迫委員が実験した様ではないし、
大迫委員の類推にしか過ぎないようだ。
100パーセントを証明する事は出来ないと推察した。
セシュウムについて、実験していないものを、
セシュウムに適用するのは、危うい事だ。
リスクが高すぎる。

だから、
メーカーが100パーセントとれない。と言うのが、流れ、
島田市では60パーセント位しか捕捉してない。などがでるのだろう。

この
大迫委員の説明を環境省が丸呑みしたには間違いない様だ。
この方針が決まってから、もう1年になろうとしている。
環境省は追認試験、データを既に持っているはずだ。

100パーセントバグフイルターでセシュウムが除去出来ているのなら、
公表すべきだし、
巷で言われている様に60パーセントしか除去出来ないなら、
今、全国で始めようとしているガレキの焼却は中止すべきだ。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                        
委員会名簿
井口哲夫  名古屋大学大学院工学研究科教授
大垣眞一郎 独立行政法人国立環境研究所理事長 (座長)
大塚 直  早稲田大学大学院法務研究科教授
大迫政浩  独立行政法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター長
酒井伸一  京都大学環境科学センター長
新美育文  明治大学法学部専任教授
松浦紳之  近畿大学原子力研究所教授
森澤眞輔  京都大学名誉教授

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用・・・
災害廃棄物安全評価検討会(第1回) 日時:平成 23 年5月 15 日(日)14:00~16:30
災害廃棄物安全評価検討会(第1回) 議事要旨
日時:平成 23 年5月 15 日(日)14:00~16:30 場所:環境省第 1 会議室
出席委員:大垣座長、井口委員、大迫委員、大塚委員、酒井委員、杉浦委員、新美委員 オブザーバー:経済産業省原子力安全・保安院放射性廃棄物規制課 中津課長
福島県生活環境部 髙松次長
財団法人 日本分析センター 池内理事 環境省:南川事務次官、谷津官房長
廃棄物・リサイクル対策部 伊藤部長 廃棄物・リサイクル対策部企画課 坂川企画課長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室 吉田室長 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課 山縣課長補佐 水・大気環境局大気環境課 手島課長補佐
※会議は非公開で行われ、終了時の次官挨拶は公開された。

 大迫委員の発言抜粋 
24頁
「それから、そのばいじんとして排ガスと一緒に飛んでいくわけですので、通常は廃棄物焼却 炉においては、排ガス処理の、特に集じん装置において除じんされます。近年の廃棄物焼却炉 においては、バグフィルター方式を、これはダイオキシン対策ということで、この分野の中で 進めてきた対策技術がほぼ主流でありますので、高い集じん効率が確保されています。下に参 考として書いてございますが、排ガス中のばいじんに関して、サブミクロンから数百μmぐら いが大体ばいじんの粒径の範囲で、平均粒径は20~40μmなんですが、集じん効率については、 バグフィルターの場合は、安定条件で動かせば、粒子径によらず、ほぼ100%。」

25〜26頁
○杉浦委員 3ページ目の真ん中のところで教えていただきたいんですけども、セシウムは燃 焼したときに揮発するということで、主灰に残っているのは50%かもしれませんけども、フラ イアッシュについているのかどうかということで、揮発して蒸気状でいたら、フィルターで取 れるのか取れないか、木材を燃やしたときに大変な影響があるので、そこら辺も尐し教えてい
-25-ただければと思います。
○大迫委員 今、私どもの解釈だと、もちろんガスは冷却されていきますので、セシウムの塩 素化合物であっても、あるいはセシウム自身の揮発されたものであっても、物性から見ると、 このバグフィルターの温度、あるいはそれ以前の冷却過程で凝結して固体になっているという ふうに考えて、あるいはヒュームとして液滴になっているかもしれませんが、そういった形で フライアッシュにほぼ移行しているというように理解しております。
○杉浦委員 大変安心しました。

  by setonokaze | 2012-04-08 14:15 | ガレキの広域処理

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