3.12福1原発1号機爆発 中央制御室の当時の生々しい様子 #原発

3.12福1原発1号機爆発 中央制御室の当時の生々しい様子

「全員マスクをつけろ」「何があった」天井は崩れ、
風圧で開いた扉が歪み、動かなくなった。
線量は100msv/hを越えた。
当直員が水素爆発を知るにはさらに数十分を要した。
生々しい現場の様子が伝えられている。
緊急対応に不慣れな作業員らの苦戦が見て取れる。
まさに、原子力発電所が吹っ飛ぶなどは想定外の事、青天霹靂だったのだ。
東電社員らの生々しい証言。

1カ所に
4個の原発を造るなんて、危機管理が出来ていない。
弾薬庫は一棟ごとに土嚢で囲み、隣の弾薬庫に被害が及ばない様にしている。
花火工場も独立させてそれぞれを一定距離はなして、安全を確保している。
こんな当たり前の事故予防措置も取られていない原発が安全だなんて、
お上も、マスコミも異常だ。

原発は、税金、電気料金からざぶざぶの補助金がある。
電力会社に取っては、とても美味しい話。
安上がりの金のなる木だから、
まるで、雨後のタケノコの様に作り、
ベントの排気塔、や 作業要員まで共用にしたのでしょう。
外にもいっぱい安くあげる為に省いたものもあるのだろう。
現場の人のため息が聞こえてくる。

今、全国各地にある、
現存原発もだいたいこんな程度の考えで作ったのだろうから、
きちんと、見直して、改修すべきは改修し、どうしてもヤバイ原発は
即廃炉にするぐらいの英断がないと、再び同じ事故を起こすのは自明の理だ。

私の考えでは、
現存する原発は、お上の定めた最低基準だけは、
クリアしているが、それは、最低基準であって、
充分に安全が保たれていないと思っている。

核を扱うのなら、
安全に関しては、限りなく100点満点でないとならないのに、
まあ40点だけど法律違反ではないので仕方ないか。ではだめだ。
だから、だいたい10〜20年に1度大きな事故を起こしている。
今後も必ず起るだろうと確信している。

 
                         引用
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・             
                  河北新報 2012年03月19日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120319t63008.htm

水素爆発直後を東電社員ら証言 福島第1原発事故

東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故のさなか、現場の東電社員や協力企業の作業員は、相次ぐ水素爆発や被ばくの恐怖と闘いながら、過酷な収束作業を続けた。連鎖的な危機に陥った原発で何が起きていたのか。中央制御室など原発中枢にいた社員、作業員らへの取材で、当時の様子が浮かび上がった。
余震が収まった次の瞬間、爆発音とともに押しつぶされるような風圧が1号機中央制御室を襲った。昨年3月12日午後3時36分のことだ。
 「全員マスクを着けろ」。当直長の大声が制御室内に響いた。不眠不休の作業の疲れから全員が息苦しい全面マスクを外し、放射線量の高い1号機側を避け、2号機側の床に座り込んでいた。横たわっていた人もいた。
 「人は大丈夫か。何があった」。免震重要棟会議室にある緊急対策本部から有線電話が入る。当直員十数人も何が起きたのか分からない。
 天井は崩れ、風圧で開いた扉がゆがみ、動かなくなった。線量は毎時100ミリシーベルトを超えた。当直員が1号機原子炉建屋の水素爆発を知るには、さらに数十分を要した。
「集合写真を撮ろう」
 自分の持ち場で黙々と収束作業を続ける当直員たちの中で、1人が声を上げたが、誰もが「疲れて動けなかった」(当直員)。言いだした本人がカメラを手に一人一人の姿を撮影し終えると、間もなく、「中央制御室に2人を残し、免震棟に集まれ」と指示があった。
 「非常扉から外に出て状況を確認しろ」
 14日午前11時1分、3号機原子炉建屋が水素爆発。対策本部の幹部が3号機中央制御室に指示すると、同じ会議室内で作業員が大声を上げた。
 「そんなことできるわけないだろう」
 3号機周辺の放射線量は毎時数百ミリシーベルト。外で作業をしていた東電や協力企業の社員、自衛隊員11人は飛び散ったがれきなどに当たって負傷した。
 免震棟にいた協力企業の作業員は「生きた心地がしなかった」と振り返る。
 16日未明には、自衛隊ヘリが原子炉に水を投下する冷却作戦が浮上。「投下目標」を照らす決死隊が募られた。
 「現場に行ってくれる人間30人が必要だ。前に出てくれ」。会議室の円卓に陣取る幹部20人以外ほぼ全員ということだ。放射線量の高さから未明の散水作戦は延期されたが、危険な作業では志願者募集が繰り返された。
 社員や作業員が集まる免震棟では、傷病者が相次いだ。意識を失い起き上がれなくなった東電社員が、第1原発内の医務室に運ばれた。「怖い、怖い」と言って震え続けていた人は、精神疾患が疑われ、福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)の医務室に搬送された。
 作業員の1人は「原発は1カ所に一つだけにすべきだ。複数の原発が一度に非常事態に陥ると、膨大な作業に要員が追いつかず、個々の作業員の被ばくも深刻になる」と指摘する。  

  by setonokaze | 2012-03-23 21:20 | 東電原発事故

<< 2022までに脱原発 ドイツの... ガレキ広域処理の落とし穴 2 ... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE