東京湾のセシュウム 2 #genpatsu
今日の朝日新聞 ニュースがわからん に東京湾のセシュウムの記事が出た。
分かりやすくニュースを解説するコラムなのだが。
ちょっと気になる。
読者が読んだら、何だ、心配ないじゃん と取られないからだ。
やたら不安を言うのも、安心を言うのも慎重にすべき時期だ。
魚の体内にはほとんどないよ。
今、ゴカイがどうかこれから調べる段階。プランクトン、貝,海藻等も調査が必要。
どう推移するかこれから慎重に見守る。
のが正確なとこだと思う。
わずかな兆候を見落とさないのが、公害を起こさない為の基本。
軽々しく、安心を印象づけるのはよろしくない。
関東平野、上流域が巨大なセシュウム収集装置を構成している。
そして、東京湾は巨大なセシュウム沈殿槽なのだ。
まずその認識が大切。
しかもその沈殿汚泥(セシュウム等の放射性物質)を取り出すすべが今の所ない。
自然消滅を待つのだろうが、セシュウム137でも、半減期約30年。
すなわち1/16になるには120年もかかる。
参考に言うが、ウラン238半減期は45億年。プルトニュウム239でも2.4万年だ。
放射性物質については、F1爆発事故で未経験の事態なのだ。
慎重を期すのは、当たり前だ。
注)個人の感想です。
引用
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朝日新聞2012年2月20日
by setonokaze | 2012-02-20 19:55